本記事の内容
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1理不尽な相手とは距離を置こう
同じ空間にいるから攻撃されることを再認識しよう
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2『攻撃されにくい雰囲気』に必要な5つのまとめ
理不尽な攻撃をされてしまう理由
平和を築くのに必要な『悪人の心』
感情表現に気をつけよう
相手からの攻撃が緩んでも油断しない
1人の人間として生きよう!
もくじ
理不尽な相手とはなるべく距離を置く
悪人の心で相手に無関心になり、感情を持つことを控え言葉を減らしたら・・・。
最後は、相手と距離を取っていく重要性を学んでいきましょう。
理不尽な攻撃者が職場の人やパートナーの場合・・・。
「我慢して一緒に過ごさなきゃいけない」と特に思ってしまいがちだと思います。
しかし、自分が攻撃されてしまうのは、相手と同じ時間、相手と同じ空間に居るからこそ。
ならば、「目の前からなるべく居なくなろう」と考えることはとても重要なんですよね。
可能な限り相手との接点を減らして、「同じ空間に居ると攻撃してくる」という当たり前な物理的条件を無くすことを始めましょう。
「いやいや。嫌でもあの人と一緒に何かしなくちゃいけないから困ってるんだけど」などと思われるかもしれません。
だけど日常を振り返ってみてください。
必要以上に接点を持っていたところは、本当にもう無いのでしょうか?
相手が変わってくれると期待して、無理に接点をもってしまっている所がないか、今一度確認してみてください。
ここで言う、接点を減らすというのは、素早く相手の視界に入り素早く出ることを指します。
相手の視界に自分が入る機会を減らすように意識するのです。
そんなシンプルなきっかけを増やすことにより、相手が自分を攻撃する頻度を減らすことができるでしょう。
とはいえ、相手と何かしら関わらなければならない瞬間はそれでも訪れます。
その際に思い出して頂きたいのは、自分の反応や感情が相手に伝わらなければ、相手にとって都合の良い攻撃の理由が減るということです。
なので、「距離を置こう」と決意したら、「余計な情報をなるべく与えない」ことを心掛けましょう。
攻撃というのは、会話の中の情報から生まれていることが非常に多いんです。
知っておこう
「上司だから」
「夫婦だから」
「友達だから」
・・・といって、何でもかんでも情報共有する必要はどこにもありません。
平和を作るため、やれることはとことん実行していきましょう。
『攻撃されにくい雰囲気』のまとめ
理不尽な攻撃から身を守るために必要なものは5つありました。
悪人の心
相手の存在の無関心
感情を減らす
最低限の会話
接点を減らす
では最後に、まとめていきたいと思います。
理不尽な攻撃をされてしまう理由
「自分=攻撃してもいい人だ」と相手の中で固定されてしまっていると、間違いなく攻撃を受けます。
「話せば分かる」は、その相手には通用しません
むしろ歩み寄ったりする行為自体が、「やっぱりこの人は有害なんだ」と相手に確信をもたせてしまうのです。
注意
従来の関わり方は、「こいつは攻撃しても怖くない」や、「こいつは俺にとって害を及ぼす人だ」などと思われるやり方だと自覚するべきです。
相手に近づいて解決できる問題ではありません。
「この問題は、相手から離れることに力を注いでこそ解決できる」と考えを改めましょう。
平和を築く上で必要なのが、『悪人の心』
どうして悪人の心で接していかなければならないのか?
それは、平和をつくっていく為です。
攻撃されながら生じるであろう、「相手に好かれたい」という感情は、間違いなく平和を築いていく上での妨げとなるのです。
それでも、相手への憎悪や敵意を感じてしまうことは避けられません。
だけど、私達がやりたいのは喧嘩じゃない。
悪人の心の注意点
相手に対する恨みの気持ちによって自分を見失い、相手に一矢報いることを目的としてはいけない!
