瞑想

自分自身が勝手に作り上げる頭の中のおしゃべりは止まりません

人によって効果があったり、無かったりするかもしれない。

しかし、かかるコストは些細な時間だけ。

 

 

 

ストレス対策、不安のコントロールストレスがない状態でも、不安は消えない。

ストレスは終わらない。結局。

 

やり方

めっちゃ分かりやすく言えば、

隣にいる人が持っているペンに注意を向ける。

これだけでも瞑想の効果が期待できる。

 

感情や思考が浮かんでも、それを追わず呼吸に戻る
何か考えていることに気づいたら、それを追いかけず、「考えた!」とココロの中でつぶやいて、意識を呼吸に戻します。感情や思考に何も判断を加えず そのままにして、ただ呼吸に戻る繰り返しは、何度でも「今」に戻ってくる練習になります。どっしり坐り、意識を抑え込むものではなく、呼吸を操作することでもなく、自然な呼吸を続けていると、今、この瞬間に生きていることに、感謝の気持ちも自然に湧いてくるものです。

 

マインドフルネス瞑想は”今ここ”に集中する瞑想法で、自分が今どんなことを考えているのか?感じているのか?を気付くことを目的にしています。

具体的には足を組んで姿勢を正して座ります。そして目を閉じて自分の呼吸に集中します。

続けているといろいろな考えや思いが頭の中に出てきますが、そのような考えが出てきたら、再び呼吸に集中します。

最初はなかなかうまくいかないかもしれませんが、DaiGoさんは呼吸の回数を数えることを推奨しています。

息を吸って吐いたら1、吸って吐いたら2という感じです。21まで数えたら、また0から戻るというのがDaiGoさんの方法です。

 

4秒吸って6秒吐く

 

大事なのは、姿勢・呼吸はゆっくり・注意のコントロール

 

判断せずに感情を観察している状態

 

 

効果一覧↓

・脳を鍛える

・集中力を上げる

・相手を理解する

注意力の向上

 




恥を与えたり与えられる行為は、人間関係の崩壊を招く

人間関係を築いていくうえで、『恥』の感情は無視できない。

 

 

自分の立場を失くすような状況を周囲に見られたとき、「恥ずかしい」と感じる。

恥ずかしさを感じると、動揺している自分を誤魔化そうとしたり、人との接触を避けることもある。

ご存じのとおり、『恥=苦痛』であって、本能が無意識に恐れてしまう。

 

 

例えば、

●良かれと思ってやったのに、上司がそれを人前で注意する

●何らかの失敗をした相手に「君って本当ミスするよね」と伝える

たったその程度のことで、恥ずかしさを感じる人が多いはず。

 

恥の意識は誰しもが感じたことがあると思いますが、この感情を侮ることなかれ。

恥はこれからの人間関係を左右させる重要な感情だということをまずはお伝えしておきます。

 

 

『恥』の取り扱いは激ムズ

まず初めにお伝えしたいことがあります。

 

自分が恥を感じても、相手に恥を与える発言をしても、何も良いことはないのですよ。

お互いにネガティブな行動しか増えません。

 

人間関係をぶっ壊して遊んでみたい人にはオススメですけどね。

 

 

 

「いやいや。恥を与えるような発言なんてしないし」とか考えても無駄で、

恥を感じることは簡単で、恥をかかせることはさらに簡単だから。

 

その事実が恥の感情をネガティブに、厄介さを増長させています。

 

恥の原因を知っても避けようがない

恥をかくような体験を何度もしてきているせいか・・・

恥をかく原因はほぼ決まっています。

 

 

原因は主に3つ。

 

①睡眠不足である

②コンプレックスを突かれた

③自分が本当に大事にしていることで失敗した

 

 

3つのどれかに当てはまっている人に対し、

少しでも責めるような言い方をすれば恥を与えて終わり

 

 

該当しないような気遣いができれば、人間関係をうまく築いていけると思います。

 

しかし残念なことに、

上記の3つは誰もが当てはまりやすいためか、恥の感情には振り回され続けてしまう。

 

 

恥の対処は難しい!

 

恥のケアを行おう

 

恥を感じるのも、他人に与えるのも簡単にできてしまう。

 

もうどうしようもない

 

どうしようもないけれど、恥を与えた後の行動次第では被害を少し抑えられる。

 

誰かに恥をかかせてしまったあとは、ケアを行いましょう。

 

 

確認しよう

「相手のために言ったから」

「悪いことは悪いといわなきゃいけない」

「自分がそうだった」

ぜーんぶ、どうでもいいっす。

「恥を与えた/与えてない」で考えてください。

 

 

意見を言うのは間違いだとは思いません。

「恥を与えているのだから、その後のケアをしないと逆に自分が恥を与えられるよ?」という話です。

恥を感じても冷静でいられる自信はあるの?

 

 

こんなケアでOK

相手が部下の場合・・・

見るからに落ち込んでいるときは、

「何かあったら声をかけて」

ちょっと気にしている感じなら、

「この仕事お願いしてもいいかな?〇〇さんにしか頼めなくて」

など。

 

 

 

上司が部下に恥を与える光景はなんとなくイメージできるはず。

しかし意外と、親が子供にうっかり恥を与えることも多いので注意。

 

「そんなことでは、大人になったらやっていけない」

「ほかの子はもっとしっかりやっている」という比較など・・・。

子供の行動を否定し、恥を与えてる愚かな行為です。

 

子供に恥を与える理由は1つしかない。

注意する親自身が周りの目に敏感で恥を感じたくないから。

 

部下に恥のケアをしたくないのはまだ分かる。

しかし、相手が大事な我が子ならば、そうも言ってられないのでは?

 

 

 

恥を与えないように、共感を示せる発言を心がけよう。

否定をしたら、すべて台無しになる。

 

 

『恥』を感じて起こること3つ

恥の感情によって、どのような行動を取ってしまうのかをご紹介します。

 

恥は簡単に感じれてしまうくせに、

恥を感じている人がとる行動は基本ネガティブなもの。

 

恥をかくと、

どのような行動が増えるのか3つご紹介します。

 

①自分と相手を混同する

恥を感じると、共感能力が低下します。

共感能力が低下すると、相手に嫌な思いをさせる言動をとりがちになるので注意が必要。

その理由は、

『共感』とは、恥を含めた様々な感情に耐えながら、「あなたと私」という関係の間に橋を架ける作業だからです。

 

共感の流れ

①相手に対するイメージを捨てる

②相手に意識を向けて、相手の気持ちを受け取ろうとする

③相手と自分に橋がかかる

 

言葉にするとシンプルではあるけれど・・・

恥を感じると、このやり取りができなくなります。

 

恥を避けながら過ごしていくと、共感能力を発達させることはできない。

 

 

共感能力の低下が引き起こすこと

すぐに誰かを責めるような発言や、人をネガティブにするような人は、共感能力が低すぎることが原因です。

「傷つけたい!」という衝動がコントロールできない人もいるし、そもそも相手が嫌な思いをしていることを一切考えられない人もいる。

 

 

 

共感能力が低い状態とは、

視野が狭くなる

不機嫌になる

語彙力が幼児並みに

 

これらは、

恥をうまく処理できない人や、プライドが高い人によく見られます。

その先に待つのは、恥を自分以外である他人に向け始める行為です。

 

ドッペルおにいさん
代表的なフレーズは、「そんなミスくらいいいじゃん!」

指摘者がおかしいことを伝え、罪悪感を与える

 

自分の恥を周りに与えるような行為を、「射影」といいます。

詳しくは。コチラで書いていますのでご覧になられてください。

 

 

 

本当に能力がある人ならば、恥を与えられたところで、失われた恥は能力で何とかできます。

しかし、特にプライドが高い人は、現実を歪めて膨らませた自信で身を包んでいます。
根拠の無い偽者の自信では、周りに恥を与えて誤魔化すくらいしか方法がとれないんですね。

 

どれだけ表面上は自信があっても、能力がないと意味がない。

簡単に見破られるし、何より嫌われる。

 

②自尊心を取り戻す目的で接する

恥をかいたら、どうしても自尊心が低下してしまいます。

うまく対処できれば問題はないけど、プライドが高い人にとっては非常事態です。

 

恥を回避する人は、キレてなんとかすることは上で述べた通り。

キレた後の行動もやばいけど、自尊心を回復させようとする行為もやばいです。

 

自尊心の回復目的のコミュニケーションとは、

自分が「勝てる」と思った相手の株を下げるようなものです。

 

恥を与えられたあとに相手を批判することで、自分の株が下がった現実から目を背けることができます。

そのため、批判のターゲットとして選ばれるのは、自分よりも劣っている相手だけ。

 

人を見下すような言動ばかりの人は、恥の感情をかなり恐れています。

その裏にあるのは、「本当は自分には能力がない」という不安感なのです。

その不安を鎮めるためにも。「お前よりもすごい」ことを周囲に必死に訴えかけ続けます。

その方法しか知らないんですね。

 

 

こういうときは自尊心コミュニケーションかも?

〇武勇伝語りが多く、それを適当に流したり褒めなかったりすると不機嫌になる

〇いい大人のくせに、明らかな無視をする

〇人の輪の中に積極的に入ろうとする

 

不機嫌な顔を見せてくる人や、無視をしてくる人は、

「自分が勝てると思った相手」

「こいつは俺を褒めて自尊を高めていればいい」

と思った対象にだけ。

③妬みが生まれ、粗探しをする

自分に無いものを持っている優れた人を目の当たりにすると、妬みの感情が湧きます。

 

妬みとは、自分と他人を比較し、他人の優れた部分を羨むことで、それが憎しみに変わるような感情のことです。

 

他にも下の例のように、

大袈裟な褒め言葉から始まり、自分をけなす言葉が続いたときもこれに該当します。

 

「○○さんって入社したばかりなのに本当に凄いよね!」(誉め言葉)

「私なんていつも怒られてばかりだから。○○さんのようになりたいなぁ」(自分をけなす)

 

一見すると、言われた側は気分は悪くないですね。

 

しかし、所詮は妬みを抱きながらの誉め言葉。

褒めるに値するような人でないと分かると、もう褒めることはしなくなります。

妬みからの誉め言葉とは、「気づける自分はすごい」というアピールにすぎないからです。

 

 

妬みを抱きやすい人間は、粗探しを行い自分よりも劣っているところを探します。
誰かの不幸を見て、人知れず笑みを浮かべます。

相手を妬むだけで能力を上げようとしないので、もう救いようがありません。

 

 

ポイント

●自分の非を中々認めようとしないのは恥の回避手段の1つ

●妬みの感情を抱くというのは、失われた自尊心を今まさに回復させようとする決定的瞬間

●その回復させる手段として用いられるのが、相手への攻撃。

 

妬みに気づくということは、自分が劣っていることを認める行為なので、
恥の意識を嫌っている人は、何としてもその苦痛から逃れようとします。

 

 

恥と妬みは、繋がっているのだ

 

恥の感情と向き合う3つのポイント

恥に振り回されないためには、日頃から共感能力を鍛えていくことが必要です。

 

ポイントを3つお伝えするので、参考にしてください。

 

 

  • ①恥をかくのがイヤでプライドが高くても、会話に「ありがとう」をねじ込む
  • ②自分の得意なこと、苦手なことを書き出したりして把握する。
  • ③起床したら瞑想する。

 

①感謝を口にすることで、定期的に恥の感情から意識を遠ざけます。

 

②得意なことや苦手なことはしっかり把握して、苦手なことは誰かにお願いするべし。

 

なんでも完璧にこなそうと考えると、恥を避けがちになる。

 

③瞑想は、恥を感じる毎になるべく早く正気に戻す手助けとなるのでマジおすすめ!

 

 

まとめ

ま恥を感じたり与えたりしても良いことはない!

 

では、ポイントをまとめます。

 

以下の3つに当てはまると恥に振り回される

 

  1. 睡眠不足になる
  2. コンプレックスを突く・突かれる
  3. 大事にしていることでの失敗

 

 

 

恥を感じた状態になると?

 

  1. 自分と相手を混同する
  2. 共感能力が低下し、余計な発言が増加
  3. 失敗による自尊心回復のため、自分よりも下とみなした相手をターゲットに選ぶ
  4. 妬みによる粗さがしが増える

 

 

 

恥の意識に振り回されないためには、共感能力を鍛えることが大切。

「感謝されて嫌がる人間はいない」

「得意・不得意の把握」

「瞑想をして適切な状況判断をする頻度を増やす」

 

この3つを覚えておくといいと思います。

 

 

恥による悪影響を理解できたら、

「恥の伝染『恥の投影と屈折』」を次の記事でご紹介します。

 

恥はどのように人に移っていくのでしょうか?

 

 




今後も会社で働くつもりなら、人間関係に役立つ言動をしていこう

以下のような職場環境を想像してみてください。どう思いますか?

 

働きたくないよね

  • 忙しい状況での上司の指示が早口で、質問もしづらい
  • 理由が分からない、言われたままの作業をして怒られる
  • 仲が良すぎるアットホームな環境。周りの意見が一致していて反論できずにストレスになる

 

 

 

人と関わっていく環境で仕事をするのなら、やはり安全な環境で働きたいですよね。

 

 

自分が置かれている職場環境を見直してみよう。

 

「わたしの考えはこうです」

「分からないので教えてください」

「もっとこうしたら効率良くできませんか?」

と言えますか?

 

 

 

ドッペルおにいさん
素直に質問したり、素直に意見が言えるのか?

この2つが結構重要

 

 

まぁ都合よくそんな職場で働けるワケもなく…。

期待すると100%裏切られます。

 

 

 

しかし悲観することなかれ。

安全な職場はないが、安全を妨げようとする輩の対策自体は可能。

 

早い話が、

上司や同僚からの精神攻撃にいかに備えておくかが大事なのだ。

 

 

 

人間関係でやってしまいがちな落とし穴

自分に自信がないのって私だけじゃないよね?

人の目が気になってしょうがないのが私だけじゃないよね?

 

まぁそれもそのはずで、

会社で働いていく以上、どのような協力関係が築かれているのかを意識する必要がある。

何の取り柄も持ち合わせていないのだから、人間関係を疎かにしたら生きていけない…。

 

 

不安な心で怯えながらも、

偽者の自分を演じてうまく立ち回るには、安定した心の状態を保たなきゃいけない。

 

 

さあ、人間関係で見直せるものは見直そう。

 

 

人間関係に役立つ言葉=状況に合った言葉

どんなにポジティブな発言でも、状況にそぐわなければ嫌われる。

 

 

 

 

相手の悪いところを指摘するとき

「たとえ言いづらいことでも、相手の為になるから悪いところは指摘するべきだ」

そう考えたことがあると思います。

 

だけどこれには条件があって、

相手が自分を信頼してくれていないと成り立たないことに注意しよう

 

 

嫌いなやつから指摘されて、改善しようと行動する人はいない!

