本記事では、
自分の身体に負担をかけさせず、無理なく『自信』と向き合っていきたい人に向けて書いています。
なぜ自信と向き合うのが重要なのか?
知りたい方は以下の続きをお読みください。
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自信がなくなったときは、『自信』についてもう少し勉強してみよう
続きを見る
今回は、
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1価値観のアップデートについての補足
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2自信を失くす要因として挙げられる、無意識目標の存在
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3実際に目標を立ててみる
という流れで書き進めていきます。
価値観をアップデートできていないままだとどうなる?
「継続力」は、多くの方が追い求める能力の1つ。
日常生活において、
何でもいいから、「やり遂げたい!」「続けたい!」と考えることはよくあります。
そして何かを一度でも始めてしまうと、その人にとってそれは「継続しなければならないもの」に変化します。
・・・が、
これが自信の低下を引き起こすんですよね
「これをやりたい!」が、「必ずやるべきこと」へと変化するのは一瞬。
やりたいことが多く、それら全てが「必ずやるべき」だったら大変なことになります。
そもそも継続する能力を追い求めてしまう理由は、
「一度続かなくなると、歯止めが効かなくなって堕落していくから」なんですよね。
もしも継続できないと、
「そんな理由で辞めるなんて何を考えているの!?」
などと、親や学校の先生から叱られることもあったでしょう。
そんな経験ばかりしてしまうと、
「継続できない=堕落する」という考えになってしまう。
まぁ、これは仕方がない。
「堕落したくないから、やらなければならない。」
その気持ちは分かりますよ。
でも実は、
この思考が強い人は、考え方が子供の頃のまま成長できていません。
カッチカチなんです!
ゾックゾクするやろ。
①最後までやり遂げることにこだわる
『子供の思考』(未成長の思考)にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
成長できていない思考と、成長した思考 |
子供の思考 |
成長した思考 |
①「一生懸命やれば、成長する」 |
「どのような仕事に一生懸命取り組めばいいか?」
「うまくできなかったら、反省と対策をしよう」 |
②「この人の言うことを聞いておけば間違いない」 |
「相手は何を知っていて、何を知らないのかを把握しておこう」
「尊敬はしているが、いざというとき助けてくれるとは限らないよね」 |
③「周りの状況を見ながら行動するべきだ」 |
「自分の感性や感情はしっかり把握しよう」
「自分を守ってくれるのは自分だけ。」
「体調はどうだろう?」 |
身体は大人になりました。
しかし、たくさんの子供の心を持ったまま、多くの人が日々を過ごしているはずです。
子供思考である「こうあるべきなんだ」という心を柔軟な心へ脱皮させていくことが重要なのです。
ドッペルおにいさん
「継続するのが大切なんだ」とか、マジでどうでもいい。
いま必要なのは、
「何をどのように継続し、何をどのように中断するのが良いか?」という『選択技術』じゃない?
ダイエットで例えてみましょう。
「今日から甘いものは絶対食べません!」という目標を立てることはよくあります。
しかし、
「甘いものは食べない」という、たった1つの視点で継続や我慢にこだわり続けても、うまくはいきません。
やはりどこかで甘いものは食べてしまうもの。
なのでそういった場合は、
「3日に1回にする」とか「1日に1回は野菜を摂る」などと目標は修正しなければならない。
自分に合った目標を継続させていくことが重要です。
できないことには、「できない」と意識する習慣が必要なのです。
②「まぁいいか」が許せない
思考が成長できていない(子供の心が強い)人の傾向として挙げられるのは、怒りっぽいです。
たとえば、自分の尺度から他人が少しでも外れる行動をした場合・・・。
ある程度思考がアップデートされていれば、「まぁいいか」の心のまま留まります。
しかしそうでない人は、
「まぁいいか」と感じる自分が許せません。
その結果、他人に対してかなり厳しい見方をするようになります。
「お前のために言っている」
「ちゃんとした大人になって欲しいから言っている」
この発言の中に、多少は『愛情』があるかもしれない。
だけど、
相手次第では「理不尽だ!」「厳しい!」と解釈されることもある。
これらの発言の中に少しは愛情”が含まれているかもしれない。
だけど相手にとっては、理不尽で厳しいなのです。
敏感な人からすれば、「パワハラ」とか「サイコパス」などと言われることも。
そもそも、
子供の心が強かったり、「まぁいいか」と考えづらくなるのは、愛される自信が低下しています。
なぜなら、
自分にとっての『当たり前』が他人に受けいれられないと、それを心の痛みとして捉えてしまうからです。
それが周囲に対する不信感に変化し、「自分は必要とされていない」などと誤解していくワケです。
「どうして私の気持ちが分からないの!?」と子供のように怒り狂うのは、まさにこれですね。
無意識な目標の存在
空腹を満たすために、冷蔵庫の中から食材を取り出すところをイメージしてください。
このとき、「あなたは無意識に目標を立てている」
と言われたらどう思いますか?