理不尽な相手に対する感情表現に注意
ここで言う感情表現とは、自分の限界を見せることです。
つまり、
号泣したり、
大爆笑したり、
怒ったり・・・
というような、「私は○○されたらこういう感情表現をします」というメッセージを送らないようにするのです。
理不尽な攻撃を繰り出してくる相手の目的は、「自分の攻撃がアイツにどんな影響を及ぼすのか見たい」だけ。
それに対抗するには、相手の存在に冷める必要があります。
ただ最初のうちは、相手の激しい罵倒に反応したり感情的になってしまうかもしれない。でも、どうしても我慢できなかったのなら、思う存分怒っても構わないと思うんです。
何故なら、大切なのは怒った後だからです。
キレてしまった場合は、逆にすぐにキレる前の状態に戻るべきではありません。
「すぐに元に戻る=あの攻撃は平気そうだから習慣化させよう」と侮られてしまうから。
こちらがいつまでもキレた余韻を残すのもまずいですが、それを見て有害性を増されても困ります。
せめてキレた後の1日~2日は、余韻を残している態度をとりましょう。
その間は相手から話しかけられるまではそれを続けます。
そして話しかけられたら、いつも通り冷めた目で対応します。
ポイント
傷ついた雰囲気を出すのではなく、許していないという雰囲気を出すのがポイントです。
当然ですが、相手を追い詰めすぎたら、逆ギレされるので気をつけましょうね
相手からの攻撃が緩んだからといって歩み寄るのは危険
かといって、
「悪いと思っているのなら許してあげよう」「ちょっとやりすぎた」などとは決して思わないことです。
それこそが相手の狙いですから。
相手には「ひどいことを言ったから少し気まずくなったけど、話しかけてやれば元に戻るだろう」という目論見があることが多いので、決して油断はしないようにしましょう!
よく、仲直りした後に謎の友情みたいなのが生まれますよね。
しかし攻撃してきた相手には、そんな特別扱いをしてあげるのは避けます。
例えば、
「パートナーからの攻撃が止んだから、イチャイチャ愛の溢れる関係になれる」
「上司からの攻撃が止んだから、信頼感溢れる関係になれる」
など、そんな期待をもつのは冗談でもやめましょう。
ココを忘れない!
「自分が機嫌を直してあげれば、アイツも機嫌を直すだろう」などと考えている、相手の予想を覆すことを忘れないでください。
相手と適度な距離感を保つあなたがやるのは、相手と仲良くすることではありません。
自分の人生を生きることです。
相手に依存せず、一人の人間として生きよう
攻撃のターゲットとして選ばれてしまう人で多いのは、1つの環境や人間に依存する傾向が強い人とされています。
即ち、居場所や、心の拠り所となる人が少ないときです。
つまり、「攻撃されているけど、別にこのままでもいいかな・・・」と感じている人は、その人が離れていくのが寂しいと思っている可能性が高いんです。
自分の心は傷ついているのに、それでも心のどこかで相手が拠り所になってしまっている・・・。
このように相手に依存していては、相手の支配から抜け出すことは不可能です。
「特にやりたいことがない・・・」と思っている人ほど、相手からの攻撃に対して無頓着になりがちです。
何故なら、
攻撃を受け続けていれば、「相手からの攻撃を止めなくちゃ!」というのをずっと考えていられて楽だからです。
ですので、中々相手からの支配に抜け出せない人は思考を変えて、もっと別の拠り所を見つけた方が早いのかもしれません。
一度生きがいが生まれると、相手からの攻撃が本当煩わしく感じるんです。
まぁしかし、
相手が特に支配欲が強い輩だと、私達が目の届かない所に行くのを極度に恐れるので、接点を減らそうとすればするほど逆に接点が増えてしまうことも。
例えば、
上司に「こういう道に進みたいから退社します」と言えば、
「会社の何が不満なんだ!」
パートナーに「パートを始めたい」などと伝えると、
「家を疎かにするとは何事だ!」
・・・このように、
私達が他に居場所を作ろうとすることを積極的に邪魔してきます。
いつからか相手も私達を攻撃するのが生きがいとなってしまって、一人ぼっちになるのを恐れてしまっているのでしょう。
本記事のまとめ
- 「憎き相手にギャフンと言わせてやるぜ!」という気持ちが芽生えた時は要注意です。ギャフンといわせようとすると、ギャフンといわされるんです。
- いいですか?平和を作るために動くんですよ。