 

 

 

ポイント

何回言っても聞かないヤツがいたら、信頼されていないってことで。

「じゃあどうしたら信頼されるだろう?」

もしくは、

「さっさと諦めよう」

このどちらかを選んで、やり方を早く変えるべき。

 

 

 

正論で人を動かそうとしない

どんなに筋の通った正論でも、人に影響を与えられなかったら意味はない。

 

たとえば元気のない人を励ましたいとき。

 

「何があったか知らないけど、給料もらってるんだから集中しないとダメだぞ」みたいな正論を言うバカがたまにいる。

 

だけど、元気付ける目的としては大間違い。

 

 

 

状況によって、正論は役に立たない言葉に変わる

 

 

 

問題が起きたり、ミスがあった場合

自分がトラブルの当事者だったら、

いろいろ思い悩んだり、ふいに感情的になったりもする。

 

トラブル後は、そうやって行動が決まっていく。

 

 

被害妄想が行き過ぎれば、誰とも話そうとしない

誰かが定期的に声をかけてくれれば、立ち直りも早い

など

 

 

「落ち込んでいる相手を励ましてあげたい」と多くの人は考えはするもの。

しかし、感情的になった相手に「冷静になろう」という声掛けといった意味のない行動をすると余計なトラブルを呼ぶ。

 

 

 

 

 

ミスをして落ち込んでいる人に求めていることって、

「思考や感情にとらわれる時間を減らして、意味ある行動をとって欲しい」みたいなもの。

 

単に、

「励まそう」という目的で声をかけようとすると、状況にそぐわない言葉を口にするので注意しよう。

 

 

 

ドッペルおにいさん
仕事でミスったとき、周りからどういう声をかけて欲しい?

自分なら、「何かあったら気軽に声かけていいからね」

かな。

 

 

プライドが高いと、周りに悪影響を与えたり無駄なエネルギーをつかう

プライドが高い人は、相手の『状況』を考える能力がない。

よって、言葉のコントロールができない。

 

 

 

プライドが高い人は、変なところで物事に白黒つけたがる。

また、自身の考えが正しいかどうかに執着しすぎてしまい、余計な発言が多いのも特徴。

 

「あれって前々から俺が言ってたことなんだよね」

だから言ったじゃん」

「前の会社を辞めるとき、引き留めはあったけど、給料上がらないから辞めてやったんだよね。」

・・・ちょいちょい突っ込みたくなるような発言をするから面白い。

 

 

物事を白か黒で判断することは、 うまくいけば気が済んで、 ほとんどはイライラするだけ。

 

白か黒かで判断することが間違いであると言っているワケじゃなく、

自分の考えにいつまでも執着し、周りに悪い影響を与えてくるからプライドは邪魔。

 

周りがあなたの意見を求めている状況であれば、自身の考えを述べればいい。

だけど、

聞いてもいねえのに、自分の考えを1から10まで話すヤツってうざいよね。

 

 

言葉のコントロールが下手な人こそ、プライドが高い証拠。

ほんと嫌いだし、しっかり周りから嫌われてね。

 

 

思考と現実は切り分ける

考えていること(思考)と、現在自分が実際に置かれている状況の切り分けも大事。

 

分かりやすく例えましょう。

理由も分からずにイライラしてしまうような状況を想像してみてください。

 

 

こんなとき、「機嫌が悪いんだろう」と判断するのが普通で、「じゃあなるべく他人と関わらないでおこう」って考えてしまうはず。

 

 

自分の思考に対する判断と対処は、当然ながら自由。

しかし、「この行動をとるべきだ」と確定させていいかはまた別の話。

 

実際に機嫌が悪いのかはその人自身も無自覚なこともありますから。

 

 

そのため、

機嫌が悪いと判断した後の自分の行動が、他人にとっては不快に映ってしまうこともある。

 

そうならないように、

考えたことと、今自分に起こっていることはしっかり切り分けましょう

ということです。

 

 

「こうすれば喜んでくれる」 「この意見を聞かなかったら相手がおかしい」 という自己判断はやめる。

「自分が伝えた行動が増えたのか、減ったのか?」 と結果を見ながらアプローチを変えていこう。

その結果、自分が相手に求めている行動に行き着くはず。

 

 

 

 

相手の内面を責めない

内面が責められた状態というのは、

仕事の覚えが悪かったり、ミスが多い人に「仕事ができない」「不器用」「理解力がない」と伝える状態のこと。

 

そんなこと言われても、「もっと頑張るぞ!」とはなりませんよね。

 

傷つけておわりですよ。

 

 

内面を責めるというより、相手を傷つけるリスクがあるから宜しくない。

 

指摘を活かして欲しいなら、

どうしたら良くなるか? も伝えなきゃいけない。

 

 

『行動分析』で行動を改めさせる

『行動分析』とは、 望ましい行動を増やして、望ましくない行動を減らしていくことです。

それに加えて、状況に適した役立つ行動であることが重要になってきます。

 

上でも述べたけど、

役立つ言葉をかけてあげることが、安定した人間関係を築くカギ。

 

 

なので、望ましい行動や望ましくない行動についてみていきましょう。

 

望ましい行動とは、

相手の目を見て話したり、誰かを助けたり、素直に助けを求める行いのこと。

望ましくない行動は、

個性を認めなかったり、「 失敗したら許さん」などと、モチベーションを下げるような発言をすること

 

 

望ましい行動を増やしていくために、コミュニケーションUPに役立つポイントをご紹介していきます。

 

行動には「とれる行動」と「とれない行動」がある

望ましい行動を増やしていく中で見逃されがちなのが、「行動できる」ことが大前提であること。

 

これからやろうとしていることが、そもそも『行動』ではないのなら前には進まない!

 

 

どういうことかというと、

行動にはとれるものととれないものがあるから。

 

 

例えば、

他人とうまく関係を築けないという問題にたいして、「もっと笑顔でいよう」という対策をとったとします。

 

実はこれ、

 

「望ましい行動か否か?」という以前に、行動じゃない。

 

 

理由は2つあって、

「もっと〇〇」はあいまいだし、笑顔には基準がないから

笑顔かどうかは周りが判断するから

です。

 

行動じゃないものは、正しくない行動に分類される

 

 

行動分析を行って、正しくない行動を減らしていきましょう。

 

 

叱るという行動を分析

叱ること=必要なこと

みたいな頭の悪い考えをしている人っているよね。

 

叱るのが必要だと思われてしまう理由って、

やっぱり「相手に行動を改めて欲しい」から。

 

確かに、叱ることは行動を改めさせたいときの方法の1つだとは思います。

 

 

が、効率がクソほど悪い

 

 

効率が悪い理由

①叱った直後にしか効果がない

②信頼されていなければ、相手にネガティブな印象を与えるだけ

③叱ることを繰り返すと、相手は叱られることに慣れる。叱る強さ(?)を上げなければならない

④相手の心に余裕がなかった場合は強引に従わせられはするが、行動を改めさせる目的から大きく外れる

 

 

相手に嫌われるリスクを負って、効果も見込めない「叱る」行為をするくらいなら・・・

他の方法を探したほうが良くない?

 

 

ドッペルおにいさん

たとえば、

ミス直後の部下を叱ってもミスは減らない。

ミスの報告が減ってしまう。

これは、「報告をする=責められる」と部下は思ってしまうから

 

 

『見返り』を意識して、行動改善を求める

反対意見や改善点を言われたときほど、相手には『良い見返り』を与えることを心掛けてください。

 

『良い見返り』とは、

「気づかなかった!やってみるよ!」とか、「次やるときは助けてもらっていい?」など。

相手の話を聞いており、伝えてくれた相手を尊重するような内容にするイメージ。

 

『悪い見返り』とは、

「え?なんで?」とか、「自分はこういうやり方だから」など。

 

「なんで?」という言葉は、相手を問い詰めてネガティブを与えるもの。

自分の意見を否定されれば、誰だって頭にくるでしょ。

 

 

逆に、相手に悪いところを伝える側の場合。

「○○すべき」はネガティブを与えがちなので、 「私は○○だと感じたよ」 みたいな言い方をすれば、後々の人間関係が楽。

「メッセージを送る」と覚えておくといいでしょう。

 

 

ネガティブなことを指摘したり、指摘を受けたりする場面は度々やってくる。

そんなとき、お互いの関係を崩さずにいきたいよね。

 

 

 

厳しくするとどういう行動になる?

下手に相手を甘やかすと、調子に乗ったりするから良くない

「厳しさも大事である」

みたいな古い考えを持っている人はいる。

 

しかし、『厳しさ』を活かすには条件が2つある。

相手と信頼関係が築けていること
「相手には能力がある」と確信していること

 

そもそも『厳しさ』とは、

ケガや命の危険があるときに、ふざけた行動をとった相手に効果がある。

 

仕事で厳しくする場合でいえば、
厳しくすることで指導の実感を得られはするが、メリットはこれしか考えられない。

そのために、相手にストレスを与えるリスクをとるのはいかがなものか。

 

 

わたしの結論を述べると・・・

「相手のため」って口にするやつは、
厳しさで相手の行動を変えるような器用なことはできない

 

大半の人は厳しさで人を動かすことができない。

 

 

厳しい人は、

コミュニケーションが下手なだけじゃ!

 

 

感謝に理由を添えれば最強のメッセージに

感謝。

すなわち「ありがとう」は、人間関係を良くしたいときに使える最強ワード。

 

そんな「ありがとう」だけど、もっと有効に活用するために、「感謝+理由」を心掛けましょう。

 

「〇〇してくれてありがとう」だけでなく、

「〇〇してくれたおかげで、〇〇することができた。助かった~!」

みたいに、理由も添えられると、人の心を揺さぶって揺さぶって揺さぶることができますよ。

 

 

理由が添えられていると、「あなたのありがたい行動をよく見ていた」と思わせられる。

行動を肯定されると、誰だって嬉しいよ。

 

 

プライドが高い人は警戒される

後輩や部下ができたとき、自分が仕事で誇れるものがないと焦りませんか?

そうなると、「仕事ができると思われたい」と考えちゃうんですよね。

 

その影響でプライドが高くなって、他人にネガティブを与える言動が増える。

部下・後輩の意見を聞こうとしなかったり、

過去の自分の武勇伝を何回も聞かせたり

・・・など。

 

 

 

そんなプライドが高い人が相手だと、周りはどう思うでしょうか。

 

「この人と話すときは自分を守らねば」と身構えるはず。

 

そんな、

警戒された状態で行動を促しても、相手はまともに取り合ってはくれない。

 

プライドを急に失くすのは難しいけど、

せめて適切な状況で適切な人に助けてもらうことに慣れたほうがいいでしょう。

 

 

1日に一回、誰かに助けてもらおうぜ。

 

 

ドッペルおにいさん
「この仕事するの苦手だから、ちょいと手伝ってもらえない?」

みたいな、

自分は苦手であることを直接伝えるような言い方がいいだろうね。

 

 

ちなみに、

「あ、この人はプライド高いわ」という相手には、

会話の傾聴と、相手の会話の復唱がオススメ。

騙されたと思って意識してやってみよう。

仕事ができないワケでもないので、困ったときは仕事を手伝ってくれるだろう。

 

まとめ

本記事で伝えたかったのは、「役に立つ言葉」を心掛けてほしいということ。

その目的は、『安全』を手に入れるためです。

 

 

これからも職場で働いていくのであれば、人間関係はめっちゃ大事!

そのために、わたしは安全の確保を主張したいのです。

 

 

これまでの内容をざっくりまとめますよ。

 

まとめ

  • 信頼ゼロの相手から行動を促されてもムカつかれるだけ
  • 行動を後押しできないような役に立たない正論はゴミ
  • ミスを指摘するときは、その指摘で相手のその後の行動が左右される。
  • 叱るという行為は効率が悪くてリスクだらけ。
  • 相手の悪いところを指摘する状況に陥ったら、「メッセージを送る」とだけ意識して。
  • コミュニケーションで「厳しさ」の重要性を説いてくるやつは無視。コミュニケーションが下手なだけ。
  • プライドが高いと気付いたら、誰かに助けを求める訓練が必要。

 

 

「メッセージを送る」なんていいと思わない?

本来コミュニケーションってそういうものでしょうから。

 

「誰かに助けを求める」というのもいいよね。

わたしなんか、年上とか年下とか関係なく「うまくできないんですけど、助けて!!!」などと口癖のようにいいます。

 

 

 

「あの人は仕事ができない」などと思う人も多いだろうが・・・

どうやったらライティング能力を上げられるか?で頭がいっぱい。

それどころじゃない、ってことで許してね。




人にメッセージを伝えるときに心掛けたいポイント5つ

言い争いや議論が行われるときのことをイメージしてみよう。

「~~だからこっちが正しい」
「~~だからお前は間違っている」

のような、攻撃材料を突きつける言い方がよく使われませんか?

 

 

攻撃材料が正論であれば、説得力があって一見問題がないように思えますが・・・

たとえどんなに正しいことを述べれたとしても、相手の考えや信念を曲げれることは稀なのです。

 

 

「事実だから」とか、「正論だから」と指摘するのは正義じゃない。

どんなに親しい相手から言われても傷つく人は傷つくし、

ましてや職場の人間からベラベラ言われるとかストレスなんですよ。

 

 

正論でうまくいくのは、お互いがお互いを心から信頼しているときだけ

 

 

 

つまり、

言葉で相手に意見を伝えるのって結構難しいのですよ。

普段から何も考えずに意見を述べている人ほど、この記事を読み進めてほしいことを願います。

 

 

 

 

自分の意見の伝え方のポイント5つ

事実や論理では人の意見は変わらない、心は動かせない。

 

上で述べた通り、

自分が信頼されていなければ、ただ嫌われて終わり。

その指摘が的を射ている意見であるほど、相手は頑なに考えを譲らなくなる。

 

 

それらを踏まえ、周りの人たちを上手に動かしていきたいのであれば、以下の5つのポイントを押さえておきましょう。

 

あなたの助けになることをお約束します。

 

 

 

①情報の取り入れすぎに注意

ある分野の知識を蓄えて詳しくなると、先入観という問題にぶち当たることがよくあります。

 

どういう意味なのか?

まずはわたしで例えてみますよ。

 

 

「朝に瞑想をすると、忙しい日々の中で大事なことに気付く確率が上がる」

「人間関係の悩みは誰もが抱えるのだから、心理学の世界を知っておくのは意味がある」

「お笑いはチョー面白い。得に雑談しているときに、ボケがウケたときは気持ちがいい」

 

 

 

なのにどうしてみんなやらないんだろう?

知ろうと思わないのだろう?

 

って内心思っていたりするんですよね。

 

なので、

周囲の人達の意見を聞くたびに「ん?、・・・んん?」ってなることが多いです。

 

これが、「先入観」からくる問題です。

 

 

 

人間関係に活かせそうな情報を誰かに伝え、反論されたときなんて困りもので、

 

「悪口を言うのは時間のムダなので、瞑想をやってみたらどうですか?」

「瞑想の効果は他にもありますよ」

「あの有名人も瞑想してるんですよ」

などと、勧める理由を次から次へと思いつき、いかに自分の情報が有益か説得することがあるのです。

 

 

しかし、これで相手が話を聞こうとすることはなかったです。

 

 

注意

相手を説得する目的で思いついた情報によって、

相手からの反対意見を無視し、ますます「自分は正しい」と頑固になってしまう!