「たかが空腹を満たすためだけに目標なんか立てないよ」って?
いいえ、実はそうでもありません。
目標が無意識にでも立ち上がらないと、大変なことになりますよ?
例えば、
無意識な目標が「何も考えず、適当に料理を作る」だとしますよね。
料理が出来ないにも関わらず、
難易度の高い料理を作るために、包丁とまな板を急に使い出そうとするものなら「おい、やめないか!」となるはずです。
そんなこと言われると、
「料理できないのに難しい料理なんてつくらねえよwww」
とか、当たり前の反応をするかもしれないけど・・・。
まぁ要するに、どんなときでも人は無意識に目標を立てているってこと。
料理ができない人だったら、
「空腹が満たされればなんでもいい」という無意識な目標を立てていることがほとんど。
このように、わたしたちは何かしらの期待をもって行動を起こしています。
期待に近づくためには、イメージを持って物事に取り組む必要がありますよね。
そうすることで、意識しなくても目標が勝手に立ち上がってくれるのです。
いちばん身近な例でいえば、「他の人に迷惑をかけてはいけない」でしょうか?
「迷惑はかけないぞ!」と口にしながら毎日過ごしている人はまず居ないでしょうが・・・。
目標としては、無意識に立ち上がっていることがほとんどです。
このほかにも、皆さんは無意識な目標をたくさん立てながら日々行動しているのですが・・・
この無意識な目標が達成できず、自信を無くして自分を責めてしまうことがあります。
目標の設定が上手な人ほど、気持ちの切り替えが早くストレスも少ないでしょう。
毎日目標が勝手に立ち上がるのであれば、その設定をコントロールできるようにしておきたいものですが・・・。
でも残念ながら
無意識なことをコントロールするって無理なんですよね。
・・・でも大丈夫。
コントロールすることはできないけど、無意識な目標を立てていることに気付くことはできます。
そのポイントとしては、自分を責めてしまったときです。
何を期待して裏切られたのか、しっかり考えましょう。
自分を責めていることに気付ければ万々歳。
紙とペンを用意して、自分の思うままに目標をとにかく書きまくってください。
高い目標を立ててもいいんです。
厳しく自分を評価してもいいんです。
ただそれを無意識でやらないこと!
ドッペルおにいさん
とはいえ、無意識なものを意識していく作業はエネルギーが必要。
疲れていて注意力が残っていないときは、余計なこと考えずにさっさと寝ようね。
無意識な目標では、結果だけが全て
親や先生から、「社会人になったらこうあるべき」みたいなことを言われなかったですか?
