誰かにストレスを与えるようなコミュニケーションは、いずれ自分を苦しめる原因となる

ストレスによる被害

本記事では、皆さんお馴染みの『ストレス』について書いていきます。

 

本記事ではストレスを、

「時間ストレス」

「対人ストレス」

「仕事ストレス」

の3つに分けました。

 

どのストレスも、自分の身体や職場の人の身体を蝕んでいくので、知っておきましょう。

 

 

 

 

時間ストレス

時間ストレスは、

意識的だろうが無意識だろうが、締め切りを設定すると影響を受けます。

 

 

例えば仕事は期限やノルマがあるので、

仕事をしているときは時間ストレスが蓄積される

あなた自身が誰かに時間ストレスを与えている

 

 

 

時間ストレスによる被害は子供のころからありますよ。

親から「早く寝なさい」「早く食べなさい」「早く準備をしなさい」

などと口うるさく言われて急かされた経験があるでしょう。

 

そして社会人となった今だって、

「早くやれ」「納期を守れ」などと言われ、”それ”は続いているはず。

 

 

 

「早く〇〇しろ」の意味

子供であれば、両親から

「わたしにはあなたに割いている時間がないんだ」

社会人であれば、上司から

締め切りの存在を知らしめられている

 

 

 

そんな時間ストレスを減らすために、

わたしもあなたも、物事をできるだけ効率良くするようにしてきたはず。

要するに『マルチタスク』というやつですね。

 

 

 

わたしが行っている例をざっと紹介しましょう。

 

本を読みながら、勉強しながらの食事
対して面白くもないyoutubeを聴きながらゲームをする
通勤中に仕事のことを考える
仕事の休憩中に勉強する

 

 

これらはわたしが時間ストレスを減らすために行っていることの一部にすぎません。

 

確かに、同時に色々なことがこなせるマルチタスクは効率が良いです。

多少は時間ストレスが緩和されるかもしれない。

 

 

しかし、マルチタスクにもデメリットはある。

 

 

マルチタスクのデメリット

  • 作業をいくつも行っていた場合、作業を切り替えるたびに集中力がリセットされる。
  • 作業の切り替えの際、その内容が異なるものだったら、消費されるエネルギーは多くなる。
  • 色々なことに手を出しすぎて、優先順位を決めることになるが、そのときにもエネルギーが必要となる。

 

 

 

やりたくもないことを沢山こなせるのは良いものの、楽しくなければ意味がない。

 

それに、効率が良くなったからといって、負担が減るとは限らないよね

 

 

 

ドッペルおにいさん
「仕事でくたくた。自分へのご褒美に甘いのたくさん食べるぞー!」と思うことはよくある。

しかし身体は、「甘いもの欲しい」じゃなくて、「寝かせて」って言ってる。

 

 

 

 

対人ストレス

対人ストレスは、

誰かと衝突をしたり、衝突を避けようとすると生まれます。

 

人と関わっていくと、必ずどちらかに当てはまるのです。

 

 

衝突する人の考え方

「人間関係とは、権力や圧力によって支配するもの」

相手の言い分や考えはまず否定

なぜかイライラしてたり、感情が安定していない

 

衝突を避ける人の考え方

とにかく相手の顔色をうかがう。

目上の人には屈服(したフリ)をする

自分を責めやすく、感情を表に出すことはほぼない。

「衝突を避けるためなら何でもする!」という構え

 

 

衝突する人も避けようとする人も、無意識に自分の立場を守っています。

しかし、自分の立場を守る行為こそが、ストレスを生み出す要因となっているんです。

 

 

 

誰だって他人に振り回されるとストレスを感じ、

ほとんどの人が人間関係で悩んでいる。

 

そう考えると、

人間関係の『対処法』を、

ある程度は見つけられていてもおかしくはないはず。

 

 

なのに、

人間関係で同じような悩みに振り回されてしまうのはどうしてだろう?

 

 

 

対人ストレスを放置する理由

目の前の人間関係の問題に気付けていない。

もしくは、ストレスを舐めているまぬけ

 

 

ここで覚えておいて欲しいのは、

価値観が異なる相手に、何も考えずに「反応」しながら接していると、問題が発生したときに対処ができない。

だって、原因が分からないから

 

 

 

仕事ストレス

時間ストレスと対人ストレスについて概ね理解できたら、『仕事ストレス』も知っておきましょう。

 

仕事ストレスとは、時間ストレスと対人ストレスが混ざりあったようなもの。

 

 

ドッペルおにいさん
「早くしろ」などと急かされながら締め切りをなんとか守りつつ・・・

頭のおかしい上司と接しているのであれば最悪だねwww

 

 

 

心から好きな仕事をやれているならともかく、

給料をもらうのが目的である仕事なら、ストレスに襲われるのは普通。

 

 

 

仕事ストレスと上手く付き合うのはとても難しいよね~。

 

 

例えば、

仕事の合間合間に自分のやりたいことに向き合い、

朝起きたら瞑想をして頭をスッキリさせて、

今の自分に合った目標を立てて、達成させられるように試行錯誤したり、

いつもよりもイライラしやすかったら睡眠をしっかり取る

・・・と心掛けているわたしでも、

職場にいる頭のおかしい上司に対してはムカついてばかりなんだよなぁ。

 

 

嫌な上司でも大人の対応をするべきだって?放っておくのが一番だって?

 

そんなの無理じゃん?

 

だって、頭がおかしいんだよ?

 

 

「我慢することも社会人であるなら当然だ」とか呑気なこと言ってたら、きっとストレスで禿げますよ。

 

 

 

トラブルは対処しよう

ストレスによる影響の受け方は人それぞれ。

 

ちょっとした悪口を言われたとしても、「?」という顔でビクともしない猛者がいる。

一方で、些細な悪口で気持ちがひどく沈んでしまうような人もいる。

 

 

 

この違いは、ストレス処理能にあると思います。

 

 

つまり、嫌なことがあったときに、それをどのように解釈できるか?

そんな態度や姿勢が重要ということですね。

 

 

人は誰しもが、

他人を傷つける加害者・他人から傷つけられる被害者。

この現実をしっかり受け止めて、ストレスに振り回される時間を少しずつ減らさなければならない。

 

 

対処できる人間関係トラブルは対処しましょ。
きっとストレスの度合いが変わってくるはず。

 

 

 

 

人間関係トラブルを『対処』するための心構え 4つ

「対処」って言われるとよくわからないよね。

 

まぁ分かりやすく言い換えれば、

「意識してコミュニケーションをしよう」ということ。

 

 

 

ドッペルおにいさん
最初に言っておくけど、

「アイツとは分かり合えない」っていうヤツほど、コミュニケーションが下手。

文句とか愚痴ばかりのヤツって、言葉を伝える能力がねえんだよな。

 

 

 

コミュニケーションで上手くいけば苦労しないって?

じゃあ、人間関係トラブルをそれ以外でどう改善できるというのか。

 

 

無視したり、

一方的な発言をして、いったい相手に何を伝えられるの?

 

 

 

①コミュニケーション=舞台と考える

誰かとコミュニケーションをするときは、「舞台にあがっている」と思いましょう。

そして舞台にいるのは、自分だけではないことを肝に銘じてください。

いや、マジで・・・。

 

 

これを度々忘れてしまうような人は、

「人間は自分のことを話したくてしょうがない」という欲求に打ち負かされています。

 

 

この欲求が悪い方に働いてしまうせいで、

周りから嫌われてしまう人はいっぱいいる。

 

 

あなたの身近に、人間性に問題がある人が一人はいるでしょう?

 

そいつを一度観察してみて頂きたい。

 

自分の感情や考え方ばかり喋ってきてない?

 

 

 

相手を無視して自分のことだけを話すバカ

聞いてもいないのに、仕事などで「自分はこうしている」とベラベラ喋りだす人はよくいる。

これは一応『アドバイス』らしいが、相手が知りたがっていない情報なら意味はない。

 

 

 

 

自分語りが好きな人の特徴としては、

自分と違う見方の人を忌み嫌って陰口ばかりだったり、
自分と同じ見方をしている人と仲良くなりたがる。

などが挙げられます。

 

 

たいていそういう人は、自分と考えが異なる相手に対してストレスを蓄積していますよ。

挙句の果てには、「アイツは敵だ!」などと攻撃的になったりする。

 

 

時間の無駄だからやめようね。

 

そんな人間、たくさん見てきたわ。

自分も含めてだけど・・・

 

 

 

 

②自分か相手の態度が悪いときは会話をしない

口論やケンカが起こるのは、価値観の異なるお互いが「オレが正しい」と思っているから。

「正しい・正しくない」の土俵であれば、コミュニケーションどころではないです。

 

 

よく考えると、口論やケンカとは不思議なものです。

なぜなら、

お互い自分の言い分を押し通すために衝突しているのに、「どうせコイツは考えを改めない」とお互いに分かっているから。

 

 

 

「どうせムリ」と思いながら、

声を上げながら相手を貶し、時間を無駄にする。

しかも、相手には何にも伝わらない。

なんとも哀れな。

 

 

 

 

そんな態度ばかりとっているヤツは、

価値観の異なる相手に自分の価値観を押し付け続けたり、

うわべだけ譲歩し、裏で悪口を言いまくる。

 

そうしてストレスを蓄積させて、今日もどこかで人やモノに当たり散らしてたりする。

 

しかもそういうヤツに限って、

[人間関係では嫌なことがあって当たり前だ。我慢しろ」

とか、

「そんなことでイヤになってたらこの先やっていけないぞ」

などと言う。

 

 

いやいや、

お前が人間関係で苦労してるのは、

その態度に問題があるからだろうが。

 

 

 

「お前は間違っている」という態度で意見を述べても、その主張は相手の耳には届かない。

 

(何なの、その態度。もっと言い方とかあるだろ!?)

という考えで頭の中がいっぱいになってしまうから。

 

 

 

もうまともにあなたの話を聞こうとはしないし、

言いたいことをあなたに伝えようとはしない。

これ、一体だれが得すんの?

 

 

ドッペルおにいさん
よくさ、

「言い合いをしないと分からないこともある!」みたいなこと言う人いるよね。

いやいや。言い合いする必要ある?

「あなたの〇〇という考えについて教えてください」って聞けばいいだけじゃん。

 

 

 

自分か相手がムカついているときに歩み寄るとケンカになりやすい。

忘れがちなので、これでケンカになってもびっくりしちゃダメ。

 

 

 

③意識してコミュニケーションを行う

コミュニケーションに意識を向ける目的は、

相手に対する見方を変えること。

状況に合った見方ができれば、心が穏やかになり相手の話を聞こうとするはず。

 

 

 

見方を変えるメリット

相手に対する見方を楽に変えられたら、

力で相手を屈服させたり、

単に相手に反応するだけのコミュニケーションをしなくて済む

 

 

では、

相手に対する見方を変え、意識されたコミュニケーションのやり方をご紹介しましょう。

 

 

やり方はとても簡単。

 

 

 

相手の正面に立ち、目を見て話すだけ。

 

「・・・え?それだけ?」とか思いましたか?

思い返してみて?

意外とできてないっしょ?

 

 

とてもシンプルな方法ではあるけど、逆に相手からこれをされたら、

「話を聞いてくれるんだな」って思いますよね?

 

 

 

これも知っとく

「あの人は〇〇~」などと、相手を責めるような言い方をするヤツがよくいる。

これって、相手にネガティブなイメージを持っているからなんだよね。

本当に意味のない発言です。

もしもしっかりとコミュニケーションをしたいなら、

私はあなたにこうしてほしいと思っている」

私はあなたのあの行動に怒りを感じました」

のように、

「私は~」から始めるように心がければ、相手を責めにくくなる。

 

 

 

 

「私の話、聞いてる?」

「コミュニケーションできる?」

「その態度はなんなの?」

って被害者を演じるヤツほど、実は相手を傷つけるような発言が多かったりする。

 

 

注意しましょう。

 

 

 

 

④無意識な言葉の暴力に注意

「何でできないの?」

「何が分からないの?」

「前も言わなかったっけ?」

みたいな発言を、特に会社の上司から言われた経験があるはず。

 

 

殺意が湧くよね?

 

 

これを平然と言ってくるヤツって、相手を傷つけるつもりで言っていないことがほとんど。

かといってそれを指摘すると、

「質問しているだけなんだけど?」って逆ギレしてこない?

 

いやいや。違うよね。

 

言葉を耳にする側は、話し手の態度によって内容が良い方にも悪い方にも解釈することがあるワケだから、

こっちからすれば、「ただバカにされている」なんだよね。

 

 

 

「自分の発言は、自分の思った通りに相手に伝わる」などと勘違いしているバカは、

「自分がどういう風に言っているのか?」「他の人はどう思うのか?」ということが分からないようです。

 

 

感情表現が苦手な、とても気の毒な人なんです。
人間関係で苦労してください。

 

 

ドッペルおにいさん
自分の言ったことって、いちいち記憶なんてしていないよね。

でもそれは、相手だって同じ。

中途半端な言葉の暴力には気を付けよう。

自分にとっては普通の発言でも、相手を傷つけるというのを肝に銘じよう。

 

 

 

まとめ

わたしが考える重要なポイントをまとめておきます。

 

 

心が乱れそうになったときの柱をつくっておく。

「アイツ嫌い」とか「マジむかつく」みたいな気持ちは痛いほどわかります。

だけど結局、「あ、これ楽しい」とか「これ楽しそう」と感じたことをやっているときが充実してるんですよね。

 

むかついたとき、そのイライラの逃げ道として・・・

熱中できるようなものを1つでも見つけておくといいと思うんです。

 

 

きっと、それが自分を支えてくれるはず。

いっぱい作ろうね。

 

 

自分の発言がそのまま相手に伝わるとは限らない

何かを伝えるために、「言葉」はありますよね。

しかし残念ながら、「言葉」は万能ではありません。

誤解されて伝わることがある。

声のボリュームを考えて喋る必要がある。

相手に理解されないことがたくさんある。

 

便利ではあれど、ストレスを生み出す要因ともなります。

特に、怒りという手段を用いて何かを伝えることが多かった人は覚悟するといい。

 

すぐにイライラしてるよね?

未だ、イライラを与えることでしか物事を伝えられないよね?

伝わらなくて当然なのに、またイライラしてるよね?