 

 

いずれにせよ、

どんなに頭が良くても、相手に何かを期待して意見するのはやめるべきでしょう。

 

 

②相手に意見を全部述べさせて、聞く耳をもたせる

他人の意見を聞き入れようとしない人は必ずいる。

他人の価値観を受け入れられない残念なヤツです。

 

他人の価値観を受け入れない相手に対し、『正論』で立ち向かっても時間のムダ。

反論されたり、無視されて終わり。

 

そんな人が相手だったら、どんな伝え方であれば意見を聞き入れようとするのだろう?

 

 

まず大前提として、相手に聞く耳をもたせたいなら、相手の気持ちを考慮するのが基本。

相手の気持ちを知ろうともしないのに、

「俺の方が正しい」とか、「アイツは話を聞いてくれない」なんて、そもそもやり方が間違っています。

 

 

 

相手の意見を聞くつもりがないのに、自分の意見を述べるのはやめよう。

正論とか事実とか、相手からすればどうでもいいこと。

 

 

言いたいことを言ってもらえるように促せるようになれば、人間関係のストレスが減りますよ。

だって、苦手なヤツへの『対策』がとれるようになるから。

 

 

苦手な人への対策とは

ここでいう『対策』とは、相手が大切にしている考え方を知ることです。

何を考えているか分からないような、

気持ちの悪いムカつくやつが一人でもいると、ストレスじゃないですか?

そんなヤツから放たれる、

理由の分からない「お前のことが嫌い」が一番面倒。

 

 

 

「嫌い」という考え方は、1つの理由だけでは成り立たない。

相手が抱く別の考え方や欲求、そのときの状況などが絡み合って成り立っています。

 

なのでどうしても、相手の考え方を洗いざらい話してもらい、把握しておく必要があると思うのです。

 

 

ポイント

たとえば、上司から「仕事が遅いから嫌い」と言われたからといって、仕事を早くしても状況は良くならない。

なぜなら、仕事が遅いという理由だけで、普通は人を嫌いにはならないから。

嫌いな理由をそのまま鵜呑みにしないように。

 

 

嫌われる理由は、こっちがいくら考えようが答えは出ないので無視します。

それよりも、相手が伝えたくて抱えているネガティブな意見を吐き出させることに専念しましょう。

 

言いにくいことを言わせることによって、こちらの発言を聞いてくれるようになりますよ。

 

 

 

 

③その場にあった感情を伝える

自分は楽しくて、相手は悲しい
・・・というように、自分と相手の感情が異なっていたら、同じ話を両者同じように解釈することはとても難しいですよね。

もしも「自分の話を自分と同じように楽しく聞いてもらいたい」ならば、まず初めに冗談なんか言って相手を楽しい気分にでもできれば、おそらく自分と同じ捉え方で理解してくれるでしょう。

 

 

しかし、

わたしの上司のように、偉そうに上から物を言う人は、どうやらこれが理解できないようです。

 

イライラしながら何かを伝えようとしたり、自分の言い分が理解されないと相手を責めてくるんです。

 

 

 

ドッペルおにいさん
日頃から高圧的で否定と口の悪い言葉で指示を出してくる上司がいます。

よく、「あれ?今日は元気ないよね」という発言をしてくる。

普段から元気が出るような言動をしないヤツから言われるとマジむかつくわ

 

 

 

相手に何らかの影響を与えるものの1つに、感情を用いる方法があります。
感情の共有は時間も手間もほとんどかからないので、とても便利ですよね。

 

 

しかし感情は、良い意味でも悪い意味でも、簡単に伝染してしまう。

 

感情のコントロールができない人にとっては諸刃の剣

 

 

 

知り合いと話すとき、表情・声色・態度・言葉遣いがいつもより違ったら、「ん?」って思いますよね。

 

 

どんなに仲が良くても、相手がイライラしていたら自分もイライラする。

逆もまた同じ。

 

 

 

ポイント

あなたの感情はあなただけのものじゃない。

感情は外部に漏れやすいことを覚えておく!

それに伴って、相手の行動は良い方にも悪い方にも変化するのだから。

 

 

 

 

④未来をイメージさせるような意見は聞いてもらえない

威圧感を用いて相手に恐怖を与えることで、自分の主張を無理やり押し通そうとするヤツはたくさんいる。

 

 

部下に指示を説明するのが面倒だからと、強い主張で切り出して指示した気になるバカ

「自分はお前よりも博識だ」と分からせるため、相手の意見はまず否定するバカ

などなど。

 

 

 

 

「恐怖で無理やり押し通した方が楽じゃん」

などと思うかもしれんけど、人間には『習性』というものが存在するのですよ。

 

 

 

それは何かというと、

 

自分にとってプラスだと感じる人間・モノ・出来事に接近する

逆にマイナスだと感じるものは回避しようとする。

 

 

 

つまり、

『快楽に向かって進み、苦痛から遠ざかる』という習性。

平気で恐怖を与えようとするヤツは、この習性を理解していません。

 

 

 

そもそも苦痛を感じる人と関わりたくないのに、

恐怖で無理やり従わせられそうになるとか・・・

ふざけんなって話よ。

 

 

 

 

恐怖や不安は、人を行動に駆り立たせる感情じゃない。
退かせたり、凍りつかせたり、放棄させたりする。

つまり、相手とケンカしたいときに使うヤツです。

 

 

 

恐怖や不安を与える言葉

「このままだと、良い会社に入れないよ」
「このままだと、結婚できないよ」

などなど。

将来の危険を呼びかける発言をしても、

相手はやる気を失い、行動させるよりも固まらせてしまうだけ。

 

 

勉強させたいなら、

「あなたは英語が得意だから、一度海外にでも行けばやりたいことが見つかったりしない?」とでもいえばいい

 

 

 

 

「勉強しなかったら良い会社に入れず、負け犬のような人生が待っているよ」

・・・こんな発言、いったい何の役に立つの?

 

 

 

将来の危機感を与える「ムチ」を使う理由とは

将来のことばかりに目が行っているような人は、
恐怖で周囲に影響を与えようとしてしまう癖があります。

 

その理由は単純です。
普段から現在に目を向けられていないから。

 

ドッペルおにいさん
気が付いたら、相手の未来を考えてしまっていない?

未来の相手と話をしてるの?

現在の相手を見ながら会話ってするもんでしょ?

 

勝手に相手の未来を想像しないでください

現在の相手を見てあげてください。

 

 

 

相手は他人からどんな話を聞きたいのでしょうか?

暇を持て余している人は、楽しい話。

悩んでいる人なら、「事態を好転させられるかもしれない」という『期待』じゃない?

 

期待感を相手に与えられる言い方ができるようになれば、相手はきっと行動してくれるでしょう。

 

 

 

ドッペルおにいさん
相手の未来のことばかり考えているから、現在の相手と揉めるんだよね。

 

 

 

⑤悪い情報よりも良い情報が聞きたい

たとえ伝える内容がネガティブでも、誰もが前向きになれるようなメッセージを伝えられたら何も問題はない。

 

 

論外なメッセージの代表例が、

「君のこういうところが問題だ」

「あなたのために言っている」

「君は気付いていないだろうけど」

みたいな、一見重要そうな内容でも、気の滅入るような意見なんか誰も聞きたくはないんですよね。

 

 

 

 

とはいえ、相手にとって悪い情報を伝えなければならないことは頻繁にあるワケで。

 

そんなときは、

より慎重に「どうしたらこの情報を聞きたい気持ちになるのか?」と考え直さなきゃいけない。
「悪いこと言われそうだな」って思われたらおしまいです。

 

「アイツは俺のことをわかってくれない」などと腹を立てることもあるでしょうが、

気持ちを伝えるのって、すごく大変なこと。

 

 

 

「オレの言ったことは分かってもらえるんだ」

そう考えること自体、そもそも自惚れ発言なんですよね。

 

 

 

冷静に相手を眺めてからメッセージを考えよう

恐怖ではなく希望を導き出すメッセージを再構築していくコツは、相手の情報収集にかかっています。

 

「どんな話に興味があるのか?」

「良い所はなんだろう?」

「現在感情的になっていないか?」

などが重要な情報です。

 

 

ある程度情報を集めたら、

 

「○○なところが問題だと思いますが、○○なところは尊敬できるし、私は好きです」

などと、問題点と相手の良いところを織り交ぜるような感じでメッセージを伝えてみてください。

 

 

相手がストレス状態のときは?

人はストレスを抱えると、危険を察知する能力が上がってネガティブになりやすい。

問題点と希望が混ざったメッセージを伝えたとしても、問題点にしか目が向かなくなることもしばしば。

そんな人に向けた有益なメッセージは考えるだけムダ。

日を改めるか、諦めましょう。

 

 

 

まとめ

意見を頭で考えたり、実際に述べるのは自由。

 

ただの雑談ならば好きに喋っても結構だけど、重要なことを伝えたいときは今回学んだことを意識してください。

 

最重要ポイントをまとめておきますので確認してください。

 

 

 

メッセージを伝えるときは・・・

  • 説得を目的とした意見は相手の言い分を無視してしまう。心は動かせない
  • 自分の意見を述べる前に、まずは相手の意見を聞きましょう。相手の気持ちを考慮するのは基本中の基本。
  • 気の滅入るメッセージは誰も聞きたくない。相手に伝えるメッセージは、相手を冷静に眺めて適切な内容にする
  • 相手の心に余裕がなく、ストレスを抱えていそうなら、重要なことを伝えても聞いてはくれない!
  • 「このままだと〇〇だぞ」というメッセージは、行動を促すものじゃない。 『今』の相手が期待しているメッセージを送ろう
  • 自分の感情次第でメッセージの捉え方も変わる。感情的になりやすいのであれば、せめて言葉遣いを改めましょう

 

 

 

 

ドッペルおにいさん
今回のことを心掛けるだけで、人間関係を良くすることができる!

現代において、人に好かれる能力を身につけておいて損はない。




知ったかぶりが生まれる原因を知って、人間関係を良くしていこう

本記事では、何かを知ることの難しさについて知っていただくことを目的としています。

 

自分のことを「物知り」とか「頭が良い」などと思っているアナタ。

 

日ごろから誰かと衝突してストレスを溜めてたりしませんか?

 

 

 

ポイント

人間関係は、どちらかが人の話を聞かなくなっていくと崩壊する。

人の話を聞く姿勢を絶やさないためのポイントは、

自分はバカだと自覚すること、何かを理解することが難しいことを知る。

この2つにある。

 

 

人の話を聞くことの重要性を理解してくれた人は、

 

『知ったかぶり』の存在について知っておきましょう。

 

きっと、人間関係を向上させる手助けとなります。

 

 

 

 

知ったかぶる2つの理由

物事の「仕組み」を知らなくても、自分の欲求を満たせる。

そんなもので世界は溢れていたりする。

 

例えば、

コーヒーメーカーの構造を知らなくても、おいしいコーヒーを作れる

のりの成分を知らなくても、紙に塗るとくっつく

メールの送受信の構造を知らなくても、送りたい人に送れる

 

そして・・・、

愛を知らなくても、人は恋をすることができる!

 

 

・・・まぁとにかく、考えなくても特に問題ないものに関しては無頓着。
知らなくてもなんとも思わないということ。

 

 

 

 

さて、

ここで問題。

 

 

『洋式トイレの仕組み』について説明してください

 

ほとんどの人が洋式トイレにお世話になってきているでしょう。

「トイレの仕組みを何となくで構わないので説明してください」と言われたら、

「それくらいなら言えるかも」と思いませんか?

 

 

でもね、冷静に考えてみてください。

 

トイレの水を流したらどのような動きをするのかって知ってます?

 

「知るか」ってなるよね。

 

 

身近にあるものだから、ついつい「説明できると思う」ってかっこつけちゃいそうだけど・・・

 

 

全然そんなことはないのだ。

 

 

ドッペルおにいさん
要は、

「身近にあるから理解している」と勘違いしていることが多いってこと。

実際にはわずかな理解のくせに、変にかっこつけようとすると知ったかぶりになるぞ

 

 

 

知ったかぶりで人に迷惑をかけないためにも、

どうして知ったかぶってしまうのか、2つの理由を見ていきましょう。

 

 

 

①漠然とした知識なので、線引きができていない

まず1つ目は、知識の線引きができていないから。

 

「わかっている」と錯覚してしまう原因はまさにこれ。

 

いざやってみると、

「あれ?思ったより知らねえな、できねえな」

そんな経験あるよね。

 

線引きが苦手な人ほど、そういった経験が多くなりますよ。

 

 

そもそも知識の線引きというのは・・・

 

 

例えば、

「心理学に興味があります~」というわたしですが・・・

心理学の専門用語に興味があるワケじゃないので知りません。

 

こんな感じで、

知っていること・知らないことの知識の線引きは必ずあるんですよね。

 

 

自分の中でいい感じで線引きされていれば、

「心理学に興味があるくせに、オレより専門用語知らないじゃんww」

などと煽られても、変に競争意識をもたなかったり、知ったかぶることもなくなります

 

 

自分が何を知っていて、何を知らないのか?

その線引きが上手い人って、知らないことを学ぼうとするんですよね。

だからこそ、人の話をしっかり聞こうという姿勢がとれるということです。

 

 

相手がそんな謙虚な態度で自分の話を聞いてくれたら、

こっちは何としてでも有益な情報を相手に提供しようと頑張っちゃうよね。

 

 

そんな人間関係ってステキだと思わない?

 

 

 

注意

線引きができていないと、

「自分が分かっていないことを知らない」状態に陥ることを覚えておく

 

 

 

②「知らない状態」を避けようとする

2つ目の理由は現実逃避

 

今まで知っていると思っていたことが、実は意外と分かっていなかった。

そんな不快感にも似た状態でいることは耐えがたいので、現実逃避をします。

 

だからといって、

知ったかぶりでそれを誤魔化すことを続けていくと、「頭がいいんだ」と自惚ることになる。

 

 

 

特に注意したいのが、何となく知っていることを分かった気になること。

 

何となくというか、中途半端に知っている知識は、間違いなく分かっていないはず。

 

 

 

うーん、よくわかんないよね。

 

 

 

理解を深めるために、

以下の3つの質問を順番に考えてみて下さい。

 

 

あなたは、『ファスナー』についてどのくらい知っていますか?
10段階評価で答えてください。

 

 

だいたいの人は、3~4の評価で答えるのではないでしょうか?
ファスナーなんて何も考えずに扱えるはずだし、何より身近にあるからね。

 

 

 

ファスナーはどのように密閉していきますか?

その仕組みを答えてください

 

ファスナーが付いた服をわたしはよく着ます。

しかし、この質問には全く答えられません。
実際のところ、何も分かっていないことに気付かされる・・・。

 

 

あなたは、ファスナーについてどのくらい知っていますか?
10段階評価で答えてください

 

改めて問われると、ファスナーの最初の評価よりも数字を低くするのではないかな?

 

 

まぁこんな感じで、

理解していたはずの知識が

「思っていたほど知らんかった」に変われば、過大評価だったことに気づきますよね。

 

 

ここまでくれば、謙虚になれるのですが・・・。

そううまくはいかない。

 

 

なぜなら、

知らなかったという事実に向き合うのは非常に難しいから・・・

 

 

 

知らないときは、「分からない」を心掛けよう

自分の知らないことを相手から指摘されると、知らなかった事実と向き合う覚悟が必要

 

そもそも、どうでもいい内容であれば、

「へぇー。知らなかった。物知りだね!」などと言葉にすることができるよね。

 

 

でも、それが自分の得意分野で、自分が知らなかった場合ならどうだろう?