残念ながら、それも子供の思考です。
「社会人はこうあるべき」は、社会人になったら足を引っ張ってきます。
何度も言うように、
「こうあるべき」をアップデートしておかないと、間違った目標を立てやすくなるのです。
何故なら、
「こうあるべき」に対して矛盾が起きたとき、
根強い『価値観』が強く自己主張をして、別の価値観を受けいれることをしなくなるから。
これはつまり、
「こうあるべき」以外は『悪』と判断してしまうということです。
例えば、
あなたの上司が、「とても意味のあるプロジェクトを誰に任せたらいいか?」と悩んでいるとします。
その立候補として名乗りをあげたのが、あなたです。
もしもこのとき、
具体的な目標をもたずに、「とりあえずやってみるか」で臨むと、どのような自己評価をしがちなのかを考えてみましょう。
プロジェクトに対する視点 |
|
自分に語りかけてくる気持ち |
自ら立候補をした |
→ |
「身の程をわきまえるべきだったか?」 |
プロジェクトがうまくいくか分からない |
→ |
「ネガティブに考えず、ポジティブになろう」 |
順調に進まない |
→ |
「もっと頑張らないといけない」 |
周りの人と連携がとれない |
→ |
「もっと話をするべき、他人なんて役立たず」 |
なんか面倒くさくなった |
→ |
「仕事なんだから、感情をコントロールするべきだ」 |
自信がない状態で自己評価などしても、まず思いつくのはネガティブ評価です。
このような否定的な感覚は、多くの人が経験してきているはず。
心の中の整理ができていない状態だと、様々な気持ちが自分に語りかけてきます。
その結果、それぞれの視点からのマイナス評価が心を占めるというワケです。
無意識目標は評価表が存在しないので、「それで結果はどうだったの?」ということで終わってしまいがちです。
よくあるのが、
結果が散々なときに、「それでも俺は頑張ったんだぞ!」という理由で「自分を認めろ」と周りに強要すること。
それで評価してくれるほど、周りは甘くはないですよ。
ドッペルおにいさん
さぁ、意識して目標を立ててみよう
じゃあ、目標を具体的にイメージしてみようか!
「・・・え?それだけ?」って思いますよね。
しかし侮ることなかれ。
“それだけ”のことが出来ないから、
いつまで経っても高い目標ばかり立てたり、そもそも目標設定がズレたりするんです。
ドッペルおにいさん
目標をしっかりイメージしなくても行動はできる。
なのに、どうして意識して目標を立てるという面倒ごとをしないといけないのか?
・・・それは、自分に自信がある人のセリフなんだよな。
目標を設定すると、『方向性』『レベル』『モチベーション』が自動的に生まれます。
方向性は、「お金持ちになって美少女とイチャイチャしたいんや!」みたいなやつ。
計画通りに行かないことが多いって気付いたのなら、目標のレベルを下げて調整する必要があるね。
また、レベルとモチベーションはセットであることが多く、
やる気があっても、「レベルが高すぎて手も足も出ねぇ!」状態だったら意味ない
早い話が、
「これ、ちょー楽しい!」と感じれて、目標に現実性があって、本人にやる気がある。
そんな目標を立てられれば、ちょっとずつ前に進んでいけるんじゃね?ってことです。
「もっと良い」を積み重ねるような目標を設定する
では実践です。
ごちゃごちゃ言わず、
ボールペンを握り、
ノートを広げましょ。
目標を立て、それに突き進んでいくための書き方としてのポイントは、
①最低でもやりたいこと。
やれない方がどうかしているレベルにすること!これは必須条件。
②ここまでやりたいこと。
やれそうでやれないレベル
③普段考えているもの。
理想のやりたいこと
まずは、これら3段階のレベルの目標を決めてください。
3つに分けて考えることで、
無意識に考えている目標が③の理想であることに気付けます。
無意識目標のなにがやばいって、
①の最低レベルと、②のここまでやりたいレベル・・・
これらに必要な、時間・労力・エネルギーの存在を無視しているから。
だからいつまでも、「やっても続かない」というパターンが卒業できんのよ。
自信をつけるために何かを続けたい?
だったら自分の脳みそに、
「これをやったら自分に自信がつくと思うから、エネルギーを使って?」と、その必要性を訴えまくろう
目標設定の例
ふと思い立って、自らの意志で行動を変えることは可能。
しかし、長く続くものではありません。
ダイエットをしようと断食生活を決行しても、
「まずい!必死に栄養を溜め込め!」と、勝手に無意識目標が立ち上がる。
消極的な自分を変えるため、積極的に人と関わろうとしても、
「もしかしたら相手は自分に対して敵意を抱いているかもしれない。慎重に行動しろ!」と、勝手に無意識目標が立ち上がる。
意志の力よりも、無意識の力の方が強いんだよね~。
とはいえ、無意識にも言い分はあるんですよ。
「やっても死ぬワケじゃないじゃん!」もその1つだったりしますから。
そんな前提を踏まえたうえで、どのような目標を設定するのがいいのか?