 

 

 

 

人と関わらないほうが、幸せに過ごせると思いますよ。

 

「自分の話を聞いてほしい」などとほざく資格はないと思うの。

 

 

 

 

人の話を聞かないのは、知ったかぶっているから

相手が年上のときや親のときって、こっちの話を聞いてくれないことが多い気がするよね。

 

やわらかい表情で話を聞いているかと思いきや、実は適当に聞き流していることがほとんど。

逆に、相手があなたより年下で社会経験も少なかったら、きっとあなたも話を受け流すでしょう。

 

人が話を聞かなくなる理由は、

「お前より長く生きているんだから、その話は当然理解できている」という気持ちがあるから。

 

 

つまり、「おれは無知だ」と理解できれば、人の話を聞こうとするんですね。

 

 

しかも、「これくらい知っている」と豪語しているヤツほど、全然わかっていないことがほとんど。

そんな話を聞かねえくせに、知ったかぶる

頭の悪い人間なんです。

まぁ、頭が悪くなければ知ったかぶる必要もないわな。

 

 

わたしが思うに、

人間関係で揉めてしまう根底にあるのは、「人の話を聞かないこと」です。

人の話を聞こうとしなくなる「知ったかぶり」を防ぐためには、知らないことを知ろうとする能力が必要。

 

「いやいや。オレは何でも知ってるからどうしようもないじゃん」

という頭の悪い人も安心してください。

 

何かを知ることって結構難しいんです。

詳しく知りたい方は、

 

へどうぞ。

 




何もしないことが必要な理由と、そこから得られるもの

「今日は朝から会議があって・・・」

「あの仕事終わらせないと、上司がうるせえ」

などと、「あれもこれもやらないと」が口癖になってたりしないですか?

 

正直、毎日が何かをすることで埋め尽くされてますよね。

一体何が楽しくて毎日を過ごせばいいのだろう。

 

 

 

だってそうじゃない?

心の中では過去や未来についての想いが行ったり来たりしてるし、

変な妄想や、過去の失敗に対してクヨクヨして時間を無駄にしてるし、

やりたいことなんてそう簡単に見つからないし・・・。

 

 

「自分は一体何がしたいんだろう?」

って思い悩んじゃいますよね。

 

 

 

 

・・・だけど大丈夫、悲観することはない。

 

 

思い悩む時間を減らしたいなら・・・

 

『良い/悪い』の評価をしなければいい

 

 

・・・は?ですよね。

 

その意味と方法をこれからご紹介します。

どうぞ読み進めてくださいまし。

 

 

 

ドッペルおにいさん
必殺技を教えるよ

 

 

 

 

思い悩んでしまう理由とは?

まずは考えてみていただきたい。

 

注意力って大事にしていますか?

 

どんな人でも注意力は必要で、1日の中で使える注意力は人によってさまざま。

 

注意力は、

偏見なく中立した状況で物事を見ようとしないとぐんぐん減っていきます。

そうならないためにも、

物事に対して、無意識に評価を下していることに気付く必要があります。

 

 

 

ドッペルおにいさん
要するに、何かしらの『レッテル』を相手に貼り付けてるってこと

 

 

『レッテル』とは?

わたしに優しくしてくれる人、

わたしに価値のあることを教えてくれる人、

わたしにとって都合の良い人

すなわち、「良い人」に分類される

不快な発言をしてくるヤツ、

価値観が合わない変なヤツ、

「なんかコイツ気に入らねえなぁ」

すなわち、「悪いヤツ」に分類される

 

うーん?

 

「レッテル貼って何が悪いの?」

などと考えたかもしれません。

 

しかし、ここで問題となるのは、

良くも悪くも無い、「並」の場合は、その存在を無視してしまっているところですよ。

 

 

 

注意

極端な話、

好きだから、そこに注意を向ける
嫌いだから、そこに注意を向ける
それ以外は見向きもしない・・・。

これって、ただの「好き嫌い」じゃないの?

 

 

「好き嫌いなんて人の勝手だろ」とか思いましたか?

 

でも、限りある注意力を、好き嫌いの分類のために使うってどうなんでしょ?

 

 

「じゃあ、好きなことだけ目を向けてりゃいいのか?」

いいえ、これも違うと思うのですよ。

 

 

好きなものだけに集中することは悪いことではないけどさ・・・

でもほら、

自分にとって都合の悪いものを無視するのにも注意力が必要なんですよ。

 

そう考えると、

「普通」ってサイコーだと思わない?そう思うよね?

 

 

 

評価ばかりしている自分に気付く

「自分のことはちゃんと理解しているし、やりたいことをやって楽しく生きてる」

そう考えている人ほど、「好き/嫌い」や思い込みによって行動している可能性が高いです。

 

 

特に、

「自分に向いてるものや、得意なものとは?」
「子供の頃って何が好きだったっけ?」
「どういうときにストレスを感じる?」

こういう問いに答えられたとしても、いざという時に思い出せなかったら意味ないんですよね。

機械的な反応をしながら日々を過ごしてしまっているので、思い出せないのも当然の話ではあるけど。

 

 

せっかく楽しいことをやるんだったら、

「やっべwww、これやっぱりチョー楽しいwww」

と、ゲラゲラ笑いながらやりたいと思わない?

 

 

 

 

そ・こ・で!

 

そういう人にやってもらいたいのが瞑想です!

 

 

大事なことを定期的に思い出したいときの手助けをしてくれます。

 

 

 

 

 

瞑想の基本

朝起きたら、わたしは瞑想をしています。

瞑想はいいぞ~。みんなもやろうよ!

 

・・・しかし現実は厳しく、これが理解されない。

 

周りに瞑想の話をすると、

「瞑想なんて意味ないだろ」って言われます。

うーん。率直な感想で気持ちがいいねぇ。

 

 

とはいえ、その気持ちはすごく分かりますよ。

なぜなら、瞑想をざっくり説明すると、

何もしていないリラックス状態で、何分間もただひたすら呼吸に集中するだけだし。

 

いやいや・・・

「瞑想なんて意味ないだろ(2回目)」

 

 

まぁ落ち着いてください。

 

瞑想というワードを聞いて、

「瞑想なんて意味がない」と真っ先に考えるような人は、

瞑想を『誤解』している可能性があると思っています。

何年もやっているわたしだからこそ断言できるのです。

 

 

では、その『誤解』とはなんなのか?

瞑想をやってごちゃごちゃ言う人は、以下の3つのどれかの気持ちで臨んだと思うのです。

 

 

 

①「瞑想で気持ちが楽になるわけないが、とりあえずやってみよう」
②「瞑想が自分の人生を良くしてくれるはずだ!」
③「絶対に何かが起こるはずだ!」

 

 

①~③はどれも、”何か”を期待しながら臨んでいます。

 

 

 

しかし、瞑想を偉そうに提案してから言うのもアレだけど・・・

瞑想に効果を期待しちゃダメ

 

 

 

ドッペルおにいさん
瞑想に何かを期待したらダメな理由は、

効果がなかったときに、「ほら意味ないじゃん」と失望感を覚えるから。

すると、瞑想をすることに虚しさを感じてイヤになるんだよね。

 

 

 

ポイント

瞑想とは、努力せずに受けいれるような態度で臨むもの。

「瞑想をして変化を起こそう」じゃなくて、「あ、瞑想でもやろう」です。

 

 

 

 

 

実際にやるとどんな感じ?

何もしない状態(瞑想)を体験すると、

そわそわして落ち着かなかったり、瞑想に対する評価ばかりしていることに気付くでしょう。

 

意味があるのかな?」

「瞑想は退屈

「アレをやらないといけないのに」

 

 

瞑想に限らず、あるものに対して評価をしてしまうのは仕方ないこと。

だけど、それにいつまでも囚われ続けるのは良くない

 

 

 

そんな大切なことを必要な場面で思い出せるようになる

これこそがわたしが瞑想を推奨する理由なんです。

 

 

とはいえ、

今まで常に何かをしていた人が、急に何もせずに、”ただそこに存在する”のはかなり難しいと思います。

 

しかし、

常に何かをしている状態に慣れてしまっていると、注意力を取り戻し、本来の自分を再認識することができません。

「やりたいことがない」「楽しいことがない」と言っている人が、まさにそうです。

 

常日頃から「あれをやる」「これをやる」が多すぎて追い込まれていたり、
物事を「好きか嫌いか」で判断することに無意識に注意力を使っていたり。

こんなことばかりしていては、やりたいことどうこうの話じゃないんだよね。

 

 

 

ドッペルおにいさん
あなたもわたしも自分のことを何も分かっちゃいない。

それを「たかが呼吸」で思い知りましょう。

 

 

 

 

瞑想を続けた先に待っているもの

瞑想の目的をおさらいしましょう。

 

まぁざっくり説明すると・・・

過去のことをいつまでも振り返ったり、理想の未来を考えてニマニマして気持ち悪くなることを減らすのが目的。

 

「今」の状況を把握する癖を瞑想で身につけます。

が、完全に無くすことは無理。ごめんなさい。

 

 

たとえば怒ったときの状況を把握するとどうなるか?

 

まずイラっとしますよね。

次にイラっとした理由を探します。

わたしが思うに、「何かを脅かされた」「心に余裕がないから」「睡眠不足」のどれかが該当するはずです。

 

ある程度自分がイラっとした理由が分かったら、あとは好きにすればいい

怒りをぶつけてもいいし、堪えても良い。

 

「イラっとしたから怒った」

そうならないようにするのがポイント。

イライラした→怒る を繰り返していると、怒っている理由が分からなくなります。

 

怒っている理由が分からなくなるのはやべえです

 

 

 

ドッペルおにいさん
短気なヤツに、どうしてそんなに怒っているの?と聞くと・・・

「いや、怒ってねえよ。これが普通だから」と返ってくる。

・・・バーカww

 

 

ポイント

ストレスが溜まっているから怒ってしまった

遅刻して誰かを待たせているときは口が悪くなる

などというのを無意識にやると余計にムカつき、自分の価値も下がります。

 

 

 

 

意識してストレスを感じましょ。

意識して自分の身体を労わりましょ。

何もしない状態でいるための時間を確保しましょ。

 

 

 

見方を変えて物事の解釈を良いものにする

ここで表現している”見方”とは、視野のこと。

当たり前だけど、

視野が広くなれば新しい見方が増え、今まで見えていたものが違って見えることがある。

 

同じ出来事でも、それが違って見えてしまえば受け止め方が変わりますよね。

 

 

 

「でもオレ、昔から視野が狭いから・・・」

そんなキミでも大丈夫!

 

視野を広く、全体を見る能力は瞑想で鍛えることができるっ!

 

 

 

自分に都合の良いやり方でいいじゃん

「痩せたい」
「温厚な人になりたい」
「稼ぎたい」
「幸せに人生を歩みたい」

 

まぁこんな感じで、

「○○になりたい」と意識して考えることは多いよね。

 

しかし、

決めたことが結局やれず、そのまま終わってしまうことはもっと多い。

 

 

そういうパターンに陥る原因って、

視野が狭すぎて自分に適したやり方でやっていないからだと思うのです。

 

 

例えば、

学生のときに勉強ができたからと言って、社会人になっての資格勉強がスムーズにいくとは限らない。

こういうときは、「自分は頭が悪い」という前提で勉強の計画を立てていくべき。

 

「前はできたから」ではなく、「今はどうだろう?」という視点に切り替えられるかがカギ。

この視点の切り替えを助けてくれるのが、まさに瞑想。

 

 

 

ポイント

瞑想を通して、全体を見ることを意識しようとする能力を鍛えていきましょう。

見方がどんどん変わっていきます。
つまり、解釈に変化が起こるんです!

 

 

 

 

まとめ

何もしないことの重要性が少しは分かって頂けたかな?

繰り返しになるけど、

瞑想とは、何もしないことですよ。

瞑想に興味が涌いた人は、これを忘れないようにしよう。

 

瞑想をしていくと、評価ばかりしていることに気付くこと間違いなし。

「好き・嫌い」を減らして普通を愛し、「ストレス」を抱えないようにしましょう。

 

ドッペルおにいさん
「やるべきことは山ほどある」と分かっていながら、それでも瞑想を行う。

ここがとても重要なんだよね

 

 

・・・ところで。

そもそも「ストレス」とはどういうものがあるのか考えたことはありますか?

 

当ブログでは、

「時間ストレス」

「対人ストレス」

「仕事ストレス」

以上の3つに分けています。

 

ストレスを抱えていない人は100%居ないので、一読してね!

では下のリンクからどうぞ。

 

 




自信をもって何かに取り組みたい人は必見!「今日の目標は・・・」を大切にしてみて。

本記事では、

自分の身体に負担をかけさせず、無理なく『自信』と向き合っていきたい人に向けて書いています。

 

 

なぜ自信と向き合うのが重要なのか?

知りたい方は以下の続きをお読みください。

 

 

 

 

今回は、

step
1
価値観のアップデートについての補足

step
2
自信を失くす要因として挙げられる、無意識目標の存在

step
3
実際に目標を立ててみる

 

という流れで書き進めていきます。

 

 

 

価値観をアップデートできていないままだとどうなる?

「継続力」は、多くの方が追い求める能力の1つ。

 

日常生活において、

何でもいいから、「やり遂げたい!」「続けたい!」と考えることはよくあります。

 

そして何かを一度でも始めてしまうと、その人にとってそれは「継続しなければならないもの」に変化します。

 

 

・・・が、

これが自信の低下を引き起こすんですよね

 

 

「これをやりたい!」が、「必ずやるべきこと」へと変化するのは一瞬。

やりたいことが多く、それら全てが「必ずやるべき」だったら大変なことになります。

 

 

そもそも継続する能力を追い求めてしまう理由は、

「一度続かなくなると、歯止めが効かなくなって堕落していくから」なんですよね。

 

 

もしも継続できないと、

「そんな理由で辞めるなんて何を考えているの!?」

などと、親や学校の先生から叱られることもあったでしょう。

 

そんな経験ばかりしてしまうと、

「継続できない=堕落する」という考えになってしまう。

まぁ、これは仕方がない。

 

 

 

「堕落したくないから、やらなければならない。」

その気持ちは分かりますよ。

 

でも実は、

この思考が強い人は、考え方が子供の頃のまま成長できていません。

 

カッチカチなんです!

ゾックゾクするやろ。

 

 

 

①最後までやり遂げることにこだわる

『子供の思考』(未成長の思考)にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

 

 

成長できていない思考と、成長した思考
子供の思考 成長した思考
①「一生懸命やれば、成長する」 「どのような仕事に一生懸命取り組めばいいか?」

「うまくできなかったら、反省と対策をしよう」

②「この人の言うことを聞いておけば間違いない」 「相手は何を知っていて、何を知らないのかを把握しておこう」

「尊敬はしているが、いざというとき助けてくれるとは限らないよね」

③「周りの状況を見ながら行動するべきだ」 「自分の感性や感情はしっかり把握しよう」

「自分を守ってくれるのは自分だけ。」

「体調はどうだろう?」

 

 

 

身体は大人になりました。

しかし、たくさんの子供の心を持ったまま、多くの人が日々を過ごしているはずです。

子供思考である「こうあるべきなんだ」という心を柔軟な心へ脱皮させていくことが重要なのです。

 

 

 

ドッペルおにいさん
「継続するのが大切なんだ」とか、マジでどうでもいい。

いま必要なのは、

「何をどのように継続し、何をどのように中断するのが良いか?」という『選択技術』じゃない?

