怒りの感情とは何だろう?
怒りって何だろう?
アドラー心理学によれば、怒りは2次感情であるとされています。
2次感情であるということは、1次感情も当然存在します。
では、1次感情から学んでいきましょう。
1次感情とは・・・
悲しみ、不安、寂しさなどといった、怒り以外のネガティブな感情のことを指します。
つまり、
2次感情である”怒り”を道具のように使ってしまうのは、1次感情で相手に伝わらないときなんです。
例えば、
「なんで分からないんだ!?」
と相手が怒ってくるのは、分かってくれないのが悲しいからなんです。
怒りというのは、ぶつければぶつけるほどエスカレートしていくものです。
なので、相手に気持ちを伝えるときは、1次感情を伝えてください。
確かに事情は様々でしょう。
それでも大事になるのは、
自分の事情をきちんと伝えたいのなら、まずは相手の事情を受け止めてあげること
これがしっかりできないと、また今日もあの人と喧嘩する羽目になるかもしれません。
参考
「パニック」ってどういうもの?
ネガティブな感情を抑えれば抑えるほど、その感情は上がっていくもの。
不安を抑えようとすると、いずれそれは怒りとなるのです。
怒りを感じているはずなのに、
何故か不安や恐怖や悲しみを感じてしまうことはありませんか?
これは、怒りを押さえつけたせいで他の感情も爆発してしまったからです。