『お片づけ』を例に見ていきましょう。
部屋を片付けるときに最適な目標設定とは?
あらかじめ言っておくと、わたしの部屋は汚いです。
きっと、あなたが想像している部屋の10倍は汚いので、ご安心を。
そんな汚部屋(おへや)に住んでいるわたしが、部屋の片付けに対して考えていることを挙げてみます。
汚部屋の住人あるある
- 「決して汚いのが好きというワケではなく、片付けたい気持ちはある」
- 「疲れているときは、片付けなど頭にない」
- 「今日こそは!と思い立ったときは、完璧に片付けようとする」
- 「基本的に、片付けは途中で挫折するもの」
要するに、
汚い部屋は嫌だけど、掃除するのはそれ以上に嫌なだけ。
なんか文句あります?(煽り)
とはいえ、
うまく片付けができなかったときは凹みます。
どっちだよって話です。
汚い部屋でも、日常生活に支障が出ないのであれば気にならない。
だけど、片づけがうまくできないと自己嫌悪に陥ってしまうことがあります。
そんなときに疑うのが、
「せっかくの休日なんだから、完璧に片付けなければならない」という無意識目標です。
そもそも、「この前必死に片付けたのに、もう汚くなっている・・・」
そんな現象が起こる原因って、
脳みそが「片付けることは面倒で大変である」ことを理解したからなんですよね。
何度も言うけど、
片付けなんてしたくないじゃん?
やりたくないことはやめて、エネルギーは節約しないとダメじゃん?
以上のことを踏まえた目標・・・
わたしは考えました!
直観で「無理だ」と感じると、片付けのしんどさを思い出してしまうので、無意識に片づけから遠ざかってしまう。
なのに、「オレは片付けができない」と落ち込むのって頭おかしいよね?
要は、「こんな目標なら達成するの簡単っしょ!」というものを立てればいいワケなので・・・。
目標の例:
「机の上の整理をやったら、飽きてOK、他のことをやってもOK」
くらいでいいかと思われます。
ドッペルおにいさん
片付けしなくていいとは思ってるけど、汚い部屋が好きなワケじゃないよ。
事情があるんだよ事情が。
だから、
知り合いで汚い部屋に住んでいる人が居ても、温かく見守って欲しい。
許して欲しい ❤
まとめ
なんとなく始めて、なんとなく終わる・・・
このパターンだと、無意識目標になって、無意識評価の罠に陥る!
失われた自信を少しずつ取り戻すためにも、何かをやる前は、
「私はこの作業について、これぐらいを目標にしまーす」
と宣言したり、ノートに書いてみることをやっていくといいんじゃない?
目標を決めたときに必ず確認するのは、
「方向性」「レベル」が最適で、更に「やる気」も出るような目標になっているかどうか!
意識目標を上手に作れるようになると、
沢山の「できた!」に出会えるはずです。
そうやって、自信をちょっとずつつけていくと良き。
「この目標を達成することは、自分にとって意味があるんだ!」
それを脳みそに訴え続けることで、モチベーションの低下を防ぎましょう。
そしてそれは、
その目標を自分自身が「達成できる!」と思えることが必要。
「お金がないから、今月中に100万円を稼ごう!」
という目標は、必要ではあるが達成することは(凡人には)不可能。
仮に「100万稼ぐことは必要なんだ!」と脳みそに訴え続けても・・・
脳はあなたに告げるだろう。
「いや、エネルギーの無駄だから。」
ダメな目標だと、
重要なことなのにやる気が出ない状態のまま自信を失くしていく。
これは忘れないようにしたいね!
ドッペルおにいさん
目標を立てたり、達成させることを継続するのは難しいが・・・。
まぁせめて、
「今日の目標は・・・」の意識の大切さくらいは分かってくれたならそれで良いよ