 

 

ダイエットで例えてみましょう。

「今日から甘いものは絶対食べません!」という目標を立てることはよくあります。

しかし、

「甘いものは食べない」という、たった1つの視点で継続や我慢にこだわり続けても、うまくはいきません。

 

やはりどこかで甘いものは食べてしまうもの。

なのでそういった場合は、

「3日に1回にする」とか「1日に1回は野菜を摂る」などと目標は修正しなければならない。

自分に合った目標を継続させていくことが重要です。

 

 

できないことには、「できない」と意識する習慣が必要なのです。

 

 

 

 

②「まぁいいか」が許せない

思考が成長できていない(子供の心が強い)人の傾向として挙げられるのは、怒りっぽいです。

 

たとえば、自分の尺度から他人が少しでも外れる行動をした場合・・・。

ある程度思考がアップデートされていれば、「まぁいいか」の心のまま留まります。

 

しかしそうでない人は、

「まぁいいか」と感じる自分が許せません。

 

その結果、他人に対してかなり厳しい見方をするようになります。

 

 

「お前のために言っている」
「ちゃんとした大人になって欲しいから言っている」

この発言の中に、多少は『愛情』があるかもしれない。

だけど、

相手次第では「理不尽だ!」「厳しい!」と解釈されることもある。

 

愛情を装ったわがまま

これらの発言の中に少しは愛情”が含まれているかもしれない。

だけど相手にとっては、理不尽で厳しいなのです。

敏感な人からすれば、「パワハラ」とか「サイコパス」などと言われることも。

 

 

 

そもそも、

子供の心が強かったり、「まぁいいか」と考えづらくなるのは、愛される自信が低下しています。

 

なぜなら、

自分にとっての『当たり前』が他人に受けいれられないと、それを心の痛みとして捉えてしまうからです。

それが周囲に対する不信感に変化し、「自分は必要とされていない」などと誤解していくワケです。

「どうして私の気持ちが分からないの!?」と子供のように怒り狂うのは、まさにこれですね。

 

 

 

無意識な目標の存在

空腹を満たすために、冷蔵庫の中から食材を取り出すところをイメージしてください。

 

このとき、「あなたは無意識に目標を立てている」

と言われたらどう思いますか?

 

「たかが空腹を満たすためだけに目標なんか立てないよ」って?

 

いいえ、実はそうでもありません。

目標が無意識にでも立ち上がらないと、大変なことになりますよ?

 

 

 

例えば、

無意識な目標が「何も考えず、適当に料理を作る」だとしますよね。

 

料理が出来ないにも関わらず、

難易度の高い料理を作るために、包丁とまな板を急に使い出そうとするものなら「おい、やめないか!」となるはずです。

 

 

そんなこと言われると、

「料理できないのに難しい料理なんてつくらねえよwww」

とか、当たり前の反応をするかもしれないけど・・・。

 

 

まぁ要するに、どんなときでも人は無意識に目標を立てているってこと。

料理ができない人だったら、

「空腹が満たされればなんでもいい」という無意識な目標を立てていることがほとんど。

 

 

このように、わたしたちは何かしらの期待をもって行動を起こしています。

期待に近づくためには、イメージを持って物事に取り組む必要がありますよね。

そうすることで、意識しなくても目標が勝手に立ち上がってくれるのです。

 

 

 

いちばん身近な例でいえば、「他の人に迷惑をかけてはいけない」でしょうか?

「迷惑はかけないぞ!」と口にしながら毎日過ごしている人はまず居ないでしょうが・・・。

目標としては、無意識に立ち上がっていることがほとんどです。

 

 

このほかにも、皆さんは無意識な目標をたくさん立てながら日々行動しているのですが・・・

この無意識な目標が達成できず、自信を無くして自分を責めてしまうことがあります。

 

 

 

 

目標の設定が上手な人ほど、気持ちの切り替えが早くストレスも少ないでしょう。

毎日目標が勝手に立ち上がるのであれば、その設定をコントロールできるようにしておきたいものですが・・・。

 

 

でも残念ながら

無意識なことをコントロールするって無理なんですよね。

 

 

 

・・・でも大丈夫。

 

 

コントロールすることはできないけど、無意識な目標を立てていることに気付くことはできます。

 

そのポイントとしては、自分を責めてしまったときです。

何を期待して裏切られたのか、しっかり考えましょう。

 

 

 

覚えておいて

自分を責めていることに気付ければ万々歳。

紙とペンを用意して、自分の思うままに目標をとにかく書きまくってください。

高い目標を立ててもいいんです。

厳しく自分を評価してもいいんです。

ただそれを無意識でやらないこと!

 

 

ドッペルおにいさん
とはいえ、無意識なものを意識していく作業はエネルギーが必要。

疲れていて注意力が残っていないときは、余計なこと考えずにさっさと寝ようね。

 

 

 

 

無意識な目標では、結果だけが全て

親や先生から、「社会人になったらこうあるべき」みたいなことを言われなかったですか?

残念ながら、それも子供の思考です。

 

 

「社会人はこうあるべき」は、社会人になったら足を引っ張ってきます。

何度も言うように、

「こうあるべき」をアップデートしておかないと、間違った目標を立てやすくなるのです。

 

何故なら、

「こうあるべき」に対して矛盾が起きたとき、

根強い『価値観』が強く自己主張をして、別の価値観を受けいれることをしなくなるから。

 

 

これはつまり、

「こうあるべき」以外は『悪』と判断してしまうということです。

 

 

例えば、

あなたの上司が、「とても意味のあるプロジェクトを誰に任せたらいいか?」と悩んでいるとします。

その立候補として名乗りをあげたのが、あなたです。

もしもこのとき、

具体的な目標をもたずに、「とりあえずやってみるか」で臨むと、どのような自己評価をしがちなのかを考えてみましょう。

 

 

 

プロジェクトに対する視点   自分に語りかけてくる気持ち
自ら立候補をした 「身の程をわきまえるべきだったか?」
プロジェクトがうまくいくか分からない 「ネガティブに考えず、ポジティブになろう」
順調に進まない 「もっと頑張らないといけない」
周りの人と連携がとれない 「もっと話をするべき、他人なんて役立たず」
なんか面倒くさくなった 「仕事なんだから、感情をコントロールするべきだ」

 

 

 

 

自信がない状態で自己評価などしても、まず思いつくのはネガティブ評価です。
このような否定的な感覚は、多くの人が経験してきているはず。

 

 

心の中の整理ができていない状態だと、様々な気持ちが自分に語りかけてきます。
その結果、それぞれの視点からのマイナス評価が心を占めるというワケです。

無意識目標は評価表が存在しないので、「それで結果はどうだったの?」ということで終わってしまいがちです。

 

 

よくあるのが、

結果が散々なときに、「それでも俺は頑張ったんだぞ!」という理由で「自分を認めろ」と周りに強要すること。

それで評価してくれるほど、周りは甘くはないですよ。

 

 

ドッペルおにいさん
無意識目標は、誰も幸せにしない

 

 

 

さぁ、意識して目標を立ててみよう

じゃあ、目標を具体的にイメージしてみようか!

 

「・・・え?それだけ?」って思いますよね。

 

しかし侮ることなかれ。

“それだけ”のことが出来ないから、

いつまで経っても高い目標ばかり立てたり、そもそも目標設定がズレたりするんです。

 

 

ドッペルおにいさん
目標をしっかりイメージしなくても行動はできる。

なのに、どうして意識して目標を立てるという面倒ごとをしないといけないのか?

・・・それは、自分に自信がある人のセリフなんだよな。

 

 

 

目標を設定すると、『方向性』『レベル』『モチベーション』が自動的に生まれます。

 

方向性は、「お金持ちになって美少女とイチャイチャしたいんや!」みたいなやつ。

 

計画通りに行かないことが多いって気付いたのなら、目標のレベルを下げて調整する必要があるね。

 

また、レベルとモチベーションはセットであることが多く、

やる気があっても、「レベルが高すぎて手も足も出ねぇ!」状態だったら意味ない

 

 

 

ポイント

早い話が、

「これ、ちょー楽しい!」と感じれて、目標に現実性があって、本人にやる気がある。

そんな目標を立てられれば、ちょっとずつ前に進んでいけるんじゃね?ってことです。

 

 

 

 

「もっと良い」を積み重ねるような目標を設定する

では実践です。

 

ごちゃごちゃ言わず、

ボールペンを握り、

ノートを広げましょ。

 

 

目標を立て、それに突き進んでいくための書き方としてのポイントは、

①最低でもやりたいこと。

やれない方がどうかしているレベルにすること!これは必須条件。

 

②ここまでやりたいこと。

やれそうでやれないレベル

 

③普段考えているもの。

理想のやりたいこと

 

まずは、これら3段階のレベルの目標を決めてください。

 

 

3つに分けて考えることで、

無意識に考えている目標が③の理想であることに気付けます。

 

 

ココがおすすめ

無意識目標のなにがやばいって、

①の最低レベルと、②のここまでやりたいレベル・・・

これらに必要な、時間・労力・エネルギーの存在を無視しているから。

だからいつまでも、「やっても続かない」というパターンが卒業できんのよ。

 

 

 

 

覚えとく!

自信をつけるために何かを続けたい?

だったら自分の脳みそに、

「これをやったら自分に自信がつくと思うから、エネルギーを使って?」と、その必要性を訴えまくろう

 

 

 

目標設定の例

ふと思い立って、自らの意志で行動を変えることは可能。

しかし、長く続くものではありません。

 

ダイエットをしようと断食生活を決行しても、
「まずい!必死に栄養を溜め込め!」と、勝手に無意識目標が立ち上がる。

消極的な自分を変えるため、積極的に人と関わろうとしても、
「もしかしたら相手は自分に対して敵意を抱いているかもしれない。慎重に行動しろ!」と、勝手に無意識目標が立ち上がる。

 

 

意志の力よりも、無意識の力の方が強いんだよね~。

 

 

とはいえ、無意識にも言い分はあるんですよ。

「やっても死ぬワケじゃないじゃん!」もその1つだったりしますから。

 

そんな前提を踏まえたうえで、どのような目標を設定するのがいいのか?

『お片づけ』を例に見ていきましょう。

 

 

 

部屋を片付けるときに最適な目標設定とは?

あらかじめ言っておくと、わたしの部屋は汚いです。

きっと、あなたが想像している部屋の10倍は汚いので、ご安心を。

 

そんな汚部屋(おへや)に住んでいるわたしが、部屋の片付けに対して考えていることを挙げてみます。

 

汚部屋の住人あるある

  • 「決して汚いのが好きというワケではなく、片付けたい気持ちはある」
  • 「疲れているときは、片付けなど頭にない」
  • 「今日こそは!と思い立ったときは、完璧に片付けようとする」
  • 「基本的に、片付けは途中で挫折するもの」

 

 

要するに、

汚い部屋は嫌だけど、掃除するのはそれ以上に嫌なだけ。

なんか文句あります?(煽り)

 

とはいえ、

うまく片付けができなかったときは凹みます。

どっちだよって話です。

 

汚い部屋でも、日常生活に支障が出ないのであれば気にならない。

だけど、片づけがうまくできないと自己嫌悪に陥ってしまうことがあります。

そんなときに疑うのが、

「せっかくの休日なんだから、完璧に片付けなければならない」という無意識目標です。

 

 

 

そもそも、「この前必死に片付けたのに、もう汚くなっている・・・」

そんな現象が起こる原因って、

脳みそが「片付けることは面倒で大変である」ことを理解したからなんですよね。

 

何度も言うけど、

片付けなんてしたくないじゃん?

やりたくないことはやめて、エネルギーは節約しないとダメじゃん?

 

 

 

 

以上のことを踏まえた目標・・・

わたしは考えました!

 

 

直観で「無理だ」と感じると、片付けのしんどさを思い出してしまうので、無意識に片づけから遠ざかってしまう。

なのに、「オレは片付けができない」と落ち込むのって頭おかしいよね?

 

要は、「こんな目標なら達成するの簡単っしょ!」というものを立てればいいワケなので・・・。

 

 

目標の例:

「机の上の整理をやったら、飽きてOK、他のことをやってもOK」

くらいでいいかと思われます。

 

 

ドッペルおにいさん
片付けしなくていいとは思ってるけど、汚い部屋が好きなワケじゃないよ。

事情があるんだよ事情が。

だから、

知り合いで汚い部屋に住んでいる人が居ても、温かく見守って欲しい。

許して欲しい ❤

 

 

 

 

まとめ

なんとなく始めて、なんとなく終わる・・・
このパターンだと、無意識目標になって、無意識評価の罠に陥る!

 

失われた自信を少しずつ取り戻すためにも、何かをやる前は、
「私はこの作業について、これぐらいを目標にしまーす」
と宣言したり、ノートに書いてみることをやっていくといいんじゃない?

 

 

目標を決めたときに必ず確認するのは、
「方向性」「レベル」が最適で、更に「やる気」も出るような目標になっているかどうか!

 

意識目標を上手に作れるようになると、

沢山の「できた!」に出会えるはずです。
そうやって、自信をちょっとずつつけていくと良き。

 

 

 

「この目標を達成することは、自分にとって意味があるんだ!」
それを脳みそに訴え続けることで、モチベーションの低下を防ぎましょう。

そしてそれは、

その目標を自分自身が「達成できる!」と思えることが必要。

 

 

ダメな目標の例

「お金がないから、今月中に100万円を稼ごう!」

という目標は、必要ではあるが達成することは(凡人には)不可能。

仮に「100万稼ぐことは必要なんだ!」と脳みそに訴え続けても・・・

脳はあなたに告げるだろう。

「いや、エネルギーの無駄だから。」

 

 

ダメな目標だと、

重要なことなのにやる気が出ない状態のまま自信を失くしていく。

これは忘れないようにしたいね!

 

 

 

 

ドッペルおにいさん
目標を立てたり、達成させることを継続するのは難しいが・・・。

まぁせめて、

「今日の目標は・・・」の意識の大切さくらいは分かってくれたならそれで良いよ




自信がなくなったときは、『自信』についてもう少し勉強してみよう

 

失われ続ける『自信』

自信がない状態ってどのようなものか考えてみましょう。

おそらく、「失敗を恐れている状態」が圧倒的に多いのではないでしょうか?