 

 

自分の得意なことを、それ以上に他人が詳しかったらムカつくよね。

 

 

一瞬でもムカついたら最後、

「それは知らなかった」などとは口が裂けても言いません

 

 

「新しい知識が増えた」喜びよりも、傷ついたプライドの修復が先にくるんだよね~。

プライドを重視してしまうから、いつまでも中途半端な理解のまま。

 

 

得意なはずのそれを、まともに説明できやしない。

 

 

 

ドッペルおにいさん
好きなものだけでいいから、得意なものだけでいいから・・・

大事にしている知識くらいはさ、せめて「分からない」って言えたらいいよね。

 

 

 

 

まとめ

わたしやあなたが持っている知識には、知っていること知らないことがある。

大前提として、これを忘れないようにしたい。

 

また、自分の得意なことや好きなことなど、

分かっていることだけを誰かに教えるのではなく、分かっていないことも相手に伝えることも必要。

 

 

 

 

得意なことだろうが、知らないことは必ずある。

分からないことは分からない!

 

プライドを守ろうとそれを怠り、

長々と喋って知らない事実を誤魔化すのはやめる!

 

 




誰かにストレスを与えるようなコミュニケーションは、いずれ自分を苦しめる原因となる

ストレスによる被害

本記事では、皆さんお馴染みの『ストレス』について書いていきます。

 

本記事ではストレスを、

「時間ストレス」

「対人ストレス」

「仕事ストレス」

の3つに分けました。

 

どのストレスも、自分の身体や職場の人の身体を蝕んでいくので、知っておきましょう。

 

 

 

 

時間ストレス

時間ストレスは、

意識的だろうが無意識だろうが、締め切りを設定すると影響を受けます。

 

 

例えば仕事は期限やノルマがあるので、

仕事をしているときは時間ストレスが蓄積される

あなた自身が誰かに時間ストレスを与えている

 

 

 

時間ストレスによる被害は子供のころからありますよ。

親から「早く寝なさい」「早く食べなさい」「早く準備をしなさい」

などと口うるさく言われて急かされた経験があるでしょう。

 

そして社会人となった今だって、

「早くやれ」「納期を守れ」などと言われ、”それ”は続いているはず。

 

 

 

「早く〇〇しろ」の意味

子供であれば、両親から

「わたしにはあなたに割いている時間がないんだ」

社会人であれば、上司から

締め切りの存在を知らしめられている

 

 

 

そんな時間ストレスを減らすために、

わたしもあなたも、物事をできるだけ効率良くするようにしてきたはず。

要するに『マルチタスク』というやつですね。

 

 

 

わたしが行っている例をざっと紹介しましょう。

 

本を読みながら、勉強しながらの食事
対して面白くもないyoutubeを聴きながらゲームをする
通勤中に仕事のことを考える
仕事の休憩中に勉強する

 

 

これらはわたしが時間ストレスを減らすために行っていることの一部にすぎません。

 

確かに、同時に色々なことがこなせるマルチタスクは効率が良いです。

多少は時間ストレスが緩和されるかもしれない。

 

 

しかし、マルチタスクにもデメリットはある。

 

 

マルチタスクのデメリット

  • 作業をいくつも行っていた場合、作業を切り替えるたびに集中力がリセットされる。
  • 作業の切り替えの際、その内容が異なるものだったら、消費されるエネルギーは多くなる。
  • 色々なことに手を出しすぎて、優先順位を決めることになるが、そのときにもエネルギーが必要となる。

 

 

 

やりたくもないことを沢山こなせるのは良いものの、楽しくなければ意味がない。

 

それに、効率が良くなったからといって、負担が減るとは限らないよね

 

 

 

ドッペルおにいさん
「仕事でくたくた。自分へのご褒美に甘いのたくさん食べるぞー!」と思うことはよくある。

しかし身体は、「甘いもの欲しい」じゃなくて、「寝かせて」って言ってる。

 

 

 

 

対人ストレス

対人ストレスは、

誰かと衝突をしたり、衝突を避けようとすると生まれます。

 

人と関わっていくと、必ずどちらかに当てはまるのです。

 

 

衝突する人の考え方

「人間関係とは、権力や圧力によって支配するもの」

相手の言い分や考えはまず否定

なぜかイライラしてたり、感情が安定していない

 

衝突を避ける人の考え方

とにかく相手の顔色をうかがう。

目上の人には屈服(したフリ)をする

自分を責めやすく、感情を表に出すことはほぼない。

「衝突を避けるためなら何でもする!」という構え

 

 

衝突する人も避けようとする人も、無意識に自分の立場を守っています。

しかし、自分の立場を守る行為こそが、ストレスを生み出す要因となっているんです。

 

 

 

誰だって他人に振り回されるとストレスを感じ、

ほとんどの人が人間関係で悩んでいる。

 

そう考えると、

人間関係の『対処法』を、

ある程度は見つけられていてもおかしくはないはず。

 

 

なのに、

人間関係で同じような悩みに振り回されてしまうのはどうしてだろう?

 

 

 

対人ストレスを放置する理由

目の前の人間関係の問題に気付けていない。

もしくは、ストレスを舐めているまぬけ

 

 

ここで覚えておいて欲しいのは、

価値観が異なる相手に、何も考えずに「反応」しながら接していると、問題が発生したときに対処ができない。

だって、原因が分からないから

 

 

 

仕事ストレス

時間ストレスと対人ストレスについて概ね理解できたら、『仕事ストレス』も知っておきましょう。

 

仕事ストレスとは、時間ストレスと対人ストレスが混ざりあったようなもの。

 

 

ドッペルおにいさん
「早くしろ」などと急かされながら締め切りをなんとか守りつつ・・・

頭のおかしい上司と接しているのであれば最悪だねwww

 

 

 

心から好きな仕事をやれているならともかく、

給料をもらうのが目的である仕事なら、ストレスに襲われるのは普通。

 

 

 

仕事ストレスと上手く付き合うのはとても難しいよね~。

 

 

例えば、

仕事の合間合間に自分のやりたいことに向き合い、

朝起きたら瞑想をして頭をスッキリさせて、

今の自分に合った目標を立てて、達成させられるように試行錯誤したり、

いつもよりもイライラしやすかったら睡眠をしっかり取る

・・・と心掛けているわたしでも、

職場にいる頭のおかしい上司に対してはムカついてばかりなんだよなぁ。

 

 

嫌な上司でも大人の対応をするべきだって?放っておくのが一番だって?

 

そんなの無理じゃん?

 

だって、頭がおかしいんだよ?

 

 

「我慢することも社会人であるなら当然だ」とか呑気なこと言ってたら、きっとストレスで禿げますよ。

 

 

 

トラブルは対処しよう

ストレスによる影響の受け方は人それぞれ。

 

ちょっとした悪口を言われたとしても、「?」という顔でビクともしない猛者がいる。

一方で、些細な悪口で気持ちがひどく沈んでしまうような人もいる。

 

 

 

この違いは、ストレス処理能にあると思います。

 

 

つまり、嫌なことがあったときに、それをどのように解釈できるか?

そんな態度や姿勢が重要ということですね。

 

 

人は誰しもが、

他人を傷つける加害者・他人から傷つけられる被害者。

この現実をしっかり受け止めて、ストレスに振り回される時間を少しずつ減らさなければならない。

 

 

対処できる人間関係トラブルは対処しましょ。
きっとストレスの度合いが変わってくるはず。

 

 

 

 

人間関係トラブルを『対処』するための心構え 4つ

「対処」って言われるとよくわからないよね。

 

まぁ分かりやすく言い換えれば、

「意識してコミュニケーションをしよう」ということ。

 

 

 

ドッペルおにいさん
最初に言っておくけど、

「アイツとは分かり合えない」っていうヤツほど、コミュニケーションが下手。

文句とか愚痴ばかりのヤツって、言葉を伝える能力がねえんだよな。

 

 

 

コミュニケーションで上手くいけば苦労しないって?

じゃあ、人間関係トラブルをそれ以外でどう改善できるというのか。

 

 

無視したり、

一方的な発言をして、いったい相手に何を伝えられるの?

 

 

 

①コミュニケーション=舞台と考える

誰かとコミュニケーションをするときは、「舞台にあがっている」と思いましょう。

そして舞台にいるのは、自分だけではないことを肝に銘じてください。

いや、マジで・・・。

 

 

これを度々忘れてしまうような人は、

「人間は自分のことを話したくてしょうがない」という欲求に打ち負かされています。

 

 

この欲求が悪い方に働いてしまうせいで、

周りから嫌われてしまう人はいっぱいいる。

 

 

あなたの身近に、人間性に問題がある人が一人はいるでしょう?

 

そいつを一度観察してみて頂きたい。

 

自分の感情や考え方ばかり喋ってきてない?

 

 

 

相手を無視して自分のことだけを話すバカ

聞いてもいないのに、仕事などで「自分はこうしている」とベラベラ喋りだす人はよくいる。

これは一応『アドバイス』らしいが、相手が知りたがっていない情報なら意味はない。

 

 

 

 

自分語りが好きな人の特徴としては、

自分と違う見方の人を忌み嫌って陰口ばかりだったり、
自分と同じ見方をしている人と仲良くなりたがる。

などが挙げられます。

 

 

たいていそういう人は、自分と考えが異なる相手に対してストレスを蓄積していますよ。

挙句の果てには、「アイツは敵だ!」などと攻撃的になったりする。

 

 

時間の無駄だからやめようね。

 

そんな人間、たくさん見てきたわ。

自分も含めてだけど・・・

 

 

 

 

②自分か相手の態度が悪いときは会話をしない

口論やケンカが起こるのは、価値観の異なるお互いが「オレが正しい」と思っているから。

「正しい・正しくない」の土俵であれば、コミュニケーションどころではないです。

 

 

よく考えると、口論やケンカとは不思議なものです。

なぜなら、

お互い自分の言い分を押し通すために衝突しているのに、「どうせコイツは考えを改めない」とお互いに分かっているから。

 

 

 

「どうせムリ」と思いながら、

声を上げながら相手を貶し、時間を無駄にする。

しかも、相手には何にも伝わらない。

なんとも哀れな。

 

 

 

 

そんな態度ばかりとっているヤツは、

価値観の異なる相手に自分の価値観を押し付け続けたり、

うわべだけ譲歩し、裏で悪口を言いまくる。

 

そうしてストレスを蓄積させて、今日もどこかで人やモノに当たり散らしてたりする。

 

しかもそういうヤツに限って、

[人間関係では嫌なことがあって当たり前だ。我慢しろ」

とか、

「そんなことでイヤになってたらこの先やっていけないぞ」

などと言う。

 

 

いやいや、

お前が人間関係で苦労してるのは、

その態度に問題があるからだろうが。

 

 

 

「お前は間違っている」という態度で意見を述べても、その主張は相手の耳には届かない。

 

(何なの、その態度。もっと言い方とかあるだろ!?)

という考えで頭の中がいっぱいになってしまうから。

 

 

 

もうまともにあなたの話を聞こうとはしないし、

言いたいことをあなたに伝えようとはしない。

これ、一体だれが得すんの?

 

 

ドッペルおにいさん
よくさ、

「言い合いをしないと分からないこともある!」みたいなこと言う人いるよね。

いやいや。言い合いする必要ある?

「あなたの〇〇という考えについて教えてください」って聞けばいいだけじゃん。

 

 

 

自分か相手がムカついているときに歩み寄るとケンカになりやすい。

忘れがちなので、これでケンカになってもびっくりしちゃダメ。

 

 

 

③意識してコミュニケーションを行う

コミュニケーションに意識を向ける目的は、

相手に対する見方を変えること。

状況に合った見方ができれば、心が穏やかになり相手の話を聞こうとするはず。

 

 

 

見方を変えるメリット

相手に対する見方を楽に変えられたら、

力で相手を屈服させたり、

単に相手に反応するだけのコミュニケーションをしなくて済む

 

 

では、

相手に対する見方を変え、意識されたコミュニケーションのやり方をご紹介しましょう。

 

 

やり方はとても簡単。

 

 

 

相手の正面に立ち、目を見て話すだけ。

 

「・・・え?それだけ?」とか思いましたか?

思い返してみて?

意外とできてないっしょ?

 

 

とてもシンプルな方法ではあるけど、逆に相手からこれをされたら、

「話を聞いてくれるんだな」って思いますよね?

 

 

 

これも知っとく

「あの人は〇〇~」などと、相手を責めるような言い方をするヤツがよくいる。

これって、相手にネガティブなイメージを持っているからなんだよね。

本当に意味のない発言です。

もしもしっかりとコミュニケーションをしたいなら、

私はあなたにこうしてほしいと思っている」

私はあなたのあの行動に怒りを感じました」

のように、

「私は~」から始めるように心がければ、相手を責めにくくなる。

 

 

 

 

「私の話、聞いてる?」

「コミュニケーションできる?」

「その態度はなんなの?」

って被害者を演じるヤツほど、実は相手を傷つけるような発言が多かったりする。

 

 

注意しましょう。

 

 

 

 

④無意識な言葉の暴力に注意

「何でできないの?」

「何が分からないの?」

「前も言わなかったっけ?」

みたいな発言を、特に会社の上司から言われた経験があるはず。

 

 

殺意が湧くよね?

 

 

これを平然と言ってくるヤツって、相手を傷つけるつもりで言っていないことがほとんど。

かといってそれを指摘すると、

「質問しているだけなんだけど?」って逆ギレしてこない?

 

いやいや。違うよね。

 

言葉を耳にする側は、話し手の態度によって内容が良い方にも悪い方にも解釈することがあるワケだから、

こっちからすれば、「ただバカにされている」なんだよね。

 

 

 

「自分の発言は、自分の思った通りに相手に伝わる」などと勘違いしているバカは、

「自分がどういう風に言っているのか?」「他の人はどう思うのか?」ということが分からないようです。

 

 

感情表現が苦手な、とても気の毒な人なんです。
人間関係で苦労してください。

 

 

ドッペルおにいさん
自分の言ったことって、いちいち記憶なんてしていないよね。

でもそれは、相手だって同じ。

中途半端な言葉の暴力には気を付けよう。

自分にとっては普通の発言でも、相手を傷つけるというのを肝に銘じよう。

 

 

 

まとめ

わたしが考える重要なポイントをまとめておきます。

 

 

心が乱れそうになったときの柱をつくっておく。

「アイツ嫌い」とか「マジむかつく」みたいな気持ちは痛いほどわかります。

だけど結局、「あ、これ楽しい」とか「これ楽しそう」と感じたことをやっているときが充実してるんですよね。

 

むかついたとき、そのイライラの逃げ道として・・・

熱中できるようなものを1つでも見つけておくといいと思うんです。

 

 

きっと、それが自分を支えてくれるはず。

いっぱい作ろうね。

 

 

自分の発言がそのまま相手に伝わるとは限らない

何かを伝えるために、「言葉」はありますよね。

しかし残念ながら、「言葉」は万能ではありません。

誤解されて伝わることがある。

声のボリュームを考えて喋る必要がある。

相手に理解されないことがたくさんある。

 

便利ではあれど、ストレスを生み出す要因ともなります。

特に、怒りという手段を用いて何かを伝えることが多かった人は覚悟するといい。

 

すぐにイライラしてるよね?

