「今日は朝から会議があって・・・」
「あの仕事終わらせないと、上司がうるせえ」
などと、「あれもこれもやらないと」が口癖になってたりしないですか?
正直、毎日が何かをすることで埋め尽くされてますよね。
一体何が楽しくて毎日を過ごせばいいのだろう。
だってそうじゃない?
心の中では過去や未来についての想いが行ったり来たりしてるし、
変な妄想や、過去の失敗に対してクヨクヨして時間を無駄にしてるし、
やりたいことなんてそう簡単に見つからないし・・・。
「自分は一体何がしたいんだろう?」
って思い悩んじゃいますよね。
・・・だけど大丈夫、悲観することはない。
思い悩む時間を減らしたいなら・・・
『良い/悪い』の評価をしなければいい
・・・は?ですよね。
その意味と方法をこれからご紹介します。
どうぞ読み進めてくださいまし。
もくじ
思い悩んでしまう理由とは?
まずは考えてみていただきたい。
注意力って大事にしていますか?
どんな人でも注意力は必要で、1日の中で使える注意力は人によってさまざま。
注意力は、
偏見なく中立した状況で物事を見ようとしないとぐんぐん減っていきます。
そうならないためにも、
物事に対して、無意識に評価を下していることに気付く必要があります。
『レッテル』とは?
わたしに優しくしてくれる人、
わたしに価値のあることを教えてくれる人、
わたしにとって都合の良い人
すなわち、「良い人」に分類される
不快な発言をしてくるヤツ、
価値観が合わない変なヤツ、
「なんかコイツ気に入らねえなぁ」
すなわち、「悪いヤツ」に分類される
うーん?
「レッテル貼って何が悪いの?」
などと考えたかもしれません。
しかし、ここで問題となるのは、
良くも悪くも無い、「並」の場合は、その存在を無視してしまっているところですよ。
注意
極端な話、
好きだから、そこに注意を向ける
嫌いだから、そこに注意を向ける
それ以外は見向きもしない・・・。
これって、ただの「好き嫌い」じゃないの?
「好き嫌いなんて人の勝手だろ」とか思いましたか?
でも、限りある注意力を、好き嫌いの分類のために使うってどうなんでしょ?
「じゃあ、好きなことだけ目を向けてりゃいいのか?」
いいえ、これも違うと思うのですよ。
好きなものだけに集中することは悪いことではないけどさ・・・
でもほら、
自分にとって都合の悪いものを無視するのにも注意力が必要なんですよ。
そう考えると、
「普通」ってサイコーだと思わない?そう思うよね?
評価ばかりしている自分に気付く
「自分のことはちゃんと理解しているし、やりたいことをやって楽しく生きてる」
そう考えている人ほど、「好き/嫌い」や思い込みによって行動している可能性が高いです。
特に、
「自分に向いてるものや、得意なものとは?」
「子供の頃って何が好きだったっけ?」
「どういうときにストレスを感じる?」
こういう問いに答えられたとしても、いざという時に思い出せなかったら意味ないんですよね。
機械的な反応をしながら日々を過ごしてしまっているので、思い出せないのも当然の話ではあるけど。
せっかく楽しいことをやるんだったら、
「やっべwww、これやっぱりチョー楽しいwww」
と、ゲラゲラ笑いながらやりたいと思わない?
そ・こ・で!
そういう人にやってもらいたいのが瞑想です!
大事なことを定期的に思い出したいときの手助けをしてくれます。
瞑想の基本
朝起きたら、わたしは瞑想をしています。
瞑想はいいぞ~。みんなもやろうよ!
・・・しかし現実は厳しく、これが理解されない。
周りに瞑想の話をすると、
「瞑想なんて意味ないだろ」って言われます。
うーん。率直な感想で気持ちがいいねぇ。
とはいえ、その気持ちはすごく分かりますよ。
なぜなら、瞑想をざっくり説明すると、
何もしていないリラックス状態で、何分間もただひたすら呼吸に集中するだけだし。
いやいや・・・
「瞑想なんて意味ないだろ(2回目)」
まぁ落ち着いてください。
瞑想というワードを聞いて、
「瞑想なんて意味がない」と真っ先に考えるような人は、
瞑想を『誤解』している可能性があると思っています。
何年もやっているわたしだからこそ断言できるのです。
では、その『誤解』とはなんなのか?
瞑想をやってごちゃごちゃ言う人は、以下の3つのどれかの気持ちで臨んだと思うのです。
①~③はどれも、"何か"を期待しながら臨んでいます。
しかし、瞑想を偉そうに提案してから言うのもアレだけど・・・
瞑想に効果を期待しちゃダメ
効果がなかったときに、「ほら意味ないじゃん」と失望感を覚えるから。
すると、瞑想をすることに虚しさを感じてイヤになるんだよね。
ポイント
瞑想とは、努力せずに受けいれるような態度で臨むもの。
「瞑想をして変化を起こそう」じゃなくて、「あ、瞑想でもやろう」です。
実際にやるとどんな感じ?