 

自信がない=失敗を恐れる

そんな方程式が成り立っている理由は、

 

①不安が強いので失敗を大きく捉えすぎている

何かにチャレンジしようとしても、思い切れずに進められない。

 

②失敗して周りからバカにされることを恐れている。

かといって自信がある風に演じても、周りの目が気になるなら結局一緒。

 

この2つのどちらか、もしくは両方じゃないですかね?

 

 

 

 

『自信』は2つに分けられる

そもそもの話、自信とはなんなのか考えていきましょうか。

 

 

「自信って何?」って聞かれると、

物事に対しての、「出来る/出来ない」という意味みたいに思われるでしょう。

 

 

 

ところが『自信』って、大きく2つに分けることができるんですよね。

 

 

2つの自信

①人生に対する自信

信念ではなく、身体機能を高めて自信をつける行為のこと。

ダイエットをしたり、筋トレをしたり、美容に力を入れたりして自信をつけるなど。

②必要とされたり、愛される自信

愛される実感、頼られている実感を得るために、他人に尽くそうとする。

これはあくまでも、自信をつけるために行われる。

 

 

「人生に対する自信」は、各々が必要だと感じたら勝手に行えばいいものです。

しかし、

必要とされたり、愛されようとする行為は、追い求めても自信なんかつきません。

 

 

 

必要とされたり、愛されても負担は増える

「上司から褒められたい・・・」

「自分の居場所を作らなきゃ・・・」

 

「とにかく誰かから必要とされたい!」

 

そう思いながら、

重い足取りで会社や学校へと向かっているのではないでしょうか?

 

 

残念ながら、

誰かの期待に応えたり、誰かから認められることで自信をつける行為は、空回りして終わってしまいます。

 

 

 

周囲から認められる行動?

・常に笑顔でいる

・2つ返事で依頼を引き受ける

・積極的に残業する

 

 

自分に自信がなくなると、周りが自分のことをどう思っているのか知りたくて仕方ないですよね?

自信のない自分を感じるのは誰だって嫌。

とにかく苦痛です。

 

 

周りの期待に無理に応えても、自信なんてつかないことなんて知ってるし、

疲労が溜まってイライラしてしまうこともわかってる。

 

 

でも、

自信がない状態(苦痛)を紛らわすためには、周りから必要とされるような行動をするしかないんです。

だって、

周りから必要とされるような行動をした方が目に見えて楽だから。

 

 

自分の生き方に自信がないときほど、こんな負担の増える行動ばかりしてしまいます。

 

 

一番やばいのは、

 

「人から愛されていると感じれず、

しかも自分の生き方がこれで良いのかも分からない」

みたいな状態。

 

 

 

どうやって自信をつけていくつもりなの?

 

 

 

ドッペルおにいさん
とはいえ、

人生に対する自信や愛される自信は、多くの人が失い続けているに違いない。

自信がないときって、自分はどういう行動をしてたっけな・・・。

 

 

 

 

 

価値観をアップデートしていくために

自信がなくなる=自分に『ダメ』出しをしている状態です。

じゃあいったい何が『ダメ』なのかというと、「私はこうあるべきだ」という価値観です。

 

「自信がない、自信がない」と言っている人は、価値観に苦しんでいます。
ですので、この価値観をいい加減新しくしましょう

 

 

 

ドッペルおにいさん
価値観って簡単に変えられるものなのか?

 

 

価値観をアップデートするには、あなたが本来大切にするべきだったものを取り戻す必要があります。

 

大切にするべきことって一体なんでしょうか?

ほら、思い出してみましょう。

 

 

 

原始人が思い出させる大切なこと

価値観をアップデートしていくために、

まずは原始時代を思い出してみることにしましょう。

 

むかしむかし、

人類は飢えや寒さはもちろん、大型の肉食獣や部族間との争いに怯えながら生活してきています。

その記憶というものが、現代でもなお無意識に人間に組み込まれているんです。

 

これを知っておくだけでも、価値観に変化を与えやすくなりますよね。

 

 

ここだけ知っておく

どいつもこいつも、スーツを着た原始人。

物事に対する反応の多くは、昔の原始人そのものである

 

 

 

例えばダイエット。
原始人時代は、集団で生きたり、狩りをすることが日常ですよね。

にも関わらず、「今日からオレは何も食べません!」とか言ってたらすぐ死にます。

だから原始人時代のままの心が、「もっと食べろ」と指令を出すのです。

 

 

ドッペルおにいさん
命に関わる問題であれば、我慢してはいけないということね。

それは今も昔も、ずっと変わっていないはず。

 

 

 

 

エネルギーとは命そのもの

原始人はエネルギーをとても、とてーも大切にします。

エネルギーが無くなるのは、集団生活を重んじる原始人にとっては死ぬことを意味するからです。

 

 

 

では、現代を見てみよう。

 

 

「これくらいで会社を辞めるなんて!」

「みんな頑張っているだろうが!」

「お前は定時で帰るのか!」

などと、精神・根性論で無理矢理エネルギーを使わせようとしているではありませんか!

 

 

 

未だ原始人の心は、「エネルギーが無いからもう動くな、頑張るな」と必死に語りかける。

だけど、スーツを着た原始人はそれを許してはくれません。

 

 

 

 

ドッペルおにいさん
ふざけんじゃねえ!

オレは原始人なんだぞ!(?)

 

 

 

疲れたら頑張れないのは至極当たり前のことですよね。

ボロボロになった身体で、「俺は頑張れないんだ」と自信を無くすなんてふざけてる。

 

 

いくら疲れていようが、それでも頑張らなきゃいけない。

その気持ちは、わたしもあなたも同じのはず。

 

だけど、忘れないでください。

 

 

あなたの心はこう言っています。

「お願いだから休ませて」

 

 

 

ポイント

疲れたら休みましょう。

ロボットじゃないんだから

 

 

 

 

自分の身体は自分で守る!

自分ほど、自分を大切にしてくれる人間は存在しないから。

 

 

 

疲れは気付きづらい

「確かに疲れ気味かもしれないけど、そんなに大変な仕事をしているわけではない」
「みんなも自分と同じことをしている」

 

つまり、

「自分が頑張れないのは自分がおかしい」

だから、余計に頑張ってしまう。

 

 

ドッペルおにいさん
この考えって結構危ないよね?

 

 

 

忘れがちなこと

「転職したら人間関係が新しくなるのは当たり前」「引越しはみんながやっているから当たり前」

しかし、

「当たり前なことや常日頃からやっているから」といって、疲れないわけではないんだよね。

 

 

当たり前にやっているときほど、疲れを放置して休むことを怠りがち。

疲労が溜まって自信がないと、

原始人のきみは自分を守る行動が増えてしまい、ネガティブな情報に敏感になったり誤解が多くなるから。

 

 

 

 

当てはまったら要注意!

  • 疲労状態でLINEをし、いつもより相手の返事が遅いと「何か嫌われるようなことしたかな?」
  • 職場の人の陰口をたまたま聞いて、ネガティブな内容だった場合は「あれはきっと自分のことだ」
  • 普段は気にしないことが、なぜか今日は気になってしまう

 

 

原始人は、疲れると危険なことから逆に目が離せなくなります。

「弱っているからこそ、ネガティブなことは素早く察知しなければならない」

こんなこと意識できないと思うけれど、きみはそう思っている。

 

 

要するに、

 

自信がないときは、自分を脅かす情報を見つけてしまい、

自分で自分を落ち込ませることになる。

 

これを覚えておくといいね。

 

 

 

 

現代の原始人は落ち込みやすい

現代を生きる原始人のきみにとって、

「変われない」

「成長できない」

この悩みはずっとつきまとうだろう。

 

特に、「他の人はやれているのに、自分は頑張れない」という状況のときは、自分に対してダメ出しをするはず。

でも、ダメ出ししても何の解決にもなりません。

 

何度も言いますが、きみの心は未だに原始人だから。

原始人はとても慎重ですよ。

 

 

慎重だからこその行動たち

  • 疲れたらサボるのは、エネルギーを使い果たさないように行動を抑制しているため
  • 一回言われたくらいで行動を変えられないのは、「自分のやり方を変えるのはリスクがある」と考えてしまうから
  • お酒やタバコがやめられないのは、お酒やタバコはエネルギーを消費しないから。なのに、「禁酒・禁煙するエネルギーをどうして使う必要があるの?」という考えだから
  • ダイエットが続かないのは、「栄養をとれ」という指令があるから

 

 

きみの周りに、「一回言われたことは理解しろ」などとほざく人は居ないでしょうか?

そんな人とは、すぐに距離をとるようにしてください。

 

 

何故なら、人間それぞれ様々な課題とやり方があるから。

たった一回の情報で環境や考え方を変えるのってリスクだとは思わないかい?

 

 

 

 

 

ドッペルおにいさん
いま現在、何の問題もなく普通に過ごせているのなら、変化することを他人に強要される筋合いはない。

このことを、原始人であるきみは知っているから・・・。

変わろうとしないだけだし、する必要もない。

 

 

 

 

協調性を意識しすぎると疲れる

他人の目を気にしながら生きてしまうことってよくありますよね。

結果が出なくて自信を失くしてしまったときほど、この傾向は強くなっていくのではないでしょうか?

 

他人の目を気にしながら過ごす時間は地獄です。

当然自信もないので、周りからの期待に応えることはできない。

しかし、他人からの目が気になった状態はなんとかしないといけない

 

するとどうなると思いますか?

 

そう。

自信のない人は、がむしゃらに頑張るという選択肢しか残っていないんです。

 

周りのために身を削りながら頑張っている人は、まず褒められます。

信頼関係はこんな感じで築かれていくことがほとんどですよね。

 

 

でも・・・

信頼される関係はバリバリ築けていけても、

あなたの身体はボロボロだよね。

 

 

 

周りから察してもらおうとする協調性も疲労の原因

たまに、

「自己主張ができない人はダメだ」などと言う人が居ます。

そういう人に限って、「お前の意見が場の空気を乱しているんだ!」などとほざきます。

 

 

とても悲しいのですが、結局のところ、

自分の意見を主張することは、和を乱す『はしたない』行為と認識されてしまうのでしょう。

 

 

自己主張をすると周りから嫌な目で見られる。

ならば、頑張って頑張って頑張って・・・

「あの人はとても頑張っているのに報われていない」と思われるのを待つしかありません。

 

 

頑張ったか頑張っていないかを判断するのは他人。

台風がきていようが、風邪で死にそうになっていようが・・・
それでも仕事に行って、「果たして自分は頑張れているのか?」の確認をしないといけない。

 

 

 

日本の美しい休み方(笑)

「こんな台風の日にいつも通り出社するヤツがあるか!」

「気分が優れないのなら、今日は帰ってもいい」

仮にそう言われたとしても、とりあえず一回は「全然平気ですよ」と答えるのが暗黙のルール。

そして本当に危険な状態になって、「よく頑張った。今日は休んでいい」という指示が出て初めて、美しい評価が下されるのです。

うん。死ねばいいよね。こんなルール。

 

 

とはいっても、上司からの「よく頑張ったね」という言葉は最強。

だって、

笑顔になったり、その日ぐっすり眠れたりしてしまうのだから・・・。

マジで怖いわ。

 

 

 

まとめ

「自分の生き方に自信がない」と言う人って多いですよね。

でもぶっちゃけ生き方に自信が無くても、

友達とワイワイしたりゲームして楽しく過ごせるのならばそれでいいよね。

 

だけど、自信をつけるために誰かに愛されようとすると、

自信がつくどころか、身体に負担がかかって誤解が増えたりストレスが溜まります。

 

自信がない状態が苦痛なのは分かります

でも多くの場合、

きみが本当に必要なのは、自信じゃなくて『睡眠』

 

 

「寝たところで自信はつかないだろ!」などと反論するかもしれないけど・・・

無理に笑顔になったり、

仕事を無理に頑張ったり、

他人の目を気にしたり。

これらをやるより1000倍はマシなんだよ。

 

 

言い忘れていたけど、

自信がない人や疲れているときにSNSとか使うと、ますます自信が低下するので注意しましょう。

匿名で書き込みができたりするから、普段表に出さないような感情をぶつける人が多数。

嫌な思いをするためにSNS使わず、さっさと寝ましょうね。

 

 

 

ドッペルおにいさん
些細なことでくよくよしても自分を責める必要はないさ。

「今日は疲れが溜まっているから寝よう」と思うだけで百点満点や!

 

 




悩んでいるときに必要なのは、「いかに悩みから素早く遠ざけれるか?」

 

前記事では、

罪悪感によってどのような悩みを抱えるようになるのか?

主にどのような人が罪悪感の餌食になるのか?

について書かせて頂きました。

こちらもお読み頂くと、より罪悪感について知ることができます。

 

 

 

上手く罪悪感と付き合っていくための6つのポイント

 

さて本記事からは、罪悪感と上手く付き合っていくためのポイントについて学んでいきましょう。

 

 

まず罪悪感は、相手のことを想っているからこそ生まれます。
しかしその罪悪感を放置しておくと、相手を想う気持ちが薄れていきます。

 

そうなると、

「以前は好きだった相手を好きになれない」と誤解することに繋がり、相手との関係が壊れてしまうかもしれません。

 

 

人間関係を築いていく以上、罪悪感はあなたの心を支配し続けようとします。

そういう意味でも、罪悪感と付き合い方は知っておく必要があるのです。

 

 

本記事では、罪悪感との付き合い方のポイントを、主に6つに分けてご紹介しています。

どのポイントからも言えることは、

『罪悪感』に焦点を当てないようにすることです。

 

 

 

①頑張ってきた事実は否定しない

誰かのために頑張れなかったときや、誰かを喜ばせられないと、「なんてダメなんだ」って思いますよね。

そんな想いに意識が向かったら、罪悪感の餌食になってしまいます。

 

 

「ダメな自分」に意識が向くと、罪悪感に心が引きずり込まれて悩んでしまう

 

 

残念ながら、

「ダメな自分」は些細な出来事で感じてしまい、簡単に罪悪感に引きずられます。

 

罪悪感に引きずられた自分の心は、どのように助け出したらいいのでしょうか?

 

そこでポイントとなるのが、『焦点』になります。

 

 

重要!

自分は誰のことを想い、そして罪悪感に悩まれているのか考えましょう。

「誰のために頑張り、喜ばせたかったのか?」

この質問の答えに焦点をあててください!