未だ、イライラを与えることでしか物事を伝えられないよね?

伝わらなくて当然なのに、またイライラしてるよね?

 

 

 

 

人と関わらないほうが、幸せに過ごせると思いますよ。

 

「自分の話を聞いてほしい」などとほざく資格はないと思うの。

 

 

 

 

人の話を聞かないのは、知ったかぶっているから

相手が年上のときや親のときって、こっちの話を聞いてくれないことが多い気がするよね。

 

やわらかい表情で話を聞いているかと思いきや、実は適当に聞き流していることがほとんど。

逆に、相手があなたより年下で社会経験も少なかったら、きっとあなたも話を受け流すでしょう。

 

人が話を聞かなくなる理由は、

「お前より長く生きているんだから、その話は当然理解できている」という気持ちがあるから。

 

 

つまり、「おれは無知だ」と理解できれば、人の話を聞こうとするんですね。

 

 

しかも、「これくらい知っている」と豪語しているヤツほど、全然わかっていないことがほとんど。

そんな話を聞かねえくせに、知ったかぶる

頭の悪い人間なんです。

まぁ、頭が悪くなければ知ったかぶる必要もないわな。

 

 

わたしが思うに、

人間関係で揉めてしまう根底にあるのは、「人の話を聞かないこと」です。

人の話を聞こうとしなくなる「知ったかぶり」を防ぐためには、知らないことを知ろうとする能力が必要。

 

「いやいや。オレは何でも知ってるからどうしようもないじゃん」

という頭の悪い人も安心してください。

 

何かを知ることって結構難しいんです。

詳しく知りたい方は、

 

へどうぞ。

 




何もしないことが必要な理由と、そこから得られるもの

「今日は朝から会議があって・・・」

「あの仕事終わらせないと、上司がうるせえ」

などと、「あれもこれもやらないと」が口癖になってたりしないですか?

 

正直、毎日が何かをすることで埋め尽くされてますよね。

一体何が楽しくて毎日を過ごせばいいのだろう。

 

 

 

だってそうじゃない?

心の中では過去や未来についての想いが行ったり来たりしてるし、

変な妄想や、過去の失敗に対してクヨクヨして時間を無駄にしてるし、

やりたいことなんてそう簡単に見つからないし・・・。

 

 

「自分は一体何がしたいんだろう?」

って思い悩んじゃいますよね。

 

 

 

 

・・・だけど大丈夫、悲観することはない。

 

 

思い悩む時間を減らしたいなら・・・

 

『良い/悪い』の評価をしなければいい

 

 

・・・は?ですよね。

 

その意味と方法をこれからご紹介します。

どうぞ読み進めてくださいまし。

 

 

 

ドッペルおにいさん
必殺技を教えるよ

 

 

 

 

思い悩んでしまう理由とは?

まずは考えてみていただきたい。

 

注意力って大事にしていますか?

 

どんな人でも注意力は必要で、1日の中で使える注意力は人によってさまざま。

 

注意力は、

偏見なく中立した状況で物事を見ようとしないとぐんぐん減っていきます。

そうならないためにも、

物事に対して、無意識に評価を下していることに気付く必要があります。

 

 

 

ドッペルおにいさん
要するに、何かしらの『レッテル』を相手に貼り付けてるってこと

 

 

『レッテル』とは?

わたしに優しくしてくれる人、

わたしに価値のあることを教えてくれる人、

わたしにとって都合の良い人

すなわち、「良い人」に分類される

不快な発言をしてくるヤツ、

価値観が合わない変なヤツ、

「なんかコイツ気に入らねえなぁ」

すなわち、「悪いヤツ」に分類される

 

うーん?

 

「レッテル貼って何が悪いの?」

などと考えたかもしれません。

 

しかし、ここで問題となるのは、

良くも悪くも無い、「並」の場合は、その存在を無視してしまっているところですよ。

 

 

 

注意

極端な話、

好きだから、そこに注意を向ける
嫌いだから、そこに注意を向ける
それ以外は見向きもしない・・・。

これって、ただの「好き嫌い」じゃないの?

 

 

「好き嫌いなんて人の勝手だろ」とか思いましたか?

 

でも、限りある注意力を、好き嫌いの分類のために使うってどうなんでしょ?

 

 

「じゃあ、好きなことだけ目を向けてりゃいいのか?」

いいえ、これも違うと思うのですよ。

 

 

好きなものだけに集中することは悪いことではないけどさ・・・

でもほら、

自分にとって都合の悪いものを無視するのにも注意力が必要なんですよ。

 

そう考えると、

「普通」ってサイコーだと思わない?そう思うよね?

 

 

 

評価ばかりしている自分に気付く

「自分のことはちゃんと理解しているし、やりたいことをやって楽しく生きてる」

そう考えている人ほど、「好き/嫌い」や思い込みによって行動している可能性が高いです。

 

 

特に、

「自分に向いてるものや、得意なものとは?」
「子供の頃って何が好きだったっけ?」
「どういうときにストレスを感じる?」

こういう問いに答えられたとしても、いざという時に思い出せなかったら意味ないんですよね。

機械的な反応をしながら日々を過ごしてしまっているので、思い出せないのも当然の話ではあるけど。

 

 

せっかく楽しいことをやるんだったら、

「やっべwww、これやっぱりチョー楽しいwww」

と、ゲラゲラ笑いながらやりたいと思わない?

 

 

 

 

そ・こ・で!

 

そういう人にやってもらいたいのが瞑想です!

 

 

大事なことを定期的に思い出したいときの手助けをしてくれます。

 

 

 

 

 

瞑想の基本

朝起きたら、わたしは瞑想をしています。

瞑想はいいぞ~。みんなもやろうよ!

 

・・・しかし現実は厳しく、これが理解されない。

 

周りに瞑想の話をすると、

「瞑想なんて意味ないだろ」って言われます。

うーん。率直な感想で気持ちがいいねぇ。

 

 

とはいえ、その気持ちはすごく分かりますよ。

なぜなら、瞑想をざっくり説明すると、

何もしていないリラックス状態で、何分間もただひたすら呼吸に集中するだけだし。

 

いやいや・・・

「瞑想なんて意味ないだろ(2回目)」

 

 

まぁ落ち着いてください。

 

瞑想というワードを聞いて、

「瞑想なんて意味がない」と真っ先に考えるような人は、

瞑想を『誤解』している可能性があると思っています。

何年もやっているわたしだからこそ断言できるのです。

 

 

では、その『誤解』とはなんなのか?

瞑想をやってごちゃごちゃ言う人は、以下の3つのどれかの気持ちで臨んだと思うのです。

 

 

 

①「瞑想で気持ちが楽になるわけないが、とりあえずやってみよう」
②「瞑想が自分の人生を良くしてくれるはずだ!」
③「絶対に何かが起こるはずだ!」

 

 

①~③はどれも、”何か”を期待しながら臨んでいます。

 

 

 

しかし、瞑想を偉そうに提案してから言うのもアレだけど・・・

瞑想に効果を期待しちゃダメ

 

 

 

ドッペルおにいさん
瞑想に何かを期待したらダメな理由は、

効果がなかったときに、「ほら意味ないじゃん」と失望感を覚えるから。

すると、瞑想をすることに虚しさを感じてイヤになるんだよね。

 

 

 

ポイント

瞑想とは、努力せずに受けいれるような態度で臨むもの。

「瞑想をして変化を起こそう」じゃなくて、「あ、瞑想でもやろう」です。

 

 

 

 

 

実際にやるとどんな感じ?

何もしない状態(瞑想)を体験すると、

そわそわして落ち着かなかったり、瞑想に対する評価ばかりしていることに気付くでしょう。

 

意味があるのかな?」

「瞑想は退屈

「アレをやらないといけないのに」

 

 

瞑想に限らず、あるものに対して評価をしてしまうのは仕方ないこと。

だけど、それにいつまでも囚われ続けるのは良くない

 

 

 

そんな大切なことを必要な場面で思い出せるようになる

これこそがわたしが瞑想を推奨する理由なんです。

 

 

とはいえ、

今まで常に何かをしていた人が、急に何もせずに、”ただそこに存在する”のはかなり難しいと思います。

 

しかし、

常に何かをしている状態に慣れてしまっていると、注意力を取り戻し、本来の自分を再認識することができません。

「やりたいことがない」「楽しいことがない」と言っている人が、まさにそうです。

 

常日頃から「あれをやる」「これをやる」が多すぎて追い込まれていたり、
物事を「好きか嫌いか」で判断することに無意識に注意力を使っていたり。

こんなことばかりしていては、やりたいことどうこうの話じゃないんだよね。

 

 

 

ドッペルおにいさん
あなたもわたしも自分のことを何も分かっちゃいない。

それを「たかが呼吸」で思い知りましょう。

 

 

 

 

瞑想を続けた先に待っているもの

瞑想の目的をおさらいしましょう。

 

まぁざっくり説明すると・・・

過去のことをいつまでも振り返ったり、理想の未来を考えてニマニマして気持ち悪くなることを減らすのが目的。

 

「今」の状況を把握する癖を瞑想で身につけます。

が、完全に無くすことは無理。ごめんなさい。

 

 

たとえば怒ったときの状況を把握するとどうなるか?

 

まずイラっとしますよね。

次にイラっとした理由を探します。

わたしが思うに、「何かを脅かされた」「心に余裕がないから」「睡眠不足」のどれかが該当するはずです。

 

ある程度自分がイラっとした理由が分かったら、あとは好きにすればいい

怒りをぶつけてもいいし、堪えても良い。

 

「イラっとしたから怒った」

そうならないようにするのがポイント。

イライラした→怒る を繰り返していると、怒っている理由が分からなくなります。

 

怒っている理由が分からなくなるのはやべえです

 

 

 

ドッペルおにいさん
短気なヤツに、どうしてそんなに怒っているの?と聞くと・・・

「いや、怒ってねえよ。これが普通だから」と返ってくる。

・・・バーカww

 

 

ポイント

ストレスが溜まっているから怒ってしまった

遅刻して誰かを待たせているときは口が悪くなる

などというのを無意識にやると余計にムカつき、自分の価値も下がります。

 

 

 

 

意識してストレスを感じましょ。

意識して自分の身体を労わりましょ。

何もしない状態でいるための時間を確保しましょ。

 

 

 

見方を変えて物事の解釈を良いものにする

ここで表現している”見方”とは、視野のこと。

当たり前だけど、

視野が広くなれば新しい見方が増え、今まで見えていたものが違って見えることがある。

 

同じ出来事でも、それが違って見えてしまえば受け止め方が変わりますよね。

 

 

 

「でもオレ、昔から視野が狭いから・・・」

そんなキミでも大丈夫!

 

視野を広く、全体を見る能力は瞑想で鍛えることができるっ!

 

 

 

自分に都合の良いやり方でいいじゃん

「痩せたい」
「温厚な人になりたい」
「稼ぎたい」
「幸せに人生を歩みたい」

 

まぁこんな感じで、

「○○になりたい」と意識して考えることは多いよね。

 

しかし、

決めたことが結局やれず、そのまま終わってしまうことはもっと多い。

 

 

そういうパターンに陥る原因って、

視野が狭すぎて自分に適したやり方でやっていないからだと思うのです。

 

 

例えば、

学生のときに勉強ができたからと言って、社会人になっての資格勉強がスムーズにいくとは限らない。

こういうときは、「自分は頭が悪い」という前提で勉強の計画を立てていくべき。

 

「前はできたから」ではなく、「今はどうだろう?」という視点に切り替えられるかがカギ。

この視点の切り替えを助けてくれるのが、まさに瞑想。

 

 

 

ポイント

瞑想を通して、全体を見ることを意識しようとする能力を鍛えていきましょう。

見方がどんどん変わっていきます。
つまり、解釈に変化が起こるんです!

 

 

 

 

まとめ

何もしないことの重要性が少しは分かって頂けたかな?

繰り返しになるけど、

瞑想とは、何もしないことですよ。

瞑想に興味が涌いた人は、これを忘れないようにしよう。

 

瞑想をしていくと、評価ばかりしていることに気付くこと間違いなし。

「好き・嫌い」を減らして普通を愛し、「ストレス」を抱えないようにしましょう。

 

ドッペルおにいさん
「やるべきことは山ほどある」と分かっていながら、それでも瞑想を行う。

ここがとても重要なんだよね

 

 

・・・ところで。

そもそも「ストレス」とはどういうものがあるのか考えたことはありますか?

 

当ブログでは、

「時間ストレス」

「対人ストレス」

「仕事ストレス」

以上の3つに分けています。

 

ストレスを抱えていない人は100%居ないので、一読してね!

では下のリンクからどうぞ。

 

 




自信をもって何かに取り組みたい人は必見!「今日の目標は・・・」を大切にしてみて。

本記事では、

自分の身体に負担をかけさせず、無理なく『自信』と向き合っていきたい人に向けて書いています。

 

 

なぜ自信と向き合うのが重要なのか?

知りたい方は以下の続きをお読みください。

 

 

 

 

今回は、

step
1
価値観のアップデートについての補足

step
2
自信を失くす要因として挙げられる、無意識目標の存在

step
3
実際に目標を立ててみる

 

という流れで書き進めていきます。

 

 

 

価値観をアップデートできていないままだとどうなる?

「継続力」は、多くの方が追い求める能力の1つ。

 

日常生活において、

何でもいいから、「やり遂げたい!」「続けたい!」と考えることはよくあります。

 

そして何かを一度でも始めてしまうと、その人にとってそれは「継続しなければならないもの」に変化します。

 

 

・・・が、

これが自信の低下を引き起こすんですよね

 

 

「これをやりたい!」が、「必ずやるべきこと」へと変化するのは一瞬。

やりたいことが多く、それら全てが「必ずやるべき」だったら大変なことになります。

 

 

そもそも継続する能力を追い求めてしまう理由は、

「一度続かなくなると、歯止めが効かなくなって堕落していくから」なんですよね。

 

 

もしも継続できないと、

「そんな理由で辞めるなんて何を考えているの!?」

などと、親や学校の先生から叱られることもあったでしょう。

 

そんな経験ばかりしてしまうと、

「継続できない=堕落する」という考えになってしまう。

まぁ、これは仕方がない。

 

 

 

「堕落したくないから、やらなければならない。」

その気持ちは分かりますよ。

 

でも実は、

この思考が強い人は、考え方が子供の頃のまま成長できていません。

 

カッチカチなんです!

ゾックゾクするやろ。

 

 

 

①最後までやり遂げることにこだわる

『子供の思考』(未成長の思考)にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

 

 

成長できていない思考と、成長した思考
子供の思考 成長した思考
①「一生懸命やれば、成長する」 「どのような仕事に一生懸命取り組めばいいか?」

「うまくできなかったら、反省と対策をしよう」

②「この人の言うことを聞いておけば間違いない」 「相手は何を知っていて、何を知らないのかを把握しておこう」

「尊敬はしているが、いざというとき助けてくれるとは限らないよね」

③「周りの状況を見ながら行動するべきだ」 「自分の感性や感情はしっかり把握しよう」

「自分を守ってくれるのは自分だけ。」

「体調はどうだろう?」

 

 

 

身体は大人になりました。

しかし、たくさんの子供の心を持ったまま、多くの人が日々を過ごしているはずです。

子供思考である「こうあるべきなんだ」という心を柔軟な心へ脱皮させていくことが重要なのです。

 

 

 

ドッペルおにいさん
「継続するのが大切なんだ」とか、マジでどうでもいい。

いま必要なのは、

「何をどのように継続し、何をどのように中断するのが良いか?」という『選択技術』じゃない?