何もしない状態(瞑想)を体験すると、
そわそわして落ち着かなかったり、瞑想に対する評価ばかりしていることに気付くでしょう。
「意味があるのかな?」
「瞑想は退屈」
「アレをやらないといけないのに」
瞑想に限らず、あるものに対して評価をしてしまうのは仕方ないこと。
だけど、それにいつまでも囚われ続けるのは良くない
そんな大切なことを必要な場面で思い出せるようになる
これこそがわたしが瞑想を推奨する理由なんです。
とはいえ、
今まで常に何かをしていた人が、急に何もせずに、"ただそこに存在する"のはかなり難しいと思います。
しかし、
常に何かをしている状態に慣れてしまっていると、注意力を取り戻し、本来の自分を再認識することができません。
「やりたいことがない」「楽しいことがない」と言っている人が、まさにそうです。
常日頃から「あれをやる」「これをやる」が多すぎて追い込まれていたり、
物事を「好きか嫌いか」で判断することに無意識に注意力を使っていたり。
こんなことばかりしていては、やりたいことどうこうの話じゃないんだよね。
それを「たかが呼吸」で思い知りましょう。
瞑想を続けた先に待っているもの
瞑想の目的をおさらいしましょう。
まぁざっくり説明すると・・・
過去のことをいつまでも振り返ったり、理想の未来を考えてニマニマして気持ち悪くなることを減らすのが目的。
「今」の状況を把握する癖を瞑想で身につけます。
が、完全に無くすことは無理。ごめんなさい。
たとえば怒ったときの状況を把握するとどうなるか?
まずイラっとしますよね。
次にイラっとした理由を探します。
わたしが思うに、「何かを脅かされた」「心に余裕がないから」「睡眠不足」のどれかが該当するはずです。
ある程度自分がイラっとした理由が分かったら、あとは好きにすればいい
怒りをぶつけてもいいし、堪えても良い。
「イラっとしたから怒った」
そうならないようにするのがポイント。
イライラした→怒る を繰り返していると、怒っている理由が分からなくなります。
怒っている理由が分からなくなるのはやべえです
「いや、怒ってねえよ。これが普通だから」と返ってくる。
・・・バーカww
ポイント
ストレスが溜まっているから怒ってしまった
遅刻して誰かを待たせているときは口が悪くなる
などというのを無意識にやると余計にムカつき、自分の価値も下がります。
意識してストレスを感じましょ。
意識して自分の身体を労わりましょ。
何もしない状態でいるための時間を確保しましょ。
見方を変えて物事の解釈を良いものにする
ここで表現している"見方"とは、視野のこと。
当たり前だけど、
視野が広くなれば新しい見方が増え、今まで見えていたものが違って見えることがある。
同じ出来事でも、それが違って見えてしまえば受け止め方が変わりますよね。
「でもオレ、昔から視野が狭いから・・・」
そんなキミでも大丈夫!
視野を広く、全体を見る能力は瞑想で鍛えることができるっ!
自分に都合の良いやり方でいいじゃん
「痩せたい」
「温厚な人になりたい」
「稼ぎたい」
「幸せに人生を歩みたい」
まぁこんな感じで、
「○○になりたい」と意識して考えることは多いよね。
しかし、
決めたことが結局やれず、そのまま終わってしまうことはもっと多い。
そういうパターンに陥る原因って、
視野が狭すぎて自分に適したやり方でやっていないからだと思うのです。
例えば、
学生のときに勉強ができたからと言って、社会人になっての資格勉強がスムーズにいくとは限らない。
こういうときは、「自分は頭が悪い」という前提で勉強の計画を立てていくべき。
「前はできたから」ではなく、「今はどうだろう?」という視点に切り替えられるかがカギ。
この視点の切り替えを助けてくれるのが、まさに瞑想。
ポイント
瞑想を通して、全体を見ることを意識しようとする能力を鍛えていきましょう。
見方がどんどん変わっていきます。
つまり、解釈に変化が起こるんです!
まとめ
何もしないことの重要性が少しは分かって頂けたかな?
繰り返しになるけど、
瞑想とは、何もしないことですよ。
瞑想に興味が涌いた人は、これを忘れないようにしよう。
瞑想をしていくと、評価ばかりしていることに気付くこと間違いなし。
「好き・嫌い」を減らして普通を愛し、「ストレス」を抱えないようにしましょう。
ここがとても重要なんだよね
・・・ところで。
そもそも「ストレス」とはどういうものがあるのか考えたことはありますか?
当ブログでは、
「時間ストレス」
「対人ストレス」
「仕事ストレス」
以上の3つに分けています。
ストレスを抱えていない人は100%居ないので、一読してね!
では下のリンクからどうぞ。