 

 

こうすることで、

誰かのために頑張ってきた事実を忘れないので、気持ちが沈みにくくなります。

 

そしてそのために、「自分はこれからどうするべきか?」などと、悩みに変化を起こせます。

 

 

例えば・・・

毎日夜遅くまで会社で働く旦那さんが居るとしましょう。

旦那さんは、

「家族と過ごす時間も作れていないし、家のことも全て妻に任せてしまっているので申し訳ない」と、罪悪感に悩まされている。

この旦那さんが毎日仕事を頑張るのはなぜかと言えば、会社の期待に応え続けることで家族を守りたいからですよね。
つまり、家族のことが大好きだと分かります。

しかし家族を守るためには、会社を選ぶしか選択肢がありません。

 

 

 

こういう状態が続くと、罪悪感の餌食になります。

「もっと家族との時間を作りたいのに!!」とストレスを溜め、大好きなはずの家族にそれをぶつけてしまっては意味がありません。

 

ですので一度、思い切って1日だけでも家族と全力で過ごすことをしてみるといいでしょう。

その1日は家のことを自分がやって、愛する奥さんに自由を与えたり、子供と過ごしたり。
それで、「やっぱり仕事よりも家族が大事だ!」と思うのであれば、自分が置かれている環境に変化を起こすべきだと分かりますよね?

 

 

 

「自分の何がいけないのか?」

「誰が悪いのか?」

などといつまでも悩まず、頑張り方を変えてみてください

 

 

ポイント

まずは罪悪感に引きずりこまれた心を助け出そう!

そこから頑張っていくには、

「誰のために?」の答えが必要!

 

 

 

 

②「良い/悪い」で判断しないことで、罪悪感から意識を遠ざける

過去の自分の過ちにより生みだされている罪悪感もあります。

 

例えば、

「以前浮気をしてしまいパートナーを裏切ったことがある」

「離婚を突きつけられ、それ以来そんな罪悪感に悩まれている」

といった具合に。

 

 

 

浮気をしてパートナーを裏切った人の話を聞くと、
「浮気するとはけしからん!」

「理解に苦しむ」

などと、正論を主張したくなります。

しかし過去の過ちの罪悪感対し、正論を持ち込まれるのは誰だって地獄です。

より罪悪感に苦しめられることになります。

 

 

確かに浮気をしたり、誰かを裏切る行為は気持ちのいいことではありません。

だけど、「浮気するのは間違っている!」という正論に意味などないよね?

「良い/悪い」の判断ってどうでもよくない?

 

 

この場合にはっきりさせないといけないのは、

「何が原因でそうなってしまったのか?」を突き止めること、

しっかり理解する(させる)ことではないでしょうか?

 

 

ドッペルおにいさん

普段、パートナーが自分に構ってくれなかったら、あなたはどうしますか?

そんなときに別の異性から優しく接してこられたら、胸はキュンキュン高鳴りますよね。

 

 

 

 

 

 

浮気するのはダメに決まってる。

でも、いけないと分かっていても、寂しさから浮気に走ってしまった・・・。

少なくともその気持ちは理解できるんですよね。

 

 

過去に過ちを犯したときの気持ちを理解することができれば、

「あんなことをした自分はダメだ」から、「あんなことをしない為にはどうしたらいいだろう?」と悩み方に変化が起きます。

 

 

 

「そうせざるを得なくて、そうなってしまった」ことが分かったのに、

それでも、あなたは相手を責めるのでしょうか?

それでも、自分を責めるのでしょうか?

 

感情を理解することは、罪悪感から抜け出す助けとなります。

 

 

ポイント

罪悪感は裁判ではなく、ただの「心の世界」

法律に縛られる必要も無いので、過去の過ちの善悪をはっきりさせる必要はない!

「何故そうせざるを得なかったのか?」という意識が大事です。

 

 

 

 

③自分に自信のない人がよく抱く、「自分は愛されない人間である」

「自分は愛される人ではない」という罪悪感を抱くような人のことです。

この罪悪感に、わたしもよく囚われています。

 

 

皆さんは、相手のことをテストしてしまうような言動をしたことはありませんか?

 

 

相手をテストするとは?

「あなたはわたしと仲良くしてくれる。でも、それってあなたの本心?

もしもこちらがひどいこと言って突き放しても、わたしと仲良くしてくれる?」

というような、

あえて意図的に冷たい対応をして、相手の出方を伺おうとする行為のこと。

 

 

 

この罪悪感に支配されると、幸せを否定するような態度になってしまう。

 

他人から愛される自信がないときほど、この感情は強くあらわれます。

 

 

 

相手をテストするような言動には、

「わたしは誰かに愛されるような人間じゃない!なのに何故、あなたは私に優しくするの?」

「ほら、こんなひどいことしてみたよ。わたしって愛される価値なんてないでしょ?」

という意味があります。

 

 

もしも逆の立場なら、あなたはどう感じるでしょうか?

相手から試されるようなことをされたら、誰だって「は?」ってなりますよね。

 

しかしこの罪悪感は、

相手のことを好きだから生まれていることを忘れてはいけません。

 

 

 

「愛される自信がないから」と、相手を試す行為は確かに良くはない。

しかし、そんな感情を無くそうとする人が行き着く答えは、「今日から誰も好きにならないぞ」です。

そんなこと誰もできませんよね?

 

だから結局は、

罪悪感と付き合っていく覚悟が必要なんですね。

 

 

 

ポイント

自分の行動を責めたり、性格を変えたりする必要は無い。

愛される自信をつける必要もない。

「自分の好意はどうしたら相手にしっかり伝わるのか?」

そのやり方だけをひたすら変えていくようなイメージです。

 

 

 

④人間の心理的な特徴を知っておく

しっかり笑顔で対応したり、自分の良さをしっかりとアピールしたり・・・。

集団生活において、あなたはうまく立ち回れていると思っていますか?

 

残念ながら、そんなものは幻想です。

あなたの良さは、そう簡単には伝わりません。

 

 

 

ところが、

「上手くやれているぞ」などと、自分に対するこだわりが強すぎる人は、自分に意識が向きます。

自分の至らなさを自分で強調してしまうのです。

 

 

「至らない自分」を感じる時間が多いと、自身に変化が起きます。

例えば、

「優しい自分」から、「よく落ち込む自分」など。

 

 

 

また他にも、

前に進まないといけないのに、エネルギーが湧かないこともよくあります。

すると、自分を責めてしまいますよね?

それはやがて大きなストレスとなります。

 

 

 

ドッペルおにいさん
自分を責めることにより生まれたストレスは厄介だよね

 

 

 

 

他人や環境がもたらしたストレスは、とりあえず一時的に距離を置けば、身をかわすことはできますよね。
例えば嫌いな人が目の前に居たときは、ひとまずは無視すればいい。
仕事がだるいときは休んだり、会社を辞めることにより戦略的撤退をすることも可能。

 

ところが自責の念は、自分の内側から襲い掛かってくる。

これを避けるのは難しく、放置しても良いことなんて何もないんですよね。

 

 

ポイント

他人によって生じた問題は、時には無視することも有効
しかし、

自分の罪悪感から生まれた問題に関しては、しっかり対処しないと取り返しがつかない。

 

 

 

⑤問題によっては、諦めることも検討する

ここまでお読み頂いた方は、

「罪悪感と上手に付き合う」についておおむね理解されたかと思います。

 

ドッペルおにいさん
簡単に言えば、「ネガティブな思考に襲われても、短い時間で抜け出そう!」

・・・ってことよね?

 

 

 

しかし世の中そんなに甘くなく、

ネガティブ思考から抜け出せない。

自分を責める表現になってしまう

自分らしくない失敗ばかりするようになり、ますます罪悪感に悩まされる

 

そんな日ってよくありますよね。

 

 

悩んでいるとき、おそらく皆さんは、

「失敗なんて気にするな!」
「ありのままの自分で居れればええやん!」

みたいなアドバイスを、周囲から一度はされたことあるのではないでしょうか?

 

でも実際のところ、

失敗は気にする必要がありますよね?

ありのままの自分にこだわっていれば、人から煙たがれてしまいますよね?

 

 

これは私の感想ですが、

悩みを無理に消すことを促すようなアドバイスは、意味がないと思っています。

 

 

無理に悩みや罪悪感から遠ざかるにしろ、罪悪感と付き合っていくにしろ、エネルギーが残っていなければ意味がないですよね。

 

なので、

色々なことで苦しんでいる人にアドバイスをすることがあれば、「一回休んでから対処したらどう?」と伝えてあげましょう。

 

 

誤解しないように言うと、「とにかく諦めたり休んだりしましょう」ではありません。

 

 

 

 

ポイント

精神的な悩みを抱えたときは、まずは「あきらめる」ことを優先してエネルギーを溜める。
一方で肉体的な悩みを抱えたときは、「休む」ことを重視しましょう。

 

 

あきらめる選択、休む選択を恐れず、罪悪感と付き合っていくエネルギーを蓄えましょう!

 

 

 

⑥「他人軸」の態度で問題と向き合わない

罪悪感と付き合っていくにあたって、『他人軸』と『自分軸』の存在も知っておきましょう。

知っておくだけでも、罪悪感と付き合っていく手助けとなります。

 

 

「他人軸」とは、

「自分の問題は相手が変わることで解決するんだ」という態度のこと

「自分軸」とは、

「自分の解釈次第で問題の内容に変化が起こせる」という態度のこと

 

残念ながら、「自分軸」で物事を見ようと、日頃から意識できる人は居ません。

わたしも、そして皆さんも、「他人軸」で物事を見ているはずです。

 

 

誰かと言い合いになったときなんか、

“相手の”○○はおかしい!」と、うっかり口にしてしまう

これは自分自身のおかしい所を探すより、相手を責めた方が楽だからこそ。

 

 

 

しかし、何でもかんでも他人軸としてみていると、解決する問題も解決できません。

相手次第で解決する問題なのか?

それとも、自分の解釈次第でその問題は解決できるのか?

それを見極めようとする姿勢が大事なのです。

 

 

例えば、

「あの人が頑張ってくれれば、仕事もスムーズに進むのに。」
「パートナーがもっと頼りになれたら、この悩みも緩和されるのに。」

などとよく口にしていませんか?

しかしこれは、あなた自身で勝手に作り上げている問題。

相手はそれを問題だとは微塵も思っておりません。

 

 

注意!

自分の行動に問題を感じていない相手に、

「その行動を改めろ」と、他人軸の態度で伝えると喧嘩になる

 

 

 

相手の行動を改めさせる必要があるときは、自分軸を意識・徹底しましょう!

 

 

 

 

ドッペルおにいさん
自分軸を意識するって言われてもなぁ・・・

 

 

 

 

そう感じる方がほとんどだと思うので、

日頃から自分軸を意識するためのポイントを2つご紹介します。

 

 

 

 

①主語を意識して、自分軸を築く

他人軸で行動している人の発言を聞いてみると、

あの人は~○○」から始めちゃってることが多いです。

これは無意識に言っちゃうものなので、常日頃から自分軸を意識するのは難しい。

 

・・・しかし、方法はあります。

それは、『主語』です

 

 

 

「主語」は大切に扱ってください。

難しく考える必要はありません。

 

 

ポイント

何か発言をするときは、「私は~」から始めるだけ。

 

 

 

日頃から他人軸な人は、相手が意識の中心にあります。

相手の些細な行動が気になって仕方ない。

だからどうでもいい問題ばかり抱え込んでしまうんですね。

 

 

 

②問題に向き合うのは5割だけにする

「問題の5割」と言われても困りますよね。

まぁ簡単に言えば、

お互いの非の割合を、丁度良く半分になる程度に表現方法を変えてあげるのです。

 

 

例えば目の前に、『パートナーからの対応が冷たい』という問題があるとします。

この場合は、

「パートナーが冷たい」と表現すると相手を責めます。

なので、「パートナーが冷たくなることを自分はしていないだろうか?」にします。

すると問題が、「パートナーからの反応が冷たい理由は何だろう?」になりますよね。

 

 

「パートナーからの愛にあぐらをかいていたのでは?」
「パートナーを道具かのように扱っていたのでは?」
「思い返せば、よくパートナーに感情的になっていた気がする」
「愛されることだけを求め、いつのまにか愛することをしなくなっていた」

 

 

 

理由はどうであれ、自分に冷たくするパートナーにも問題はあります。

 

しかし、責任のすべてを相手に擦り付けながら問題と向き合っても解決はしません。

 

誰かと衝突して問題が生まれたときは、

「そういう事情なら気持ちは分かる」、と思えるような情報を集めましょう!

 

 

 

 

ポイント

向き合い方を少し変えてあげましょう。

すると、問題は課題に変化します。

 

 

 

 

まとめ

 

一番多いのは、自分が至らないことで生まれてしまう罪悪感。

これらを無くそうとはせずに、上手に付き合っていくためのポイントをご紹介しました。

 

今までの内容を簡単にまとめると、

 

ポイント

  • 「ダメな自分」ではなく、「誰のために頑張ったのか?」
  • 「○○するのはダメだ!」ではなく、「どうして○○をしたのだろうか?」
  • 「愛されるべき人間ではない」ではなく、「どういうやり方をすれば、自信がつくのか?」
  • 1回寝る
  • 「私は○○」を意識して、自分軸を大切にする
  • 相手の事情に焦点をあて、自分に課題は無かったかどうかを調べる

 

 

ドッペルおにいさん
罪悪感に悩まされているとき、「やり方を変えてみよう!」という思考にはなりづらいだろうけど・・・。

そんなときは1度寝て、朝起きてからもう一度悩んでみよう。

 




「新しいことを始めたい」「自分を変えたい」と思うなら、『疲労』の存在に注意!

疲れすぎている・・・

 

皆さんは、こんな経験はありませんか?

「甘いものが食べたい」

「目的も無いのにスマホを触る」

「だらだら夜更かしをする」

「癒しの動画や音楽で癒されたい」

「周りの人の行動がいちいち気になる」

 

もしもどれか1つにでも該当するのであれば・・・

間違いなく疲れています!

 

 

 

ドッペルおにいさん
常にどれかに当てはまってるんだけど・・・

 

 

急に言われて、あまりピンと来ないかもしれませんね。

でもよくよく考えたら、

どの行動も普通じゃないですよね?

 

 

自分自身で選んでいない(義務感による)行動をするのって不本意ですよね。

とても疲れます。

これらは、

「自分がしっかりとした人生を送るために必要な努力だ」と信じているため、そう簡単にはやめられない。

 

 

日常生活において、これらの行為はもはや自動的になってしまっています。

 

そしてこれらの一番の原因は、

周りの人たちも同じように行動しているからだと思うのです。

 

 

危ない考え方

「自分と違い、周りの人は弱音を吐かずに行動できているんだから、疲れていないよ」

そう感じているあなた。

みんな疲れてるんだよ・・・

 

 

疲れているのは分かった。

ではそもそも、疲れているとどのような悪影響を及ぼすのでしょうか?

