誰からも攻撃されず、「平和に過ごしていきたい」と願う人へ・・・
さて今回は、闇のオーラを身にまとう以前のお話をします。
いわゆる心構えです。
心構えの重要性
私達にこれから立ちはだかる人達はかなりの強敵。即ちボス戦です。
闇のオーラを身にまとえない人は、残念ながらボスには攻撃を与えられない仕様となっております。
そして更に、右も左も分からないまま、いきなり闇のオーラを身にまとうと心が闇に飲み込まれる可能性がございます。
要するに、果たしてあなたには闇のオーラを身にまとえる資格があるのかどうか?
その為に以下のポイントをしっかり把握し、やれそうかやれないのか判断されると良いでしょう。
目の前に立つ『ボス』に挑む前に・・・
①いつも攻撃してくる人は2タイプ
例えば、
嫉妬心や不快感や差別意識によって生み出されるモヤモヤしたもの・・・。
いわゆる、どうしたらいいか分からないこの感情は多くの場合、「なんかムカついた」という理由で片付けられます。
「ムカついた!ムカついた!」と言うばかりで、この感情の正体をしっかり理解し、対策を練ようとする人は何故かほとんど居ません。
更に加えて、
いつも攻撃する人のタイプに多いのが攻撃意欲が強い人ですが、これに加えて支配欲がある人は更に厄介です。
支配欲がある人が攻撃するのは、相手の弱さに乗じて怒りを発散させる為ではなく、攻撃することにより、私達を支配しようとするのが目的です。
そもそも人間が誰かを支配しようと考えてしまう理由は、相手が自分の元を去ってしまうことを過剰に恐れているからです。
だって「この人は何かあったら自分を助けてくれる」と思っていれば、無理に支配しようとする必要なんてありませんからね。
要するに、支配欲が強い人は自分に自信がないのです。
普段はあんなに強気で自分のことを攻撃してくるのに、心の奥底では「自分は誰かにずっと一緒に居てもらえるほど価値があるワケじゃない・・・」と思っているのです。
そう考えると、なんか可愛そうで思わずその人に手を差し伸べたくなりますよね。
でも、私達を攻撃していい理由なんてどこにもない・・・!
②「相手から見て自分はどう映っているか?」で全ては決まる
それでも私達は、彼らに訴えることをやめようとはしません。
正確に言うと、「攻撃しているのは何かの間違いなのだ」と自分自身に言い聞かせたいのです。
何故ならわたし達をいつも攻撃してくる人というのは、
上司、友達、パートナー、家族
などといった、ある程度近しい存在の人達が当てはまってしまうからです。
本来であれば、信頼関係や優しさで結ばれていないといけないはず。
なのに、どうしていつも攻撃してくるのか・・・?
私達は相手のことを近しい存在だと思っているのに、傷ついている自分が存在している。
そう、これをどうにか相手に理解して欲しいと訴えるのです。
・・・残念ながら、もう諦めましょう。
相手にいつも攻撃されてしまっているのならば、
いくら相手に理解を求めていたとしても全てが手遅れ。
私達が陥ってるのは、理解する・しないの関係ではありません。
「俺達って攻撃ありきの関係だもんな!」という、あまりにもふざけた関係性が築かれてしまっているのです。
つまり彼らは、私達を理解できない訳ではありません。
「理解する必要はない。だってお前は有害な存在だから」
と思っているだけ。
なので、発想を変えなければなりません。
「どうしたら理解してくれるのか?」ではなく、「自分は相手にとってどういう存在か?」と。
③攻撃云々より、あくまでも平和を作るのが目的
「平和っていいよね!」、「愛って素晴らしいよね!」と私達は口ずさむことがあります。
そんな人たちは果たして、平和に過ごせてないのに愛なんて生まれるワケがないということを踏まえて発言しているのでしょうか?
これが分かっていないと、
いつまで経っても、攻撃する・しないという人間関係が築かれたまま。
例えば、
いつもパートナーに攻撃されているのに、「それでも愛しているし、愛されたい」
いつも上司に攻撃されているのに、「それでも尊敬しているし、認められたい」
・・・こんなのどこからどうみても異常でしょう?
しかし残念なことに、いつも攻撃されてしまっていると、こうした心理に陥りがちなのが私達です。
そしてこれが長く続いてしまうと、心身が壊れるのは時間の問題です。
ですので、
愛はひとまずどこかに置いておきましょう。
それを回収するのは、平和になってからでも遅くはないはずです。
世の中には、最初から平和と愛を両立させている理想の人間関係を築けている人が沢山います。
誰だってそういう関係を築きたいし、築こうとしてきたはず・・・。
でも愛を優先してしまったが故に、今の現状に繋がっているのは紛れも無い事実。
心の安全の為に・・・平和に生きるためには、立ち上がるしか道は残されていません。
④闇のオーラをまとう覚悟を決める
繰り返しになりますが、
相手から「弱くて有害な存在」だと思われると、それが「攻撃してもいい人」に変わります。
その攻撃をやめさせる為に、相手に映っている自分のイメージを変える必要があるのですが、イメージは急激に変化させようなどと思わないでください。
可能な限り、徐々にゆっくりと変化させるのがとても重要です。
例えば、
自分が普段から愛想よく接していない相手がいたとしましょう。
もちろん話すときはいつも険悪ムードのはずです。
そんな関係が続いているある日、急に相手から無視され始めたらどう思いますか?
お互いに無愛想という攻撃をいつも相手に繰り出してきているワケですが、相手の対応が急に無愛想から無視に変化したのを見ると、まるで反撃の狼煙が上がったかのように思えるはずです。
「いつもは反撃してこないヤツが反撃してきた!」
「自分は悪くないのに!無視するとはどういうことだ!」
・・・こうして私達は自分を被害者に仕立て上げます。
これが、攻撃を強める格好の理由となってしまうことを忘れてはなりません。
皆さんの中にはもう既に、「相手との関係は最悪だよ(笑)」とか「相手に抱いているこの憎悪で人が死ぬかもしれないぞ・・・」という最悪の状況まで来ている人も居られるかもしれません。
だけど先ほどお伝えした通り、
私達は相手と闘いたいワケでも、打ち負かしたいワケでもありません。
ただ平和に過ごしたいだけなんや・・・
ココがポイント
もしもあなたがこれから、本当に平和に過ごしていきたいのであれば、相手に対する感情のほとんどを捨てなければなりません。
その為には、良い人をやめて悪人となり、無感情で相手に接しながら平和を作っていく必要があるのです。