 

 

ダイエットで例えてみましょう。

「今日から甘いものは絶対食べません!」という目標を立てることはよくあります。

しかし、

「甘いものは食べない」という、たった1つの視点で継続や我慢にこだわり続けても、うまくはいきません。

 

やはりどこかで甘いものは食べてしまうもの。

なのでそういった場合は、

「3日に1回にする」とか「1日に1回は野菜を摂る」などと目標は修正しなければならない。

自分に合った目標を継続させていくことが重要です。

 

 

できないことには、「できない」と意識する習慣が必要なのです。

 

 

 

 

②「まぁいいか」が許せない

思考が成長できていない(子供の心が強い)人の傾向として挙げられるのは、怒りっぽいです。

 

たとえば、自分の尺度から他人が少しでも外れる行動をした場合・・・。

ある程度思考がアップデートされていれば、「まぁいいか」の心のまま留まります。

 

しかしそうでない人は、

「まぁいいか」と感じる自分が許せません。

 

その結果、他人に対してかなり厳しい見方をするようになります。

 

 

「お前のために言っている」
「ちゃんとした大人になって欲しいから言っている」

この発言の中に、多少は『愛情』があるかもしれない。

だけど、

相手次第では「理不尽だ!」「厳しい!」と解釈されることもある。

 

愛情を装ったわがまま

これらの発言の中に少しは愛情”が含まれているかもしれない。

だけど相手にとっては、理不尽で厳しいなのです。

敏感な人からすれば、「パワハラ」とか「サイコパス」などと言われることも。

 

 

 

そもそも、

子供の心が強かったり、「まぁいいか」と考えづらくなるのは、愛される自信が低下しています。

 

なぜなら、

自分にとっての『当たり前』が他人に受けいれられないと、それを心の痛みとして捉えてしまうからです。

それが周囲に対する不信感に変化し、「自分は必要とされていない」などと誤解していくワケです。

「どうして私の気持ちが分からないの!?」と子供のように怒り狂うのは、まさにこれですね。

 

 

 

無意識な目標の存在

空腹を満たすために、冷蔵庫の中から食材を取り出すところをイメージしてください。

 

このとき、「あなたは無意識に目標を立てている」

と言われたらどう思いますか?

 

「たかが空腹を満たすためだけに目標なんか立てないよ」って?

 

いいえ、実はそうでもありません。

目標が無意識にでも立ち上がらないと、大変なことになりますよ?

 

 

 

例えば、

無意識な目標が「何も考えず、適当に料理を作る」だとしますよね。

 

料理が出来ないにも関わらず、

難易度の高い料理を作るために、包丁とまな板を急に使い出そうとするものなら「おい、やめないか!」となるはずです。

 

 

そんなこと言われると、

「料理できないのに難しい料理なんてつくらねえよwww」

とか、当たり前の反応をするかもしれないけど・・・。

 

 

まぁ要するに、どんなときでも人は無意識に目標を立てているってこと。

料理ができない人だったら、

「空腹が満たされればなんでもいい」という無意識な目標を立てていることがほとんど。

 

 

このように、わたしたちは何かしらの期待をもって行動を起こしています。

期待に近づくためには、イメージを持って物事に取り組む必要がありますよね。

そうすることで、意識しなくても目標が勝手に立ち上がってくれるのです。

 

 

 

いちばん身近な例でいえば、「他の人に迷惑をかけてはいけない」でしょうか?

「迷惑はかけないぞ!」と口にしながら毎日過ごしている人はまず居ないでしょうが・・・。

目標としては、無意識に立ち上がっていることがほとんどです。

 

 

このほかにも、皆さんは無意識な目標をたくさん立てながら日々行動しているのですが・・・

この無意識な目標が達成できず、自信を無くして自分を責めてしまうことがあります。

 

 

 

 

目標の設定が上手な人ほど、気持ちの切り替えが早くストレスも少ないでしょう。

毎日目標が勝手に立ち上がるのであれば、その設定をコントロールできるようにしておきたいものですが・・・。

 

 

でも残念ながら

無意識なことをコントロールするって無理なんですよね。

 

 

 

・・・でも大丈夫。

 

 

コントロールすることはできないけど、無意識な目標を立てていることに気付くことはできます。

 

そのポイントとしては、自分を責めてしまったときです。

何を期待して裏切られたのか、しっかり考えましょう。

 

 

 

覚えておいて

自分を責めていることに気付ければ万々歳。

紙とペンを用意して、自分の思うままに目標をとにかく書きまくってください。

高い目標を立ててもいいんです。

厳しく自分を評価してもいいんです。

ただそれを無意識でやらないこと!

 

 

ドッペルおにいさん
とはいえ、無意識なものを意識していく作業はエネルギーが必要。

疲れていて注意力が残っていないときは、余計なこと考えずにさっさと寝ようね。

 

 

 

 

無意識な目標では、結果だけが全て

親や先生から、「社会人になったらこうあるべき」みたいなことを言われなかったですか?

残念ながら、それも子供の思考です。

 

 

「社会人はこうあるべき」は、社会人になったら足を引っ張ってきます。

何度も言うように、

「こうあるべき」をアップデートしておかないと、間違った目標を立てやすくなるのです。

 

何故なら、

「こうあるべき」に対して矛盾が起きたとき、

根強い『価値観』が強く自己主張をして、別の価値観を受けいれることをしなくなるから。

 

 

これはつまり、

「こうあるべき」以外は『悪』と判断してしまうということです。

 

 

例えば、

あなたの上司が、「とても意味のあるプロジェクトを誰に任せたらいいか?」と悩んでいるとします。

その立候補として名乗りをあげたのが、あなたです。

もしもこのとき、

具体的な目標をもたずに、「とりあえずやってみるか」で臨むと、どのような自己評価をしがちなのかを考えてみましょう。

 

 

 

プロジェクトに対する視点   自分に語りかけてくる気持ち
自ら立候補をした 「身の程をわきまえるべきだったか?」
プロジェクトがうまくいくか分からない 「ネガティブに考えず、ポジティブになろう」
順調に進まない 「もっと頑張らないといけない」
周りの人と連携がとれない 「もっと話をするべき、他人なんて役立たず」
なんか面倒くさくなった 「仕事なんだから、感情をコントロールするべきだ」

 

 

 

 

自信がない状態で自己評価などしても、まず思いつくのはネガティブ評価です。
このような否定的な感覚は、多くの人が経験してきているはず。

 

 

心の中の整理ができていない状態だと、様々な気持ちが自分に語りかけてきます。
その結果、それぞれの視点からのマイナス評価が心を占めるというワケです。

無意識目標は評価表が存在しないので、「それで結果はどうだったの?」ということで終わってしまいがちです。

 

 

よくあるのが、

結果が散々なときに、「それでも俺は頑張ったんだぞ!」という理由で「自分を認めろ」と周りに強要すること。

それで評価してくれるほど、周りは甘くはないですよ。

 

 

ドッペルおにいさん
無意識目標は、誰も幸せにしない

 

 

 

さぁ、意識して目標を立ててみよう

じゃあ、目標を具体的にイメージしてみようか!

 

「・・・え?それだけ?」って思いますよね。

 

しかし侮ることなかれ。

“それだけ”のことが出来ないから、

いつまで経っても高い目標ばかり立てたり、そもそも目標設定がズレたりするんです。

 

 

ドッペルおにいさん
目標をしっかりイメージしなくても行動はできる。

なのに、どうして意識して目標を立てるという面倒ごとをしないといけないのか?

・・・それは、自分に自信がある人のセリフなんだよな。

 

 

 

目標を設定すると、『方向性』『レベル』『モチベーション』が自動的に生まれます。

 

方向性は、「お金持ちになって美少女とイチャイチャしたいんや!」みたいなやつ。

 

計画通りに行かないことが多いって気付いたのなら、目標のレベルを下げて調整する必要があるね。

 

また、レベルとモチベーションはセットであることが多く、

やる気があっても、「レベルが高すぎて手も足も出ねぇ!」状態だったら意味ない

 

 

 

ポイント

早い話が、

「これ、ちょー楽しい!」と感じれて、目標に現実性があって、本人にやる気がある。

そんな目標を立てられれば、ちょっとずつ前に進んでいけるんじゃね?ってことです。

 

 

 

 

「もっと良い」を積み重ねるような目標を設定する

では実践です。

 

ごちゃごちゃ言わず、

ボールペンを握り、

ノートを広げましょ。

 

 

目標を立て、それに突き進んでいくための書き方としてのポイントは、

①最低でもやりたいこと。

やれない方がどうかしているレベルにすること!これは必須条件。

 

②ここまでやりたいこと。

やれそうでやれないレベル

 

③普段考えているもの。

理想のやりたいこと

 

まずは、これら3段階のレベルの目標を決めてください。

 

 

3つに分けて考えることで、

無意識に考えている目標が③の理想であることに気付けます。

 

 

ココがおすすめ

無意識目標のなにがやばいって、

①の最低レベルと、②のここまでやりたいレベル・・・

これらに必要な、時間・労力・エネルギーの存在を無視しているから。

だからいつまでも、「やっても続かない」というパターンが卒業できんのよ。

 

 

 

 

覚えとく!

自信をつけるために何かを続けたい?

だったら自分の脳みそに、

「これをやったら自分に自信がつくと思うから、エネルギーを使って?」と、その必要性を訴えまくろう

 

 

 

目標設定の例

ふと思い立って、自らの意志で行動を変えることは可能。

しかし、長く続くものではありません。

 

ダイエットをしようと断食生活を決行しても、
「まずい!必死に栄養を溜め込め!」と、勝手に無意識目標が立ち上がる。

消極的な自分を変えるため、積極的に人と関わろうとしても、
「もしかしたら相手は自分に対して敵意を抱いているかもしれない。慎重に行動しろ!」と、勝手に無意識目標が立ち上がる。

 

 

意志の力よりも、無意識の力の方が強いんだよね~。

 

 

とはいえ、無意識にも言い分はあるんですよ。

「やっても死ぬワケじゃないじゃん!」もその1つだったりしますから。

 

そんな前提を踏まえたうえで、どのような目標を設定するのがいいのか?

『お片づけ』を例に見ていきましょう。

 

 

 

部屋を片付けるときに最適な目標設定とは?

あらかじめ言っておくと、わたしの部屋は汚いです。

きっと、あなたが想像している部屋の10倍は汚いので、ご安心を。

 

そんな汚部屋(おへや)に住んでいるわたしが、部屋の片付けに対して考えていることを挙げてみます。

 

汚部屋の住人あるある

  • 「決して汚いのが好きというワケではなく、片付けたい気持ちはある」
  • 「疲れているときは、片付けなど頭にない」
  • 「今日こそは!と思い立ったときは、完璧に片付けようとする」
  • 「基本的に、片付けは途中で挫折するもの」

 

 

要するに、

汚い部屋は嫌だけど、掃除するのはそれ以上に嫌なだけ。

なんか文句あります?(煽り)

 

とはいえ、

うまく片付けができなかったときは凹みます。

どっちだよって話です。

 

汚い部屋でも、日常生活に支障が出ないのであれば気にならない。

だけど、片づけがうまくできないと自己嫌悪に陥ってしまうことがあります。

そんなときに疑うのが、

「せっかくの休日なんだから、完璧に片付けなければならない」という無意識目標です。

 

 

 

そもそも、「この前必死に片付けたのに、もう汚くなっている・・・」

そんな現象が起こる原因って、

脳みそが「片付けることは面倒で大変である」ことを理解したからなんですよね。

 

何度も言うけど、

片付けなんてしたくないじゃん?

やりたくないことはやめて、エネルギーは節約しないとダメじゃん?

 

 

 

 

以上のことを踏まえた目標・・・

わたしは考えました!

 

 

直観で「無理だ」と感じると、片付けのしんどさを思い出してしまうので、無意識に片づけから遠ざかってしまう。

なのに、「オレは片付けができない」と落ち込むのって頭おかしいよね?

 

要は、「こんな目標なら達成するの簡単っしょ!」というものを立てればいいワケなので・・・。

 

 

目標の例:

「机の上の整理をやったら、飽きてOK、他のことをやってもOK」

くらいでいいかと思われます。

 

 

ドッペルおにいさん
片付けしなくていいとは思ってるけど、汚い部屋が好きなワケじゃないよ。

事情があるんだよ事情が。

だから、

知り合いで汚い部屋に住んでいる人が居ても、温かく見守って欲しい。

許して欲しい ❤

 

 

 

 

まとめ

なんとなく始めて、なんとなく終わる・・・
このパターンだと、無意識目標になって、無意識評価の罠に陥る!

 

失われた自信を少しずつ取り戻すためにも、何かをやる前は、
「私はこの作業について、これぐらいを目標にしまーす」
と宣言したり、ノートに書いてみることをやっていくといいんじゃない?

 

 

目標を決めたときに必ず確認するのは、
「方向性」「レベル」が最適で、更に「やる気」も出るような目標になっているかどうか!

 

意識目標を上手に作れるようになると、

沢山の「できた!」に出会えるはずです。
そうやって、自信をちょっとずつつけていくと良き。

 

 

 

「この目標を達成することは、自分にとって意味があるんだ!」
それを脳みそに訴え続けることで、モチベーションの低下を防ぎましょう。

そしてそれは、

その目標を自分自身が「達成できる!」と思えることが必要。

 

 

ダメな目標の例

「お金がないから、今月中に100万円を稼ごう!」

という目標は、必要ではあるが達成することは(凡人には)不可能。

仮に「100万稼ぐことは必要なんだ!」と脳みそに訴え続けても・・・

脳はあなたに告げるだろう。

「いや、エネルギーの無駄だから。」

 

 

ダメな目標だと、

重要なことなのにやる気が出ない状態のまま自信を失くしていく。

これは忘れないようにしたいね!

 

 

 

 

ドッペルおにいさん
目標を立てたり、達成させることを継続するのは難しいが・・・。

まぁせめて、

「今日の目標は・・・」の意識の大切さくらいは分かってくれたならそれで良いよ




自信がなくなったときは、『自信』についてもう少し勉強してみよう

 

失われ続ける『自信』

自信がない状態ってどのようなものか考えてみましょう。

おそらく、「失敗を恐れている状態」が圧倒的に多いのではないでしょうか?

 

自信がない=失敗を恐れる

そんな方程式が成り立っている理由は、

 

①不安が強いので失敗を大きく捉えすぎている

何かにチャレンジしようとしても、思い切れずに進められない。

 

②失敗して周りからバカにされることを恐れている。

かといって自信がある風に演じても、周りの目が気になるなら結局一緒。

 

この2つのどちらか、もしくは両方じゃないですかね?