 

 

 

疲れているとどうなる?

日々何かに追われている人はご存知の通り、疲れているときはまともな思考力や判断力では無くなります。

この事実を忘れ、「今日から俺は変わるぞ!」などと、やりたいことをやろうとすると失敗します。

 

 

 

注意

心の底からやりたいことでも、疲れが溜まっているときは要注意。

必要以上に大変なことに思えたり、いざやろうとしても思い通りにいかずにやる気が無くなってしまったり。

 

 

 

毎日を現状維持のまま過ごしていくのってつまらないですよね。

「どうせなら新しい何かを始めたい!」と思うのは、わたしを含め多くの人の願いだと思います。

 

 

しかし現実は、毎日が現状維持のまま終わっていますよね?

その理由が、

疲労により、苦手なことや嫌な事をしっかり改善するエネルギーが沸かないからです。

 

その結果、

「気にせずにポジティブに行こう」などと、今の現状を受けいれてしまったりします。

 

 

 

 

自分への”ご褒美”に注意

実は、ご褒美と疲れは密接に関係しています。

 

『ご褒美』とは、

「この仕事が終わったら自分にご褒美をあげよう」
「今週も頑張ったから、週末はどこか旅行に行こう」

などを指します。

 

「頑張ったから、○○をしよう」という言葉を、あなたは日頃から使っていないでしょうか?

 

これに当てはまるような人は、残念ながらかなりの重症です。

何かを始めるエネルギーなんてありません。

 

ドッペルおにいさん
頑張った後に求めるようなご褒美って、本当に自分が望んだものなのかな?

 

 

 

「ご褒美があればやる気が起こる」というのは、やらない自分をごまかしているに過ぎません。

 

疲労のせいで何もやる気が起きないだけなのに。

 

 

「ご褒美」を求める=疲れているサイン

と覚える

 

 

 

 

自分の体の疲れについて考えていこう

「ぜんぜん時間が足りない・・・」と、困り果てた経験が1度はあるはずです。

 

そういった状況のとき、皆さんはどのように対処してきたでしょうか?

 

ドッペルおにいさん
疲れが抜けないまま週末を迎え、昼まで寝てしまったときのことを思い出しましょう。

無駄に寝てしまった時間を取り戻そうと、夜更かしをしてしまうよね

 

 

自分の時間を確保するために考えるのが、

「睡眠時間を削ろう」「スマホやパソコンを触る時間を減らそう」だと思います。

 

 

しかし、

そういった「ダラダラ時間」を削るのは無理です。

何故なら、

ちょっとでも疲れを感じてしまうと、思考停止に近い状態になってしまうから。

 

 

 

無意識なダラダラ時間

疲れによって思考停止になってしまっては、「時間を取り戻す(有意義に使う)」ことなどできない。

思考停止になったら最後、ダラダラするしか選択肢は残されていない。

 

 

「ダラダラ時間」を改善するには、考えるエネルギーが必要です。

考えるエネルギーはどのようにして蓄えるのかといえば・・・

疲れをなるべく残さないようにするしかない!

 

 

 

ドッペルおにいさん
週末なんだから、疲れが残っていて当たり前?

そういうことじゃないんだよね。

周囲の当たり前に合わせているから疲れている。

そしてそれが続いているから、疲れがいつまで経っても取れないワケじゃん。

 

 

 

 

疲れの原因と、その対策

何といっても、疲れのおおもとの原因は『他人』です。

それに加え、その『他人』に対して自分自身が沢山のルールを作っています。

他人の存在と、ルールで自分を縛り付けて疲れを溜めているのです。

 

 

 

例えば、

「なるべく周りに迷惑をかけてはダメだ」

「自分のやりたいように過ごしていくべきだ」

など。

 

 

そんなルールに縛られてしまうとどうなるでしょうか?

自分のルールに他人が反したとき、イライラしますよね。

 

周りに合わせず、「やりたいようにやる」という人も、自分の行動が相手のルールに反していることが多い。

なので、相手は自分に対しイライラしてしまうので、結果的に自分も疲れることに繋がるんですよね。

 

 

 

 

人間関係における優先順位

「人間関係」というワードを目にすると、

家族、友人、職場の上司・同僚などの存在が頭に浮かんできますよね。

 

周りとの人間関係が良好なのは良いことです。

・・・しかし、

人間関係を気にするあまり、自分が本来やりたいことが疎かになり、ストレスを溜めていては意味がないですよね。

 

 

 

人間関係には、

嫌われたくない相手、友人、家族、自分などが当てはまりますね。

さて、あなたの人間関係の優先順位はどうなっているでしょうか?

 

 

自分が最優先ではない人は、優先順位はまず他人ですよね。

 

相手に迷惑をかけないように気を配ったり、
友達が自分から離れていかないよう、相手からの要求のほとんどに応えてあげたり、
もしも子育てや親の介護をしているのであれば、その人に尽くす・・・。

 

そして自分自身を労わるのは常に最後。

 

 

・・・この順番で「自分のやりたいことをするんや!」なんて無理ですよね。

他人のために行動しようにも、

疲れている人は相手の気持ちなんて考えれません

 

 

ドッペルおにいさん
周囲に気を配りながら自分に負荷をかけ続ける。

その代償が、「良い人間関係」なのだろうか・・・?

 

 

 

 

疲労からは逃げられない

「他人を優先させると、疲労によって人生をうまく楽しめなくなる」

 

 

・・・じゃあ、自分優先で行けばいいのか!?

そう思ったアナタ。一旦落ち着いてくださいね。

 

上でも述べた通り、

他人優先だろうと自分優先だろうと、どちらも『他人』と関わることなんですよね。

なので、同じように疲れは溜まってしまいます。

 

 

一体どうしたらいいでしょうか?

 

 

 

ドッペルおにいさん
そこでわたしが提案したいのが、自分の本音を探す方法です。

 

 

 

罪悪感から本音を探ろう

自分の本音を探すコツとしては、『罪悪感』が挙げられます。

 

 

「罪悪感について知りたい」方は、

どんな罪悪感が自分を苦しめるのか?

「罪悪感との付き合い方について知りたい」方は、

罪悪感と付き合っていく6つのポイント

 

 

 

自分の本音を知るのに、どうして『罪悪感』がカギとなるのか?

その理由が、心の底から悪いと思っている人は、罪悪感を覚えないからです。

 

例えば、

相手を傷つけるつもりがなかったのに、「そんなこと言うなんて!」と誰かを怒らせてしまった経験はなかったでしょうか?

 

このとき、表向きは「悪かったな」と罪悪感を覚えます。

だけど本心は、「あの人はあんな発言で傷つくのか?」だと思うのです。

 

 

 

罪悪感とは、・・・そう。

「悪いと思っています」という、アピールに過ぎない!

 

 

「子供の相手ができず、寂しい思いをさせている」

→仕事と家事で忙しいんだ!

「積極性がなく、つまらない」と言われた

→俺は人見知りで内向的なんだ!

など、罪悪感には事情が隠されている

 

「ああいう状況では、自分はそうしたいと思った」
なのに相手から責められて、心の底から悪いとか感じるワケないですよね?

 

ちなみに、

実際に責められなくても、「世間」という存在だけで、簡単に罪悪感を覚えます。

 

 

部屋の片付けなどがいい例です。

 

わたしは片付けが嫌いなので、この罪悪感にはいつもお世話になっております。

 

部屋の片付けが必要なくらい汚かったのであれば、罪悪感を抱くことなんてありません。
余計なことを考えず、さっさと部屋を綺麗にしているはずですよね。

 

この場合は、

「これ片付ける必要あんの?」というのが本心です。

だから片付けないだけ。

 

 

しかし、
「部屋が汚い恋人はとんでもない!」
「休みの日に部屋でこういう過ごし方をしている人は、一生独身だ」

・・・みたいな、ワケの分からん情報が溢れ、片付けない自分を罪悪感(世間)は許さない。

 

この情報たちが頭をよぎり、

「片付けないといけないことは分かってるんだけど、忙しくて全然できないよー」
というポーズを取ろうとしちゃうんですよね。

 

しかし、

お部屋が多少汚くても平気な人が、綺麗な部屋を維持していけるハズがないっ!

 

それはいけないこと?

「じゃあ別に片付けなくていい」はダメで、どうして綺麗好きにならないといけないの?

 

“ちゃんと”片付ける必要、ある?

 

 

ドッペルおにいさん
世間でいうところの、

「当たり前」を守ってると疲れるよ!!

 

 

 

そう考えると、

他人からの意見に対し、心の底から、「悪い・・・」と思うことって少ないとは思いませんか?

他人から押し付けられた常識が原因でくよくよ悩むって、何かバカらしくも思えてきます。

 

 

ポイント

「なんか申し訳ない・・・」と感じたときほど、

「自分がやりたくてやった」ということが多い!

まずはこれを意識してみてはどうだろう?

 

 

 

自分で作り上げた問題に振り回されず、疲労をおさえる

何かに振り回されると、徐々にその何かは負担へと変わります。

 

 

「自分の子供をしっかりと教育しなければいけない!」気持ちが強いと、いずれは教育が苦痛に。

「職場の人と仲良くならないといけない」気持ちが強いと、人間関係が煩わしくなったり、1人の時間が恋しくなったり。

 

こんな感じで、問題を自分で勝手に作り上げていきます。

 

ドッペルおにいさん
「~~しなければならない」のほとんどは面倒くさいものばかり。

しかも、それらをいくつも抱えてしまっているからタチが悪い。

 

 

本当に自分がやりたいことをやっているはずなのに、普段から行っている別の作業が多すぎて、疲れてイライラしていては話になりませんよね。

 

 

そうならないためにも、

「しっかりすることをやめて、今までやっていた”当たり前”を少しずつ手放していく」

とても勇気がいることですが、疲労を抑えるにはこうするしかないと思うのです。

 

 

「当たり前を手放す」

「楽をする為にしっかりしなくなろう!」

「周りに丸投げしまくって誰かが我慢したり苦労したりすればええんや!」

などとは違うので注意!

 

 

ここでお伝えしたいのは、
自分が普段こなしていること全てを振り返り、思い込みに縛られた行動は無いか?

です。

 

もしも苦手な事や、負担に感じていることがあるのならば、

「この状況を何とかしたいんだ!」という気持ちを素直に周りに伝えましょう。

 

 

ドッペルおにいさん
「きついからやりませーん」じゃなくて、

「~~が負担なんだけど、どうしたらいいかな?」です。

 

 

 

 

ちゃんと『相談』をして、疲労を軽減させる

負担を減らしたいなら、周りの力を借りましょう。

このとき必要なのが、相手に相談する能力です。

 

もう一度言いますね。

 

自分の負担を減らすため、

周りに『相談』をしましょう

 

 

 

・・・どうして同じことを2回述べたかと言うと、

負担を減らすための『相談』って、意外と難しいから。

 

 

そもそも、「負担を減らしたいから」と、相手と話し合いをするとどうなるか考えてみてください。

そう。まるで自分が被害者かのような言い分をしてしまいがちですよね。

 

被害者なんだから、

周りが自分に対して負担を減らすのは当然

自分の主張が通って当然・・・。

 

相手の話は聞くつもりはないし、自分の主張をただ押し通したい。

これでは喧嘩が起きてしまいます。

喧嘩になるということは、心のどこかで「相手に勝ちたい」という想いが少なからず残っているからだと思うのです。

 

負担を減らすために相談する一番の目的は、

相手に協力してもらうようにお願いすることですよね?

協力してもらうためには、お互いが相手の意見を聞いて、しっかり確認し合う作業が必要。

 

 

ポイント

「今のままでは厳しいから、これからのことを話し合いたいんだけど」

「これって他の人に頼めないかな?」

など、深く考えずに相談しましょう。

 

 

 

ドッペルおにいさん
自分の気持ちは、”しっかり”と伝えること!

また、「どうせ反対される」と思いながら相談することはNGです。

何故なら、自分の納得のいく答えがこない限りは、「反対された!」と考えてしまうから。

「ほら、やっぱり!」という証拠を集めようとすると、相手と衝突するので注意。

 

 

 

まとめ

 

日常生活において自動的になってしまっている行動たち。

それらのほとんどが、疲れを引き起こす原因となっていることはお分かり頂けたでしょうか?

 

そんな気付きにくい疲れですが、疲れを意識するポイントはあるので覚えておきましょう。

 

 

疲れのサインたち

  • 気付いたら家でゴロゴロしている
  • スマホをだらだら触っている
  • 普段飲まないようなお酒を飲む
  • テレビ番組をぼーっと眺める

 

 

これらのサインに気付いたときは、すぐにパジャマに着替えて寝たほうがいいです。

「何か新しいことを始めたい!」と思っているなら特に。

 

 

 

 

自分が無意識につくりだした「世間」からのルールなのか、それとも自らが課したルールなのか?

それらの見極めをしっかりすることも重要です。

 

 

ドッペルおにいさん
「こんなの当たり前」

一体それって誰の言葉ですか?

 

 

 

おすすめ

「男だけどよく泣きます」
「女だけど汚部屋万歳」
「一家の大黒柱だけど出世なんて興味ない」
「主婦だけど家事も育児も大嫌いだししたくない」

みたいな、

周りが聞いたらびっくりするようなことをやっていかないと、疲れはとれない!

 

 

 

 

自分の時間と睡眠時間をしっかり確保してから、誰かと関係を築いていくことが一番の理想。

自分の時間を大切にしたり、自分自身を最優先に考えてくれる人は、「わたし」だけです。

 

そのために、まずはしっかりと誰かに『相談』をしましょう。

相手と喧嘩したいのではありません。

自分の身体を労わる方法として、相手にしっかりと相談をするんです。




良質な人間関係を築いていきたいなら、自分の1次感情をしっかりと周囲に伝えていこう

以下の記事を本記事の前に読まれると、もっと理解できます☆

コミュニケーションを妨げる自己防衛戦略とは

 

現実逃避をやりすぎるとロボットになる

 

 

悲しみを避けるのが問題ではなく、心の奥底の切望に気付かなくなるのが問題

 

相手から批判されたり拒絶されたりすると、わたしなんか特に自分を責めてしまいます。

きっと、ほとんどの人がそうではないでしょうか?

