現在抱えているストレスを軽くする

今回学ぶこと

●ストレスを無くすことはできないが、減らすことは可能

・1日一回ゆっくり本を読む

・思ったことや感情を紙に書きなぐる

 

Lesson

ストレスを無くすことはできないが、減らすことは可能

 

 

現代はストレスの多い時代だと言われております。
情報の流通量も、移動速度や日常生活、仕事の処理の速度も上がっており
現代人の脳は、人類史上で最も刺激にさらされているとも・・・。

また、コミュニケーションツールが発達した分、常に他人とのやり取りが求められているので、気を抜くヒマがありません。

 

変化が大きい時代になり、先行きは不透明に・・・

だからこそ、私たちは不安を抱えがちなんです
だからこそ、私たちはストレスから逃げずに向き合わなくちゃいけない。

ただでさえ打たれ弱かったり、消極的だったりするメンタルがストレスにさらされて痛めつけられることで、更にストレスに弱くなってしまう。
つまり私達は、ストレスを回避することに精一杯なんですね。

 

ですのでまずは、現在抱えているストレスを軽くすることから始めてみましょう。

 

一日30分、ゆっくりと本を読む

 

その名の通り、30分ゆっくりと本を読みます。

誰にも邪魔されない静かな場所で読むことが大切です

電子書籍でも構いませんが、それだと夜はディスプレイが眩しく、睡眠に支障がでてしまうのでオススメはできません。

どんな本を読めばいいのかというと、フィクション系がオススメです。
登場人物に感情移入して読むことで共感能力が高まり、現実でも相手の気持ちや言っていることがよく分かるようになります。

関連

これにより、すなわちコミュニケーション能力が向上していくんですね。
そしてそれこそが、ストレスの軽減につながっていきます。

 

登場人物の微妙な心情の変化などが描かれている作品を読むと、
「なんでこういうことを考えたのか?」
と、その気持ちを理解しようとしますよね。
大抵こういう場合、登場人物の気持ちを追いながら共感力を発揮して読まないと、”ちょっと何言ってるか分からない”ままです

ポイント

パっと一読するとよく分からなかったけど、ゆっくり繰り返し読んでみると意味が分かってくるので、
「なるほど」ってなります。

これにより、自然と共感能力が鍛えられていくのです。

 

参考

本というのは、読むたびに印象や受け取り方がちょっと変わってしまう不思議なモノなのです

 

思ったことや感情を紙になぐり書き

 

これもそのままの意味です。

毎日仕事終わりや寝る前に、自分の感情をひたすら書き出す。
これを、できれば20分行いましょう!!

・・・はしんどいと思うので、最低でも8分は行ってみるようにしてください。

 

ポイント

実際にやってみると、恨み文のようになっていきます。
が、それを冷静になって見返してみてください。

「こんな感情抱いていたのか」
と、一歩引いた客観的な目で見ることができ、私たちは受け止めようとします。
自分の感情と向き合うと、その感情を受け入れられるようになれるのです。

 

自分の感情や不安な気持ちをしっかり認められる人は、
緊張したり不安な気持ちになったりしたときでも、
ネガティブな感情を感じづらくなりますので、書き出すこのやり方はとてもオススメ。

また、書いたものは日付を書いて保管できれば尚良しです。それを将来読み返してみると、
「こんなつまらないことで悩んでたのか」
「当時のこんな悩みがこんなにしょうもないなら、今の悩みもしょうもないだろう」
と思えて、気が楽になります。

 

ポイント

私たちは不安になると恐怖を抱きます。
怒ると口が悪くなったりしますし、最悪の場合手を出します。これは単純に、感情に支配されているからです。

不安を感じたら、感じたままにするんじゃなくて
文章にしてみることを意識していきましょう。
こうなると、感情が安定していきます。

 

また、これを継続していくと
スルー力が身につきます。
無視したいけど無視できないアイツをスルーできるのです。
アイツのことを許容できるようになっていけるんです。

 

ここを押さえる!

相手を許容できる。

これが、感情に振り回されなくなるということなんです。

感情は道具だということを、強く肝に銘じておきましょう!!

参考

「抱えているストレスを本当になんとかしたい!」と本気で思っているのであれば、やはり集中力が欠かせません。

集中力を持続させたい場合は、
むしろ一息入れる時間や何も集中していない時間を”あえて”作らなければなりません。

なぜなら集中力は、一旦気を散らすことで回復することが分かっているからです。

無意識にボーっとするのではなく、
意識して、ボーっとすることを’選択’するのです。

また、「気分転換にスマホを触ろう」という人がいますが、これは間違っています。
集中力を分散させることこそが気分転換であり、休憩です。

物事に対する見方の偏見・イメージを
一回リセットさせて生きていく大切さを思い出しましょう。

そして一緒に取り返していきましょう。

私たちの時間を。