 

 

 

 

『自信』は2つに分けられる

そもそもの話、自信とはなんなのか考えていきましょうか。

 

 

「自信って何?」って聞かれると、

物事に対しての、「出来る/出来ない」という意味みたいに思われるでしょう。

 

 

 

ところが『自信』って、大きく2つに分けることができるんですよね。

 

 

2つの自信

①人生に対する自信

信念ではなく、身体機能を高めて自信をつける行為のこと。

ダイエットをしたり、筋トレをしたり、美容に力を入れたりして自信をつけるなど。

②必要とされたり、愛される自信

愛される実感、頼られている実感を得るために、他人に尽くそうとする。

これはあくまでも、自信をつけるために行われる。

 

 

「人生に対する自信」は、各々が必要だと感じたら勝手に行えばいいものです。

しかし、

必要とされたり、愛されようとする行為は、追い求めても自信なんかつきません。

 

 

 

必要とされたり、愛されても負担は増える

「上司から褒められたい・・・」

「自分の居場所を作らなきゃ・・・」

 

「とにかく誰かから必要とされたい!」

 

そう思いながら、

重い足取りで会社や学校へと向かっているのではないでしょうか?

 

 

残念ながら、

誰かの期待に応えたり、誰かから認められることで自信をつける行為は、空回りして終わってしまいます。

 

 

 

周囲から認められる行動?

・常に笑顔でいる

・2つ返事で依頼を引き受ける

・積極的に残業する

 

 

自分に自信がなくなると、周りが自分のことをどう思っているのか知りたくて仕方ないですよね?

自信のない自分を感じるのは誰だって嫌。

とにかく苦痛です。

 

 

周りの期待に無理に応えても、自信なんてつかないことなんて知ってるし、

疲労が溜まってイライラしてしまうこともわかってる。

 

 

でも、

自信がない状態(苦痛)を紛らわすためには、周りから必要とされるような行動をするしかないんです。

だって、

周りから必要とされるような行動をした方が目に見えて楽だから。

 

 

自分の生き方に自信がないときほど、こんな負担の増える行動ばかりしてしまいます。

 

 

一番やばいのは、

 

「人から愛されていると感じれず、

しかも自分の生き方がこれで良いのかも分からない」

みたいな状態。

 

 

 

どうやって自信をつけていくつもりなの?

 

 

 

ドッペルおにいさん
とはいえ、

人生に対する自信や愛される自信は、多くの人が失い続けているに違いない。

自信がないときって、自分はどういう行動をしてたっけな・・・。

 

 

 

 

 

価値観をアップデートしていくために

自信がなくなる=自分に『ダメ』出しをしている状態です。

じゃあいったい何が『ダメ』なのかというと、「私はこうあるべきだ」という価値観です。

 

「自信がない、自信がない」と言っている人は、価値観に苦しんでいます。
ですので、この価値観をいい加減新しくしましょう

 

 

 

ドッペルおにいさん
価値観って簡単に変えられるものなのか?

 

 

価値観をアップデートするには、あなたが本来大切にするべきだったものを取り戻す必要があります。

 

大切にするべきことって一体なんでしょうか?

ほら、思い出してみましょう。

 

 

 

原始人が思い出させる大切なこと

価値観をアップデートしていくために、

まずは原始時代を思い出してみることにしましょう。

 

むかしむかし、

人類は飢えや寒さはもちろん、大型の肉食獣や部族間との争いに怯えながら生活してきています。

その記憶というものが、現代でもなお無意識に人間に組み込まれているんです。

 

これを知っておくだけでも、価値観に変化を与えやすくなりますよね。

 

 

ここだけ知っておく

どいつもこいつも、スーツを着た原始人。

物事に対する反応の多くは、昔の原始人そのものである

 

 

 

例えばダイエット。
原始人時代は、集団で生きたり、狩りをすることが日常ですよね。

にも関わらず、「今日からオレは何も食べません!」とか言ってたらすぐ死にます。

だから原始人時代のままの心が、「もっと食べろ」と指令を出すのです。

 

 

ドッペルおにいさん
命に関わる問題であれば、我慢してはいけないということね。

それは今も昔も、ずっと変わっていないはず。

 

 

 

 

エネルギーとは命そのもの

原始人はエネルギーをとても、とてーも大切にします。

エネルギーが無くなるのは、集団生活を重んじる原始人にとっては死ぬことを意味するからです。

 

 

 

では、現代を見てみよう。

 

 

「これくらいで会社を辞めるなんて!」

「みんな頑張っているだろうが!」

「お前は定時で帰るのか!」

などと、精神・根性論で無理矢理エネルギーを使わせようとしているではありませんか!

 

 

 

未だ原始人の心は、「エネルギーが無いからもう動くな、頑張るな」と必死に語りかける。

だけど、スーツを着た原始人はそれを許してはくれません。

 

 

 

 

ドッペルおにいさん
ふざけんじゃねえ!

オレは原始人なんだぞ!(?)

 

 

 

疲れたら頑張れないのは至極当たり前のことですよね。

ボロボロになった身体で、「俺は頑張れないんだ」と自信を無くすなんてふざけてる。

 

 

いくら疲れていようが、それでも頑張らなきゃいけない。

その気持ちは、わたしもあなたも同じのはず。

 

だけど、忘れないでください。

 

 

あなたの心はこう言っています。

「お願いだから休ませて」

 

 

 

ポイント

疲れたら休みましょう。

ロボットじゃないんだから

 

 

 

 

自分の身体は自分で守る!

自分ほど、自分を大切にしてくれる人間は存在しないから。

 

 

 

疲れは気付きづらい

「確かに疲れ気味かもしれないけど、そんなに大変な仕事をしているわけではない」
「みんなも自分と同じことをしている」

 

つまり、

「自分が頑張れないのは自分がおかしい」

だから、余計に頑張ってしまう。

 

 

ドッペルおにいさん
この考えって結構危ないよね?

 

 

 

忘れがちなこと

「転職したら人間関係が新しくなるのは当たり前」「引越しはみんながやっているから当たり前」

しかし、

「当たり前なことや常日頃からやっているから」といって、疲れないわけではないんだよね。

 

 

当たり前にやっているときほど、疲れを放置して休むことを怠りがち。

疲労が溜まって自信がないと、

原始人のきみは自分を守る行動が増えてしまい、ネガティブな情報に敏感になったり誤解が多くなるから。

 

 

 

 

当てはまったら要注意!

  • 疲労状態でLINEをし、いつもより相手の返事が遅いと「何か嫌われるようなことしたかな?」
  • 職場の人の陰口をたまたま聞いて、ネガティブな内容だった場合は「あれはきっと自分のことだ」
  • 普段は気にしないことが、なぜか今日は気になってしまう

 

 

原始人は、疲れると危険なことから逆に目が離せなくなります。

「弱っているからこそ、ネガティブなことは素早く察知しなければならない」

こんなこと意識できないと思うけれど、きみはそう思っている。

 

 

要するに、

 

自信がないときは、自分を脅かす情報を見つけてしまい、

自分で自分を落ち込ませることになる。

 

これを覚えておくといいね。

 

 

 

 

現代の原始人は落ち込みやすい

現代を生きる原始人のきみにとって、

「変われない」

「成長できない」

この悩みはずっとつきまとうだろう。

 

特に、「他の人はやれているのに、自分は頑張れない」という状況のときは、自分に対してダメ出しをするはず。

でも、ダメ出ししても何の解決にもなりません。

 

何度も言いますが、きみの心は未だに原始人だから。

原始人はとても慎重ですよ。

 

 

慎重だからこその行動たち

  • 疲れたらサボるのは、エネルギーを使い果たさないように行動を抑制しているため
  • 一回言われたくらいで行動を変えられないのは、「自分のやり方を変えるのはリスクがある」と考えてしまうから
  • お酒やタバコがやめられないのは、お酒やタバコはエネルギーを消費しないから。なのに、「禁酒・禁煙するエネルギーをどうして使う必要があるの?」という考えだから
  • ダイエットが続かないのは、「栄養をとれ」という指令があるから

 

 

きみの周りに、「一回言われたことは理解しろ」などとほざく人は居ないでしょうか?

そんな人とは、すぐに距離をとるようにしてください。

 

 

何故なら、人間それぞれ様々な課題とやり方があるから。

たった一回の情報で環境や考え方を変えるのってリスクだとは思わないかい?

 

 

 

 

 

ドッペルおにいさん
いま現在、何の問題もなく普通に過ごせているのなら、変化することを他人に強要される筋合いはない。

このことを、原始人であるきみは知っているから・・・。

変わろうとしないだけだし、する必要もない。

 

 

 

 

協調性を意識しすぎると疲れる

他人の目を気にしながら生きてしまうことってよくありますよね。

結果が出なくて自信を失くしてしまったときほど、この傾向は強くなっていくのではないでしょうか?

 

他人の目を気にしながら過ごす時間は地獄です。

当然自信もないので、周りからの期待に応えることはできない。

しかし、他人からの目が気になった状態はなんとかしないといけない

 

するとどうなると思いますか?

 

そう。

自信のない人は、がむしゃらに頑張るという選択肢しか残っていないんです。

 

周りのために身を削りながら頑張っている人は、まず褒められます。

信頼関係はこんな感じで築かれていくことがほとんどですよね。

 

 

でも・・・

信頼される関係はバリバリ築けていけても、

あなたの身体はボロボロだよね。

 

 

 

周りから察してもらおうとする協調性も疲労の原因

たまに、

「自己主張ができない人はダメだ」などと言う人が居ます。

そういう人に限って、「お前の意見が場の空気を乱しているんだ!」などとほざきます。

 

 

とても悲しいのですが、結局のところ、

自分の意見を主張することは、和を乱す『はしたない』行為と認識されてしまうのでしょう。

 

 

自己主張をすると周りから嫌な目で見られる。

ならば、頑張って頑張って頑張って・・・

「あの人はとても頑張っているのに報われていない」と思われるのを待つしかありません。

 

 

頑張ったか頑張っていないかを判断するのは他人。

台風がきていようが、風邪で死にそうになっていようが・・・
それでも仕事に行って、「果たして自分は頑張れているのか?」の確認をしないといけない。

 

 

 

日本の美しい休み方(笑)

「こんな台風の日にいつも通り出社するヤツがあるか!」

「気分が優れないのなら、今日は帰ってもいい」

仮にそう言われたとしても、とりあえず一回は「全然平気ですよ」と答えるのが暗黙のルール。

そして本当に危険な状態になって、「よく頑張った。今日は休んでいい」という指示が出て初めて、美しい評価が下されるのです。

うん。死ねばいいよね。こんなルール。

 

 

とはいっても、上司からの「よく頑張ったね」という言葉は最強。

だって、

笑顔になったり、その日ぐっすり眠れたりしてしまうのだから・・・。

マジで怖いわ。

 

 

 

まとめ

「自分の生き方に自信がない」と言う人って多いですよね。

でもぶっちゃけ生き方に自信が無くても、

友達とワイワイしたりゲームして楽しく過ごせるのならばそれでいいよね。

 

だけど、自信をつけるために誰かに愛されようとすると、

自信がつくどころか、身体に負担がかかって誤解が増えたりストレスが溜まります。

 

自信がない状態が苦痛なのは分かります

でも多くの場合、

きみが本当に必要なのは、自信じゃなくて『睡眠』

 

 

「寝たところで自信はつかないだろ!」などと反論するかもしれないけど・・・

無理に笑顔になったり、

仕事を無理に頑張ったり、

他人の目を気にしたり。

これらをやるより1000倍はマシなんだよ。

 

 

言い忘れていたけど、

自信がない人や疲れているときにSNSとか使うと、ますます自信が低下するので注意しましょう。

匿名で書き込みができたりするから、普段表に出さないような感情をぶつける人が多数。

嫌な思いをするためにSNS使わず、さっさと寝ましょうね。

 

 

 

ドッペルおにいさん
些細なことでくよくよしても自分を責める必要はないさ。

「今日は疲れが溜まっているから寝よう」と思うだけで百点満点や!

 

 




相手の粗探しをせず、より良い人間関係を築きたい人へ贈る、10個のアドバイス

 

相手に対する印象を歪ませる10個のパターン

 

本記事からは、『相手に対する印象』について学んでいきましょう。

 

 

 

特に第一印象が重要

前の記事では、「なぜ第一印象が重要なのか?」について書いております。

まずはそこからお読みいただくと、よりしっかり理解が深まるはずです。

第一印象はどうして重要なのか?

 

 

前記事では、しつこく第一印象の重要性について語りました。

本記事では、第一印象というよりも、相手の印象について焦点をあてていきます。

 

 

 

相手に対する印象が歪めば、人間関係では様々な問題が発生します。

 

 

 

①「他の人も自分と同じ考えを持ってくれている」

自分自身の考えを過大評価しすぎている人ほど、こういう考え方になりやすいです。

自分の力だけで考え出したアイデアが誰かに受けいれられると、「やったぜ!」と興奮しますよね。

すると、「他の人も関心を持つに違いないぜ」などと思い込んでしまいがち。

 

そんな意見を相手が受けいれなかったらどうなるでしょう?

「コイツは変なヤツだ」などと決め付けるんですよね。

それ以降はその人のことを、「合わない」などと思ったりします。

 

 

「あの人って変だよね」と決め付けて否定的になるのは構いません。

 

しかし必要なときに、

「もしかしたら自分の考えが間違っているのでは?」と、自分に対して否定的になることはできるのでしょうか?

 

 

 

ドッペルおにいさん
お笑い好きなわたしは、よく(自称)面白いボケを考え付きます。

とはいえ、笑わない人は笑わないよね。

・・・こう考えるクセってすごく大事。

 

 

 

 

②無意識に感情で相手を決めつける

少し考えてみてください。

とある誰かを目視にて認知したあなたは、その相手と世間話をしました。

 

さて、

相手のプラスの面とマイナスの面を見つけてください。

 

 

・・・は?ですよね。

 

 

 

わたしもみなさんも、1日に色々な人と会ったり会話をするでしょう。

そのたびに、相手のプラスの面とマイナスの面を導きながら相手と接しますか?

 

とんでもない。

脳みそがパンクしちゃいますよね。

 

 

注意!

会う人会う人に対し、”本来の姿”を見ようとするのは骨が折れる。

そうならないために手っ取り早いのが、

自分が相手に抱いた感情を判断材料として、相手を決めつけること。

 

 

「とっさに湧き起こった感情で、好き嫌いを決めている」だなんてとんでもないですよね。

 

要するに、

相手の第一印象が好意的だった場合は、

「リスクは少ない」「いい人だ」などと勝手に確信してしまうワケです。

 

 

そもそも感情って不思議なもので、

例えば、笑顔がステキな人を見ると、「この人は信用できる」などと感じますよね。

そんな、ほんの些細な出来事で左右されてしまうのです。

 

 

ドッペルおにいさん
まとめると、

第一印象で相手を判断するのは、その時の自身の感情と協議してからということね。

となると、その時に自分の機嫌が悪かったりしたら最悪だよね。

いずれにせよ、反射的に行われた判断は、あとでじっくり疑ってかかるべきだと分かります。

 

 

 

 

③妬んでいる

感情において、最も愚かな感情は妬みだとされています。

 

何故なら、

妬みによるメリットは存在しないし、むしろ苦痛を覚えるきっかけになるからです。

 

 

そういわれると、「そんなの当たり前やん!」と思いますよね。

 

にもかかわらず、

『妬む』という道を選ぼうとしてしまう人がいるのは一体なぜなのでしょう?