因みに、ここでいう『自分を責める』とは、自分を見下したり冷酷な言葉をかけることです

 

 

 

 

確かに、時には自分自身を批判的に見てあげて、「あれは自分が悪かった」と反省する時間を作ることは大事。

しかし、そんな自己批判が無意識に自動化されてしまうと、次第にコントロールできなくなり、不快な気分になる頻度が増えてしまう

 

例えばもしもあなたが、過去に周りからひどい批判を受けてきてしまっているのなら・・・
「自分には価値がない」という思い込みを無意識に生み出している可能性があることは想像つきますよね。

そうなってしまうと、相手からの批判を簡単に許してしまうようになります。
そんなあなたがやっているのは、過去からのパターンをただ繰り返しているだけ。

このように、自分自身に背いて他の人の味方をする自己防衛戦略は、
「相手との一体化」と呼ばれていて、孤独感や愛されていないという感情を覚えないようにすることが目的です。

 

 

良質な人間関係を望むのであれば、自分の感情はしっかりと確認しよう

 

現実逃避が自動化されて、無意識に繰り返していると、「恐怖」「怒り」「喜び」のうちのいずれかを抑圧してしまっていることがあります。

 

『恐怖』 『怒り』 『喜び』
唇や体が小刻みに震える 身体が熱くなる 踊りたい感覚に襲われる
叫んでその場から逃げ出したい衝動に駆られる 何かを壊したい衝動に駆られる 鼻歌をしてしまいそうになる
「怖い」と感じる 「怒っている」と感じる 「嬉しい」と感じる

 

 

また他にも、

ドッペルおにいさん

(街中で綺麗な人やイケメンを見かけて声をかけてみたい・・・)
(何かイライラするから誰かに暴言を吐いてみたい・・・)
(今手に取っている商品を万引きしてみたい・・・)

 

そんな願望が沸き起こったことが皆さん1度くらいはあるでしょう。そしてこれを当たり前のようにやってしまうのも当然好ましくありません。

なので、「願望はなるべく持たないようにしよう」などと普通は考えてしまうでしょう。

しかし意識して感情と向き合うには、願望もちゃんと考えてあげなければなりません。

 

例えば怒りを感じたとき、その裏に潜んでいる願望で多いのは
「めちゃくちゃにしてやる」「誰かを傷つけたい」ですよね。

こういう願望に気付いてしまったとき、わたし達は罪悪感を抱いてしまうかと思います。

でもよく考えてみると、この罪悪感には意味も根拠もありません

 

 

 

人が普段から見せる感情の多くは、『2次感情』

 

怒りという感情を例に考えていきましょう。

 

そもそも『怒り』とは、2次感情と呼ばれています。

2次感情があるということは、当然1次感情もあります。

では1次感情とは何なのか?

それは、怒り以外のネガティブな感情だと思ってください。
「寂しい」、「苦しい」、「怖い」などといった感情が1次感情に該当します。

 

怒ったときほとんどの方は「俺は今機嫌が悪いんだ(2次感情)ということを理解できるでしょう。

しかし本当に知る必要があるのは、怒りに覆い隠されている1次感情なのです。

 

 

 

自身の1次感情こそ分かってしまえば、その時の自分自身の心の状態が如実に現れます。

何故ならもうお分かりの通り、それが自分の本心だからです

 

例えば、

仕事で頼まれたことを忘れ、「何故やっていないんだ!」と上司からブチ切れられたとき・・・
上司は2次感情である怒りをぶつけています。
そして1次感情はおそらく恐怖とか悲しみや落胆でしょう。

上司の心の奥底にあるのは
「信じていたのに裏切られた」とか「これでは社長に怒られてしまう!」です。

もしもあなたが上司ならば・・・怒りを伝えるのではなくて、
「○○してなくて悲しかった」
「○○していないから俺は上に怒られてしまうだろう」
と、1次感情を部下に伝えると部下の心に近づくことができるのでオススメです!
すると部下も上司の事情に気付いてあげられ、部下も上司の心に近づくことができるに違いありません。

 

しかし、咄嗟に1次感情を伝えることはかなり難しいです。
何故なら、恐怖とか悲しみとか不安よりも、人間は先に怒りを感じてしまう生き物だから。

相手から怒られた場合は、相手の怒りに隠された感情を読み取ろうとする癖を身につけると、少しは楽になるのかもしれません。

 

 

自己防衛戦略の1つ『退行』

 

自己防衛戦略の1つに、「退行」というものがあるので学んでいきます。
因みに退行は、おそらく多くの方が一度は経験しているんじゃないかなと思います。

 

ドッペルおにいさん

まず退行とは、過去に用いていた戦略を再び用いてしまうことを言います。

精神的に相手に圧倒され、大人の対応をするのを諦めたときに退行はよく起きます。

例えば、誰かと喧嘩をしたり怒られたりしたときは、
ひどく泣きじゃくったり、
ベッドに横になったり、
話しかけられても誰とも話さなくなったりしますよね。

こうしてみると、一般的な現実逃避=退行であることが分かります。

 

例えば、

「どうして分かってくれないの!」
「私はこんなに頑張ってるのに!」
などといった、不安や恐怖があるレベルまで高まると、人はよく退行を起こします。

退行を起こした人は、自分が大人であることを忘れようとします。

なので当然、相手の事情などを一切考えられなくなってしまうでしょう。

見えるはずのものや相手との微妙な差異が分からなくなるので、よく感情が高ぶって自分をコントロールできなくなります。
こういう場合、周りに問題を背負わせることもあることを理解しなければなりません。

 

ドッペルおにいさん

退行とは、大人であることをやめることなんですね・・・。

 

 

定期的に感情に意識を向けてあげよう

さて、今までいくつか自己防衛戦略について偉そうに語ってきましたが、
いつの間にか自己防衛の戦略を取ってしまっている人が、仮にそれを指摘されると苛立ちや怒りの反応を示してしまうものです。

 

例えば人付き合いが苦手な私の例でいくと、

「話しかけられてから歩み寄っていたら、良質な人間関係は築けないよ。一緒に自分から話しかける練習をしていこう」
などと、どれだけ心地よいアドバイスをされたとしても、「私の何を知ってるんだ」などと不機嫌に反論したくなるものです。

一般的に怒りというのは、あくまでも非常事態で生き延びる為の方法。
積極的に感情面で利用していこうとすると、必ず行き詰まるでしょう。

しかし、一度関係性を壊すようなことをしても、それらをしっかり修復できるのであれば、怒る手段も時には有効でしょう。

ドッペルおにいさん

怒りを自分の力に変えられるようになれる人は、怒りという手段も時には有効ですね

 

とはいえ、初めは怒りを表現しても構いませんが、それが目的ではありません。
怒りに覆い隠されている感情を表現できるようになるのが最終目的です。

何故なら、他者と本当に近づいていく為には、自分の中の悲しみや渇望に気付いて、それらを表現することでしか果たせないからです。

 

例えば、

電車の中でお笑いを見て、人目を気にして笑うのを我慢したのなら・・・

家に帰ったら必ず大笑いする

親友が遠くへ引っ越してしまうとき、相手を心配させまいと泣きたいのを堪えたのなら・・・
家に帰ったら涙が枯れるまで泣いてみる

自分の思い通りにならずにブチ切れそうになったら・・・
何を脅かされて怒ってるのか探ろうとしてみる

こんな感じで感情に意識を向ける癖をつけてみてください。
騙されたと思って、一度感情をよく味わってみましょう。

 

 

本記事のまとめ

  • 私達は誰かに会うと、社会性の仮面を無意識に素早く装着します。それが原因で、自分の感情と向き合おうとする時間を取ろうとしなくなってしまいます。
  • 何か感情的になったときは、その感情が1次感情なのか2次感情なのか見つめる癖をつけてみましょう。
  • もしも奇跡的に、自分が現実逃避をしていることを認識できたら、それだけでも自身の感情に意識を向けられています。

 




定期的に感情と向き合っていかないと、思考がロボット状態になる

 

 

感情と向き合うとは?

 

 

前回の記事でも触れましたが、自己防衛戦略(現実逃避)を長期的にとっていくことに問題が生じるのであって、
ほんの一時的な措置で利用しているのであれば、自己防衛戦略は役に立つことがほとんどです。

 

 

以下の例を見れば、何となくお分かりになられるかと思います。

 

とある小さい子供が、学校へ行く途中に高学年の小学生からちょっかいを出され、転倒によって足を擦りむいてしまったとします。
学校に着いてからも、その子供の気持ちは沈んだままでしょう。

おそらくほとんどの子供は、時間の経過に頼って今を楽しく生きようとします。

これは、「自身の恐怖心から距離を置き感情に鈍感になろう」という自己防衛戦略の1つです

仮に先生から、
「足擦りむいたの?」などと聞かれてても、「こんなの平気だよ」とだけ言ってその場を後にするでしょう。

だけど・・・、平気なワケありません。

 

大人であっても子供であっても・・・

恐ろしい体験をした直後は、自分の感情と距離を置くことをよくやります

しかしその間の時間はどうでしょう?ある意味人生を無駄にしていると言えないでしょうか?

何故ならば、感情と向き合わなくなるということは、
遊びたい欲求
楽しい欲求
などといった、ポジティブな感情も全て無視するということだからです。

 

「感情を押し殺したままやるゲームは楽しいね!」
「引きずったまま食べるご飯は美味しいね!」
「怒られた後のYoutubeは最高だな!」

そんなワケないよね?って話です。

つまり、自分の感情と向き合わない状態というのは、まるでただロボットのように適応しているだけです。

 

自分の感情と距離を置いた状態(人生を楽しめない状態)のまま時間を過ごすのなんてみんな嫌なはず。

だから多くのアドバイザーは、「自分(感情)と向き合いなさい」とよく言うのかもしれませんね。

 

 

感情には向き合い方というものがある?

しかし、感情の向き合い方を少しでも間違えてしまうと、待っているのは更なる苦痛や絶望です。

上で述べた例で言えば、
家に帰って両親に「上級生からされたこと」「足を擦りむいて痛かったこと」、即ちネガティブな体験をちゃんと話し、それを両親がしっかり聞いてくれたのなら、子供はネガティブな感情と向き合うことができます。

 

ネガティブな感情と向き合えると、遊びたい欲求や楽しみたい欲求を感じることができます。
つまり、また楽しい時間を過ごせるようになっていくのです。

 

 

もしも子供が我慢できず、間違って熱血教師に打ち明けてしまった場合はどうなるでしょう?

すると、「負けるな!」「やり返せ!」などと、まるで「弱い自分が悪い」かのように言われるはずです。

これでは何の問題解決にもなりません。

今日も明日も落ち込んだまま学校に行って、
「上級生に言い返そうかどうしようか?でも怖いな」などという、余計なエネルギーを費やさなければならなくなります。

 

相談相手はしっかりと!

相談する相手を間違えると、ネガティブな感情と向き合えるきっかけを見失ってしまう!

 

 

自分の心を慰めたり気持ちを立て直させてくれる人が居る
再び自分自身の心と良質な交信ができるように、手助けをしてくれる人が居る

そんな人が身近に居るあなたは本当に幸運です。
彼らを大事にしてください。
あなたの人生に関わることです。

身近にそんな人が居るのであれば、辛いときは安心して現実逃避を行うことができるでしょう

 

 

 

ネガティブな気分はもちろん、ポジティブな気分になっても心の傷は蓄積されてしまう

 

感情の向き合い方を学んでいくにつれ、こんな疑問が浮かんできませんか?

 

こういう人は感情と向き合えている?

理不尽を言われても「あーはいはい。」とうまく聞き流せる自信があったり、

何があっても「俺って超ポジティブ!!」と気持ちを前向きにもてる・・・。

これらの人は、しっかり自身の感情と向き合えているのでしょうか?

 

・・・その答えはNOです。

 

何故なら、

「ポジティブな自分」は、自らが都合よく作り上げた「自分」であることが多いからです。

多くの人が抱くポジティブには、『擬似感情』が含まれていることがあります。

擬似感情とは・・・
まず感情のほとんどは無意識に感じるものですよね。
一方で擬似感情は、分かりやすく言えば「こういう感情を抱こう」と自らが意識して決めた感情のことを言います。

このことから、ポジティブな状態になれたからといって、感情と向き合えるワケではないことが分かります。

例えば、「いつも友達に囲まれて嬉しいな!幸せだな!」という気持ちの人は、外交的という仮面を被りながら、心の奥底にある感情や願望に触れることをしないのです。

 

重要ポイント

何か落ち込むようなことがあったとき・・・

あなたがいつもポジティブであろうが、いつも笑っていようが。
心には苦痛が蓄積されていることを私達はよく忘れてしまうんですよね。

それは何故か?
それらのほとんどは無意識な自己防衛戦略だからに他なりません。

過去のことをいつまでも引きずってしまっていると感じたら、感情と向き合うことを必ずどこかでやってあげましょう!

 

 

 

現実から逃げている人に現実を教えてあげるのは正しい?

 

「無意識の自己防衛戦略を繰り返すと、人は迷走しやすくなるんや!」
「人間はいつの間にか、相手を突き放すような言動をとってしまっていることに気付くべきなんや!」
「相手が中々自分が望んだような反応をしてくれないことがあるやろ!それは何故か考えたことあるか!?」

などと、いくらわたしが周囲に必死に訴えても、ほとんどの人は無反応だったり、人によっては憤りを覚えることも。

しかし無理もありません。
現実を思い知ることを多くの人が抵抗してしまうのは、
「人格を否定しているのか?」
「俺がこういう人間であることを、お前が受けいれるべきだろう!!」
などと思ってしまうからです。

無意識の自己防衛戦略に気付くということは、自分自身が置かれている現実を目の当たりにするということです。
それらの戦略の多くは、他者を遠ざける手段になってしまっていることを、人は中々認められません。

ついつい他者を遠ざけるよう言動をしてしまう・・・。

それはきっと、悲しみを感じるのを避けようとしているから。

 

 

人にしろ物にしろ動物にしろ・・・
「愛するもの」というのは、いずれどこかで失ってしまうもの。

それらを失うことで悲しみを感じてしまうことは避けられない。

しかし悲しみすぎるあまり、その愛するものが自分にとって重要な存在になることを無意識に拒もうとしてしまう
これが私達。

 

 

そう考えると、

本当は仲良くなりたいのに、相手を失うことを考えるととても辛いので、あえて突き放すような言動をとってしまうのは珍しいことではないんです。

悲しみの感情を感じたら特に、きちんと向き合う作業が必要でしょう。

 

では悲しみと向き合えている人とは具体的にどういう人達のことを指すのでしょう?

