怒りながら伝えようとしても伝わらない
今回学ぶこと
- 「分かってほしい」じゃ分からない
- 感情の正しい伝え方 「What→How→ Why」の法則
Lesson
「分かってほしい」じゃ分からない
まず何かを伝えるときは、ちゃんと言わないといけません。
お茶を濁したり、曖昧な表現を使うのは宜しくありません。
にも関わらず、
多くの人は「言わなくても分かるだろう!」と言います。
お互いがお互いを助け合うのは大変素晴らしいことだとは思いますが、
「みんなで助け合うべき」だと、強要するものではないよね。
ここだけ覚える
- 何も言わないままだと、必ず色眼鏡に囚われる
- 「あの人はこういう人だ」と、何でも決め付けてしまう人間になってしまう
- 「~だと思います」とお茶を濁さずに最後まで言い切ってから、初めて「伝えた」ことになる。
Lesson2
感情の正しい伝え方 「What→How→ Why」の法則
事実はうまく伝えられるにしても、感情というのはどのように伝えてあげればいいのでしょうか?
そこでポイントになるのは、
どういう風にして欲しいのか?どのようにしたいのか?
何故そうなのか?理由を述べる
というような、順番を意識した伝え方です
例
例えば、
とある旦那さんが、夜に奥さんから、「電球が切れそうだね」
と言われ、旦那さんが「うん、そうだな」と答えたとします。
次の日、旦那さんは仕事が休みで家でゴロゴロ。出かけていた奥さんが夜に帰宅しました。
そこで喧嘩が勃発。
奥さん曰く、「何で電球変えてくれなかったの!?変えといてって言ったじゃない!」と。
旦那さんはこれに反論します。「いや、言ってないだろう!」。
そして奥さんは、「何で分かってくれないの・・・」となります。
さて、この一件に「What→How→ Why」を当てはめると
「電球が切れているから、変えておいて欲しい。それは何故かというと、今日私帰ってくるのが遅くて疲れていると思うから。」
となります。
つまり、明確に伝えましょうということですね。
感情を伝えるときは、しっかり客観的事実と主観を分けることを意識してください
ポイント
「電球が切れそうだね」は客観的事実です。
一方、「電球が切れているから変えて欲しい」は主観となります。
この客観的事実と主観を分けてあげないと、人には伝わらないんです。
何故なら、人は色眼鏡に支配されているから。
人にお願いをする時や、断りを入れる時などにシンプルに
「What→How→ Why」の順番で伝えることができれば、相手にちゃんと物事を伝えられるようになるはずです。
参考
とにかく、
きちんと伝えていないのに怒るのはやめましょう。