 

 

 

 

妬みとやきもちは別物

ちなみに、

妬みは2人の人間が居ないと成立しない。

一方でやきもちは、3人の人間がいないと成立しない。

 

 

 

 

一度妬みを感じてしまうと、
その人に手を貸そうとはしないだろうし、相手の邪魔をしたりするかもしれません。
そしてその人が事故に遭ってでもしたら、密かに歓声を上げるでしょう。

 

 

ドッペルおにいさん
妬みの相手で選ばれるのは、主に自分と共通な部分がある人。

たとえば、「自分の同級生が人生成功してて腹が立つ」などだね。

 

 

 

そんな悪影響しかない妬みに振り回されないためには、他人との比較をやめる必要があります。

他人との比較をやめるのはとても難しいですが、なるべくそれを減らすことなら可能です。

 

 

どんなに小さなことでも構いません。

自分の得意なことや、好きなことを1つ見つけるしかない。

 

 

 

「いやいや、そういうのは簡単に見つからないだろ!」と思われるかもしれません。

 

 

 

ならせめて、

「目標にしている人間以外の誰かを妬むのは時間とエネルギーの無駄である」

ということだけは忘れないようにしてください。

 

 

 

ポイント

「イケメン・もしくは美女になって、モテモテになりたい。」

そんな考えならば、自分よりもイケメン・美女な人を妬むのはまだ理解ができます。

しかしそうでなければ、そんな馬鹿げた行動をするのはやめましょう。

 

 

 

ドッペルおにいさん
ちなみに、わたしの妬みの対象となるのは、

自分より面白い職場の人や友人、もしくは心理学に詳しい人達になるのかなぁ?

 

 

 

 

④相手に対する答えをすぐに見つけ出そうとする

相手を観察して、「あの人は○○だから、○○なんだ」。

そう発言したときは、早急にその考えを疑ってください。

 

 

そもそも、

「相手がどんな人か?」という問いに対する答えは、とても複雑です。

そのため、しっかり時間をかけて答えを見つけ出していく必要があるのです。

 

 

 

考えてもみてください。

 

あなたが誰かから質問されたとき、

即答したり、何も考えずに本心で答えてしまっていませんか?

 

 

Aさんのことをほとんど知らないのに、
「Aさんって○○だよね?」と聞かれたとき、無理に答えてしまう。

政治に何の興味もないのに、

「政治の○○についてどう思う?」と聞かれると、かっこつけて何とか答えようとする。

など。

 

 

 

複雑すぎる質問に対して即答していると、面倒ごとに巻き込まれやすくなります。

複雑だったり、興味もないような質問をされたときは、「分かりません」を心がけましょう。

 

 

何でもかんでも知ろうとしたり、

相手の質問に答えられるように、色々な意見をしっかり持とうするのはストレスです。

 

 

 

ドッペルおにいさん
「だってあの人、○○じゃん!」などと言う人ほど信用できん。

だってその考えって、第一印象をもとに後づけされているものだからね。

たとえば初対面で、「あの人は性格が悪いに違いない」などと判断したら?

その裏づけとなる理由やエピソードに敏感に反応するよね?

 

 

 

 

⑤「身近にあるから、知っている」

「あなたの親友、職場の人、家族はどのような人ですか?」と聞かれたとしましょう。

あなたならどのように答えるでしょうか?

 

親友も職場の人も家族も、身近にいる人達です。

なので、「知っていることは多い」などと思いがちですよね。

 

 

・・・残念ながらそれは勘違いです。

 

 

 

「○○さんのことで何か知らない?」と聞かれても、

「他人のことなんて分からねぇよ!」なんですよね。

 

 

 

「他人とは複雑な存在で、分からない」

これが本音。

 

 

しかし、質問された以上は何か答えなきゃいけませんよね。

そこで辿り着く考え方が、周りの意見を参考にするなのです。

 

 

ドッペルおにいさん
周りの意見を参考に発言したら、そりゃあ誤解も生まれるわな。

 

 

 

周りの意見を参考にするのは確かに大事。

だけど、複雑で気軽に語れないような(特に人間関係)に関しては、もっと慎重に考えるべきではないでしょうか?

 

他人の意見をまるまる言葉にしただけなのに、「これは自分の意見だ」などとは思わないようにしましょう。

 

 

 

ポイント

例えば、

周りの意見が「あの人は仕事ができない」ならば、「仕事ができない」というワードを自分は使わない。

いざその人を観察すると、「なるほど、書類整理が苦手なんだな」などと色々と見えてくるかもしれない。

そしたら、それを改善するアイデアを相手に伝えてあげればいいだけですしね。

 

 

 

少しでも相手の話を支持してしまうと、もう後戻りができません。

 

「え?お前だってアイツのこと嫌いなんだろ?」などと言われたらどうしようもないですよ。

 

 

 

 

⑥相手の立場になって考えようとする

「相手の立場になって考えられれば、人間関係はうまくいく」

よく聞くフレーズではありますが、これを実行するのってめっちゃ難しくないですか?

 

 

冷静に考えてみてください。

 

状況関係なく、あなたが相手の立場になれるような天才なら問題はないですが・・・。

しかしあなたは、身の回りのほとんどの人に興味なんかありませんよね?

 

 

「相手の立場で考えなければ」と思うのって、相手との関係がうまくいかず、負の感情を抱いているときですよね。

そんな、対立している相手に興味を持ち、相手の立場を思いやるのって無理じゃないですか?

 

 

相手に対する怒りに支配されて、思いやりどころじゃないでしょう。

 

 

そんな状態で考えても答えはでません。

 

 

ですので、

実際に相手の立場を”体験”してみるが正解です。

 

 

 

考えてもダメな理由

子育てに苦戦するパートナーを見て、「自分ならもっとうまくやれる」

おいしくない料理を食べて、「自分でつくった方がまだマシ」

つまらないyoutubeをみて、「自分の方がいい編集ができる」

などと考えたことはありませんか?

そんなときは、実際に自分で同じことをやってみてください。

・・・できないよね?

できないということは、

そもそもあなたには相手の立場で考える能力が無く、どこか他人事かのように考えているだけです。

 

 

「相手の立場で考える」という考え方はいいんだけど、それだけじゃまだ足りない。

 

 

 

 

では、「相手の立場を体験する」とはどういうことか?

ほとんどそのままの意味です。

役割を交換してみてください。

パートナーがやっていることを全て引き受けて、

職場の人の仕事をやってみて、

あなたが店長なら、今度はお客さんとして。

 

相手のことが知りたかったら、体験してみたらいいんです。
効率よく相互理解が行えて、相手に抱いている負のイメージが抜けていくはずです。

 

 

 

ドッペルおにいさん
「役割を交換するなんて面倒くせぇ!」

そんなせっかちな人は、本屋に行って小説を読んでみては?

主人公が体験していく物語を一緒に経験してみると、共感能力が鍛えられるでしょう。

それもやりたくないなら、相手から嫌われても文句言うなよ~

 

 

 

 

⑦相手に期待しすぎ

相手に期待する行為は、人間関係はもちろん、自身の幸福度に影響を与えてきます。

いつも何かに期待していたり、無駄に自信が高いような人は、幸福感は上がらずに低いまま。

 

 

いろいろな『期待』

(本を読めばちょっとは賢くなるはずだ)
(喉の渇きは、水を飲めば解消するはずだ)
(車を運転すれば、行きたいお店へ行けるはずだ)
などなど。

これらは生活における決まりごとのようなもので、完全に頭の中に刷り込まれてますよね。
こう言われても、「脳が期待しているぜ!」などと自覚できる人は変態です。

 

 

 

 

ドッペルおにいさん
異性に告白するために、相手を体育館の裏に呼び出したしましょう。

「断られても平気だし」とかっこつけても、いざ実際に断られたら落ち込むでしょ?

極端な例だけど、これは期待していたことになるね。

 

 

 

自分の期待が果たせなかったら、仮にそれが無意識だったとしても落ち込んでしまう。

その理由はとても単純です

それは期待しているんじゃなくて、決定事項だと思っているから。
こういう人は、すぐ不機嫌になったりします。

 

 

 

かなり重要!

落ち込んだり怒ったりする人は、期待の意味を理解していません。

よく間違えやすいのは、「期待」「願望」「必然」の意味。

期待
「これができたらいいな」と思うこと

願望
「これがやりたい!」と思うこと

必然
「絶対やらなくちゃ!」と思うこと。

 

 

「オレの期待を裏切った!」とイライラしてしまうことが多い人は、物事に対する必然事項が多すぎるんです。

期待の意味を理解できていない、あるいは期待という感情を甘く見ている

残念な考え方をしていることになります。

 

 

ドッペルおにいさん
本当に期待“だけ”していたなら、そもそも不機嫌になるのっておかしい話だよね?

 

 

 

 

 

⑧知ったかぶり

知識を大きく分けると、『本物の知識』『知ったかぶりの知識』の2つになります。

本物の知識は何も問題はないですが、知ったかぶりの知識を堂々と語ってくる人は厄介ですね。

少ない情報を短時間でまとめ上げ、バカみたいに語ってきます。

 

 

 

知ったかぶりは、普段から自分の向き不向きを意識できていないと起こります。

 

 

「自身の能力を伸ばすため、色々なことに挑戦していく」
一見この考え方は、何も問題がないように見えます。

しかしそれは、自身でしっかりと管理できたらの話。

何も考えずに闇雲に当たっていると、知ったかぶりをするようになります。

知ったかぶりの知識なのか?そうではないか?は、見極めるのは大変難しいです。

 

本当に知的な人は、知っていることと知らないことの判別がちゃんとできています。

 

 

知ったかぶりを見破れ

「○○さんってどうしようもないよね」みたいな人は、知ったかぶりしている疑いがあります。

一度その人に、「○○さんってどういう人なの?」と、質問を変えながら尋ねてみてください。

全ての質問に答えが返ってきたら、残念ですがその相手は頭が悪いようです。

ただ話術が上手いだけで、○○さんのことを何も知らない

魅力的な言葉だが、中身が無い。

型にはまったようなことしか言わない・・・。

それは、相手を理解していると言えるの?

 

 

 

自分の得意分野が分かっていない、何を分かっているかが分からない。
つまり知ったかぶりをするのは、「分からない」を日頃から口にしていない人なのかもしれない。

 

 

 

ドッペルおにいさん
「分からない」が言える人間になりたいね。

「分からない」と言ってくれる友人が欲しいね。

 

 

 

 

⑨「状況」ではなく、「相手」に焦点がいきすぎ

誰かに会ったとき、

「この人が一体今どういう状況で、どういう影響を受けているのだろう!?」

そう、状況を考えられる人が、果たしてどれくらいいるでしょうか?

 

誰かと衝突が起きたときだってそうですよね。

「コイツ嫌い!」と、相手自身にばかり関心を向けているはずです。

 

会社の人とすれ違ったとき、あなたは何を考えるでしょうか?

「この人は確か○○だ」

「この人は自分とは合わない」

「今日も可愛いなぁ~、かっこいいなぁ~」

このような見方が多いと、人間関係で問題が発生してしまう。

 

 

相手の顔をずーっと眺めていても、相手のことは理解できません。

 

人ではなく、状況を見るクセを身につけたいものです。

 

 

 

 

⑩ハロー効果

ハロー効果というのは、1つの視点だけで全体像を勝手に推測しようとすることを言います。

 

 

これに振り回されている人が、あなたの身近に必ずいるはずです!

 

ドッペルおにいさん
わたしは整理整頓に興味がありません。

仕事に支障がないならOKと思うタイプです。

だけど上司からは、「片づけができないから仕事ができないんだよ」と言われていますww

ウケる。

 

 

 

要するに、ハロー効果って気付かないうちに発動しているものなんですよね。

飛びぬけて目立つような相手の特徴を見てしまうと、その情報のせいでまともな考え方をしなくなります。

これにより、人や物を手早く不正確に評価しているのです。

 

 

 

ポイント

  • 「イケメンや美女は知的で友人が多い」
  • 「都会に住む人は冷たい」
  • 「タバコを吸う人はすぐにイライラする」

 

 

 

 

 

そうなると、

たった1つの情報で相手を決めつけたりして、

先入観や偏見に振り回されていくだけです。

 

 

 

先入観・偏見を減らすには?

「結果」にばかり焦点を当てて誰かを認識・評価しないこと。

大切なのは、相手が置かれている『状況』です。

例えば、相手の行動が気に入らないときは、

「何故あの人はあんなことをしたのか?」と自分の頭で考えるようにしましょう。

 

 

 

相手の色々な一面を知ると、ひどく幻滅するかもしれません。

だけど、自分が今まで都合よく見てみぬフリをしていただけで、相手はいつも通りであることが多いんですよね。

 

 

 

ドッペルおにいさん
まともな理由を言わずに人の文句を言ってばかりな人って居るよね。

下手に関わると、考えることをしなくなったり、頭が悪くなったりします。

その結果、偏見が多くなって人間関係が悪くなることに繋がる。

 

 

 

 

 

まとめ

 

わたしが重要視するべきだと考えるのは2つです。

 

 

一つ目は、これから自分の身に降りかかってくる物事の区別。

自分の問題にしろ、相手の問題にしろ。

物事は、3つのうちのどれかに該当するはずです。

 

①「あなたならできるはずだ」「これならうまくいく!」と、期待しているのか、

②「別にやらなくてもいいけど、やってくれたらわたしは嬉しい」「やってみたい!」と望んでいるのか、

③「絶対やれよ?」「これができないと、イライラする」と、必ずやるべきことなのか

 

 

 

あなたが上司なら、部下に仕事を与えるときに。

あなたがパートナーに何らかのお願いをするときに・・・。

 

人間関係でストレスを抱えている人は、時間をかけてでも分類する必要があると思うのです。

 

 

 

2つ目は、どんな質問にも答えようとすること。

これが何故ダメなのかというと、「答えられた自分は知的なんだ」と勘違いしてしまうところ。

その答えはどこか変な所から拾ってきたものなのがほとんどなんですよね。

バカだと思われたくないあまり、自分の意見を持とうとしなくなるのは辛いお話です。

 

 

 

「あれ?答えられねぇな」

と、知らないことに気付ければ気付くほど、「もっと理解しよう」と思うもの。

 

 

質問されたら、つい答えを出して相手に伝えようとします。

そんな無意識でバカな行動を防ぐには、以下の4つの点に注意してください。

 

重要なのは、自分の頭で考えること!

①興味のないことには答えない
②答えられない質問には、「分かりません」
③複雑な質問は一旦保留にする
④「常に何か意見を言わなくてはいけない」を捨てる

 

 

 

 

わたしで例えてみましょう。

わたしは心理学とお笑いに興味がある人間です。

だからといって、心理学の専門用語はほぼ分かりません。

また他人から、「天然だよね」などとよく言われます。

しかし、心理学とお笑い好きなわたしにとっては、全く動揺するような指摘ではないのです。

 

 

 

ものすごく早い話・・・

 

「オレってバカなんだから、分からないことは分からないって言うべきだよね」

 

うん。これに尽きる。