おそらく考えられるのは、
悲しみを味わうことで、新たな生きる活力を身につけていける人や、
悲しみを通して物事の別の側面を見出せるような人のことを言うのでしょう。

ここまでいけば、悲しみをそこまで恐れずに突き進んでいけるようになります

 

 

悲しみと向き合うことを現実は許してくれない

 

 

確かに愛するものを失い悲しむことに時間を費やすのはとても重要なことではありますが、この忙しすぎる現代社会はそれをきっと許してはくれないでしょう。

これが現実

他の大切な人達の存在があります。
くよくよしてられません

仕事があります。
→生活がかかっているから、最悪抗うつ剤を打ってでも会社に行かなくてはならない

このように世間は、
「すぐに現実に戻って様々な課題に対応しろ!」と私達にプレッシャーをかけ続けてきます。

 

人間は人生の中で様々な喪失や悲しみを体験するはず。
だけどそれを感じていくのを避け続けることしかせず、きちんと対処してこなかった人は、悲しみを抱えたまま今を生きていると言えるでしょう。

 

喪失は大きな悲しみと混乱を与えてきます。
これを防ぐ為にほとんどの人が悲しみを忘れるようにしています。
忘れるのが一番心地良いからです。

 

 

 

自己防衛戦略の1つ『取引』

 

わたしの話をさせてください。

わたしがよくやる自己防衛戦略の1つとして、『取引』というものがあります。
これも当然、悲しみを避けるためにやってしまっているものです。

『取引』を簡単に言うと、
なるべく誰かと親しくなろうとはせずに、あくまでも情報交換をし合うような関係を望んでしまうことですね。

相手が私に対して有益な情報を与えてくれたら、
何故か知らないですが・・・
私もそれに対抗して相手に何か情報を与えようと、「何か相談乗ろうか?」などとついつい口にしてしまうのです。

要するに、お互いに不満を言い、お互いに楽しみ合うといった関係ですね。

 

 

『取引』の関係においては、悲しみを感じることはほとんどありません。
更に言ってしまうと、この関係は誰とでも築けます。

つまり『取引』という自己防衛戦略は、
「あなたは私にとって特別な存在ではない。 あなたの代わりの関係はいくらでも築けるのだ」という、胸糞悪いメッセージを相手に送っているとも言えますよね。

 

関係が大切なものにならないよう、相手と取引のような関係を築いているわたしの目の前には選択肢は2つ。

 

①悲しみを感じなくて済むような安全の道を行き、つまらない関係を築きながら生きるか・・・

②悲しみを感じつつ前に進んでいくか・・・。

 

わたしもそろそろ、選ぶ必要があるようです・・・。

 

 

本記事のまとめ

  • 悲しみに対処せずに背負い続けながら生きると、悲しみに敏感になったり、悲しみに対する恐怖を感じやすくなる
  • 人は不適切な自己防衛の戦略を次々と編み出していき、それらは徐々に人格に埋め込まれていく。
  • ネガティブになったときや、ポジティブになったときは、無意識に現実逃避をしていないか確認しましょう!

 




子供の頃から取られていた当たり前の行動が、良質なコミュニケーションを妨げている

 

 

 

きっと多くの人は、価値観や考え方の異なる様々な方とコミュニケーションを図っていきながら、仲良くなりたいと考えています。

当然私達は人間なので、
たまには誰かといざこざがあって、うまくいかないことだって沢山あります。
でも、
「嫌われるのが目的で誰かと接そうとする人なんて居ないんや!」

というのが一般的ですよね。

 

わざわざ意図的に人を突き放すような行動を取るような人って、果たして存在するのでしょうか?

 

 

他者と距離をとる為に、貴重なエネルギー使ってしまう人とは?

 

 

悲しい話ですが、世の中の全ての人々が愛情に満ちた親密な関係を築けるとは限りません。

パートナーが中々見つからず、困っている人が居る
深い人間関係を築けない人が居る

というように、自分が望んでいる関係を築けずに苦しんでいる人はたくさん居るのではないでしょうか?

 

今回考えていくこと

自分自身の無意識行動の『自己防衛戦略』が災いし、理想の関係が中々築けないのではないか?を考えていきます。

 

 

自己防衛戦略が私達の足を引っ張っている?

 

 

まずここでいう自己防衛戦略とは、自身の「感情」「思考」「認知」「願望」に鈍感になる行為のことを指します。

「現実に近づかないようにする行為のことだ」と捉えると分かりやすいかもしれませんね。

 

 

上司にひどく怒られてしまったとき、感情がひどく高ぶりますよね。
私もそうですが、大抵の人は「しばらく誰にも会いたくない。そっとしておいて欲しい」などと考えてしまうのではないでしょうか?

この行動は自己防衛の1つに数えられます。また戦略としては、完全に間違いであるとは言いません。

しかし、この自己防衛戦略を無意識にやってしまっているなら話が変わってしまいます。

一度「怒られた」と感じた瞬間に、無意識に「誰にも会いたくない」という反応を毎回やってしまうと、必要のない状況でもやってしまう可能性が出てきます。

つまり何が問題なのかと言うと、
自分自身の内面と必要以上に距離を置いていると、徐々に生活の質と生きる意欲が減っていってしまうということと、
そして現実の人生と必要以上に距離を置いていると、周りがよく見えなくなってしまうことです。

 

 

これも知っておこう

普段から自分自身を見ないようにしている人は、大きく息を吸わなくなります。
そう考えれば、呼吸を滅多に意識することがない人は、よく自分から目を背けてしまっているのかもしれません。

 

 

 

自己防衛戦略は、困難を打開する上では賢明な策になることもあります。
しかし、特に子供時代に自己防衛(現実逃避)を多用してきた人は、大人になっても過度に無意識に自己防衛をすることがあるのです。

 

 

 

自己防衛戦略を多用すると、どんな問題が生じるのか?

念のためお伝えしておきますが、これから無意識な自己防衛戦略を学んでいくのは、自分自身や他者、そして自分の人生と少しでも距離を縮めていくようになることです。

日常の一部になってしまっている、沢山の戦略たち全てをやめることは難しいかもしれませんが、「この戦略に近いことをやってしまっているかも?」と考えながら読み進めていかれてください。

 

 

では何故、自己防衛の戦略を多用するのがまずいのかを学んでいきましょう。

 

例えば、

就職活動中に何度も面接に落ちて就職先が決まらない場合、現実を忘れる為に、私達は良く自己防衛をすることがあります。

家で映画を見たり、
ショッピングに出かけたり、
好きなものを食べたり・・・。

このように現実から離れることで休息を取ることがよくあるはずです。
こうすることで「次も頑張ろう!」ってなりますからね。

しかし、現実から長期間離れていることをすると、様々な問題が発生することがあるのです。

何回も面接に落ちてしまったりして、中々就職先が決まらないとき・・・

「なんて自分はダメなんだ」
「受けいれてくれなくて悲しい」

などなど厄介な感情も気付かぬうちにどんどん生まれてくるものです。

にも関わらず、毎回それらの感情から距離を置いていると、自己と距離を置きながら生きていくことになってしまいます。

このようにネガティブな感情と付き合っていき方を、現実から距離を置く方法しか知らないのならば、非常にまずいですよ!

すぐにストレスを感じたり、最悪生きる活力を失うかもしれないのです。

 

 

 

重要!

感情と向き合わない期間が長くなってしまっているのならば・・・

どこかの時点で必ず感情と向き合う(現実と向き合う)機会を見つなければなりません。

さもないと、

自分が現実と向き合っていないことにすら気付けなくなります。

 

 

 

自己防衛戦略は子供の頃から取られている

 

私達がよくやってしまう自己防衛のほとんどは、子供の頃から取っているものばかりです。

 

例えば、両親から「注目されない」と感じている子供が居たとします。

幼い子供にとって、両親と愛着な関係を築いていけないことは死活問題。
なので当然、親から注目されようと子供は一生懸命になります。

母親は、部屋を掃除したり、お風呂掃除をしたら子供を見てくれる
父親は、勉強をしたり、コーヒーを入れたら子供を見てくれる・・・

そんな親子関係を築きながら育ってきた子供は、

大人になってからも感情を中々表に出すことなく、「誰かに注目されたい」という一心で行動するようになっていきます。

確かに、他者にうまく注目できる能力は今後役立つこともあります。
しかし問題なのは、「本当は自分にも注目して欲しい」という心の叫びに、中々気付けないことにあります。

そもそも人間というのは、自分のことを話したい生き物です。

注目してもらいたいが為に相手の話をひたすら聞くのも構いませんが、そんなことでは延々と話し続ける相手に対してイライラしてしまうのがオチ。

こういう人は、
本当は自分のことを話したい欲求を感じているはずなんです。
だけど、頭に浮かんでもすぐに打ち消してしまっているのでしょう。

 

このように、

かつて自身の心を守っていた行動パターンが、今現在の人間関係を築く妨げになっていることが滅茶苦茶多いのです。

無意識な自己防衛戦略が当たり前になってしまうとやがて、心が助けを求めていることに気付きづらくなるので、これでは色々な問題が発生してしまいます。

 

そんなこと言われると、

じゃあその人に、「本当は注目されたいんだよ」って教えてあげたらええやん!
と思われるかもしれませんね。

 

だけどもしもその人に、
「自分は子供のときから今まで、注目して欲しいという欲求を無視してきたのか・・・」と何も考えずに気付かせてしまったらどうなると思いますか?

きっとその人は感情が高ぶってしまうに違いありません。

 

自己防衛戦略のポイント

長期間無意識に自己防衛戦略をとってきた人は、それ以外の方法を知りません。

つまりこのケースで言うと、
「相手に注目することを辞めてしまうと、誰も自分を見てくれないのではないか?」と、無力感や不安に襲われてしまうことは間違いないのです。

そういう落ち着かない状態のときに、人間は新たな関係の築き方を知ろうとするのでしょうか?
いいえ、ほとんどの人は抵抗するはずです。

 

 

このことから、大切なのは自分の感情としっかり向き合うことが重要であることが分かります。

次は、定期的に感情と向き合っていかないとロボットになるについて書いていますので、参考にしてみてください。




現在抱えているストレスを軽くする

今回学ぶこと

●ストレスを無くすことはできないが、減らすことは可能

・1日一回ゆっくり本を読む

・思ったことや感情を紙に書きなぐる

 

Lesson

ストレスを無くすことはできないが、減らすことは可能

 

 

現代はストレスの多い時代だと言われております。
情報の流通量も、移動速度や日常生活、仕事の処理の速度も上がっており
現代人の脳は、人類史上で最も刺激にさらされているとも・・・。

また、コミュニケーションツールが発達した分、常に他人とのやり取りが求められているので、気を抜くヒマがありません。

 

変化が大きい時代になり、先行きは不透明に・・・

だからこそ、私たちは不安を抱えがちなんです
だからこそ、私たちはストレスから逃げずに向き合わなくちゃいけない。

ただでさえ打たれ弱かったり、消極的だったりするメンタルがストレスにさらされて痛めつけられることで、更にストレスに弱くなってしまう。
つまり私達は、ストレスを回避することに精一杯なんですね。

 

ですのでまずは、現在抱えているストレスを軽くすることから始めてみましょう。

 

一日30分、ゆっくりと本を読む

 

その名の通り、30分ゆっくりと本を読みます。

誰にも邪魔されない静かな場所で読むことが大切です

電子書籍でも構いませんが、それだと夜はディスプレイが眩しく、睡眠に支障がでてしまうのでオススメはできません。

どんな本を読めばいいのかというと、フィクション系がオススメです。
登場人物に感情移入して読むことで共感能力が高まり、現実でも相手の気持ちや言っていることがよく分かるようになります。

関連

これにより、すなわちコミュニケーション能力が向上していくんですね。
そしてそれこそが、ストレスの軽減につながっていきます。

 

登場人物の微妙な心情の変化などが描かれている作品を読むと、
「なんでこういうことを考えたのか?」
と、その気持ちを理解しようとしますよね。
大抵こういう場合、登場人物の気持ちを追いながら共感力を発揮して読まないと、”ちょっと何言ってるか分からない”ままです

ポイント

パっと一読するとよく分からなかったけど、ゆっくり繰り返し読んでみると意味が分かってくるので、
「なるほど」ってなります。

これにより、自然と共感能力が鍛えられていくのです。

 

参考

本というのは、読むたびに印象や受け取り方がちょっと変わってしまう不思議なモノなのです

 

思ったことや感情を紙になぐり書き

 

これもそのままの意味です。

毎日仕事終わりや寝る前に、自分の感情をひたすら書き出す。
これを、できれば20分行いましょう!!

・・・はしんどいと思うので、最低でも8分は行ってみるようにしてください。

 

ポイント

実際にやってみると、恨み文のようになっていきます。
が、それを冷静になって見返してみてください。

「こんな感情抱いていたのか」
と、一歩引いた客観的な目で見ることができ、私たちは受け止めようとします。
自分の感情と向き合うと、その感情を受け入れられるようになれるのです。

 

自分の感情や不安な気持ちをしっかり認められる人は、
緊張したり不安な気持ちになったりしたときでも、
ネガティブな感情を感じづらくなりますので、書き出すこのやり方はとてもオススメ。

また、書いたものは日付を書いて保管できれば尚良しです。それを将来読み返してみると、
「こんなつまらないことで悩んでたのか」
「当時のこんな悩みがこんなにしょうもないなら、今の悩みもしょうもないだろう」
と思えて、気が楽になります。

 

ポイント

私たちは不安になると恐怖を抱きます。
怒ると口が悪くなったりしますし、最悪の場合手を出します。これは単純に、感情に支配されているからです。

不安を感じたら、感じたままにするんじゃなくて
文章にしてみることを意識していきましょう。
こうなると、感情が安定していきます。

 

また、これを継続していくと
スルー力が身につきます。
無視したいけど無視できないアイツをスルーできるのです。
アイツのことを許容できるようになっていけるんです。

 

ここを押さえる!

相手を許容できる。

これが、感情に振り回されなくなるということなんです。

感情は道具だということを、強く肝に銘じておきましょう!!

参考

「抱えているストレスを本当になんとかしたい!」と本気で思っているのであれば、やはり集中力が欠かせません。

集中力を持続させたい場合は、
むしろ一息入れる時間や何も集中していない時間を”あえて”作らなければなりません。

なぜなら集中力は、一旦気を散らすことで回復することが分かっているからです。

無意識にボーっとするのではなく、
意識して、ボーっとすることを’選択’するのです。

また、「気分転換にスマホを触ろう」という人がいますが、これは間違っています。
集中力を分散させることこそが気分転換であり、休憩です。

物事に対する見方の偏見・イメージを
一回リセットさせて生きていく大切さを思い出しましょう。

そして一緒に取り返していきましょう。

私たちの時間を。